MAZDA公式ブログ
2015.7.30
新型ロードスター開発主査 山本修弘が42年ぶりに母校・高知工業高校を訪問しました。

7月16日、新型ロードスター開発主査の山本修弘が42年ぶりに母校の高知工業高校を訪問し、約700名の生徒や卒業生の皆さんを前に講演会を行ないました。

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「おはようございます!マツダでロードスターの開発主査をしてます山本です。
みんな元気にしちょるかい?42年ぶりにこの高知工業高校に帰ってきました。この体育館に入ってきて思い出しました、校歌!さあ、一緒に歌おう!!」

こうして始まった講演のテーマは「夢なきもの歓びなし」。
未来を担う10代の生徒たちに、山本が語った夢とは?

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子どものとき、初めてオートバイに乗せてもらったときの感動が夢の原点

高知県土佐清水市で生まれ育った山本。小学校に上がる前のころ、親戚のお兄さんに頼み込んでオートバイの後ろに乗せてもらったエピソードを披露しました。
「そのとき頬に感じた風、全身を伝う風の感触、眠れないほどの胸の高鳴りが僕の夢の原点。そのときの風がオープンカー、ロードスター開発という使命につないでくれた気がします。」

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心に留まるような出会いを大切に。

中学2年のとき、新聞でファミリアロータリークーペをみてロータリーエンジンの存在を知った山本。衝撃を受け、当時の東洋工業(現:マツダ)に頼んで「ロータリーエンジンの知識」という本を送ってもらいそのとりこに。以来ロータリーエンジンに憧れ、東洋工業に入りたいと強く思うようになりました。

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「皆さんにも、ある日突然心に留まるような、忘れられないような出会いがきっとあるはず。それを大切にしてほしいんです。」と語りました。

夢をもって言葉にする。伝えることの大切さ。

高知工業高校ではサッカーに熱中。その間もロータリーエンジンに憧れ続けた山本は、「どうしても東洋工業に入ってクルマの開発に携わりたい」と、推薦枠での入社を果たします。さらに、高校の同窓会誌に「ロータリーエンジン研究部に入りたい」と書いた山本。その一文が東洋工業同部の先輩の眼にとまったことをきっかけに、念願のロータリーエンジン研究部に配属に。
「人と人とのつながりに感謝しています。夢は、言葉にして伝えることが大切と思います。」

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若いうちの苦労はお金を払ってでも

「若いうちは失敗してもいい。成長するきっかけになるし経験になる。僕も東洋工業でレースに関わる仕事がしたくてしたくて。認めてもらうために自腹で2年間、富士スピードウェイに通いました。当時は広島から静岡まで片道10時間、それも年5回(笑)」
笑顔いっぱいに、語りかける山本に、会場の生徒さんたちの眼は輝きを増していきました。

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(写真:講演で山本が紹介したスライドの一部)

工房で作品を造ろう!~工場と開発の共創で生み出される新型ロードスター

講演では、山本が開発主査を務める新型ロードスターのエピソードも披露。
開発当時、出来たばかりの試作モデルをいち早く広島本社工場組立ラインの職長たちに見せるという、かつてない取り組みを行ったとか。山本主査自ら、こう呼びかけました。
「工場ではなく皆さんの工房から、一緒に新しい”作品”を造ろう!」

新型ロードスターの共創を通じて、仲間と共に夢を実現し、人の役にたつ歓びを生徒たちに伝えたかったのです。

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(写真:新型ロードスター開発当時、職長たちに試作モデルを披露したときの様子。皆食い入るように見つめ、チーフデザイナーの説明に聞き入っています。)

夢なきもの歓びなし

山本が、職場の先輩からよく聞かされたという言葉。
「夢なき者、理想なし。理想なき者、計画なし。
計画なき者、実行なし。実行なき者、成果なし。成果なき者、歓びなし。」

小さな夢をみつけ、はぐくみ、仲間と一緒に大きく育てて未来を開いてほしいとメッセージを贈り、講演をしめくくりました。

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新型ロードスターに、生徒さんたち大歓声!

校内には、新型ロードスターを3台展示(協力:西四国マツダ)。講演後、生徒さんたちは、自由に乗り込んだり、さわったり。「せまいけど、むしろ落ち着く感じがします」や「デザインがかっこいい!」など大好評。「雨が降ったらどうするんですか?」の質問に、山本先輩が優しく幌の開閉を教える場面も。そして、エンジンをかけると、皆大歓声!

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そんな山本先輩の印象は?
「現場に行って自分のつくったエンジンの性能を確かめに行くなど行動的なところがすごいと思いました」と機械科3年生の田野周之介さん。「将来の夢は造型師」という総合デザイン科3年生の山﨑恵舟さんは、「山本さんのお話でクルマの奥深さに驚き、興味がわきました。ロードスターの赤のボディ、迫力すごいです。今まで見たクルマと全然違いますね!」と語ってくれました。

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また、機械科1年生の島﨑賀子さん(写真左)は「ロードスターかっこいい!整備士になりたいと思っていますが、クルマについてもっと知りたくなりました。」と目を輝かせていました。

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横畑校長「技術は、人の幸せのために。新型ロードスターはそんなクルマだと思います。」

創立103年を迎える高知工業高校。横畑校長は「生徒たちには、山本さんのように小さな夢をもちひとつひとつ達成していく大切さを感じてもらいたい。技術は本来人の幸せのためのもの。技術者は人の感性に響き、使う相手のことを想いながら設計する。新型ロードスターはそうやってつくられたクルマだと思います。」と語ってくださいました。

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(左:横畑校長 右:「工業富国基(こうぎょうふこくもとい)」創設者竹内明太郎氏直筆の書。)

そこには”夢”がありました。

そして山本は、振り返ります。

「このような企画を実現してくださった高知工業高校の先生に心より感謝申し上げます。42年ぶりの母校、グラウンドは当時のまま、講堂に掲げてある校歌も覚えていました。機械科の実習室の旋盤も当時のものがそのままありました。私の話を聞いてくださった生徒さんの輝いてる目を見て感じました。「“夢”あるね!」

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高知工業高校の皆さん、ありがとうございました!

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これからも、マツダは皆さんお一人おひとりの挑戦と夢の実現を心から応援しています。

講演の中で山本がご紹介した、新型マツダロードスターローンチビデオはこちらです。
是非ご覧くださいね。

カテゴリー:イベント