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2015.8.25
マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」って、何?!第4回「SKYACTIV-CHASSIS」編

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走る楽しさと優れた環境・安全性能を極限までハイレベルで両立することを目指し、たどり着いた「SKYACTIV技術」の結晶を紹介していく本シリーズ。

4回目のテーマは、SKYACTIV-CHASSIS(スカイアクティブシャシー)。気持ちのよい走りや快適な乗り心地を車体の底で支えるのがシャシーですが、SKYACTIV-CHASSISはそうした性能を高いレベルで両立しながら、シャシー全体で従来比14%※の軽量化を達成した優れもの!!

 

お伝えしたい事が山ほどあるテーマですが、今回はテクニカルな話は最小限に、マツダのシャシーがドライバーや同乗者にどんなメリットをもたらすのかという点に絞って絞って解説!たった3分で理解できちゃうかも!?

「シャシー」という単語を初めて聞いた方でも全然OK!これだけ読めば明日からドヤ顔で語れちゃうかもしれません。

※CDカー(アテンザ、Mazda6クラス)の数値

 

シャシーはクルマの足腰

冒頭に載せているシャシーの写真。実車にあてはめるとこうなります↓要は足回り部分。

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シャシーの役割をシンプルにいえば、「走る、曲がる、止まる」をコントロールするサスペンションとステアリングです。路面の影響を直に受けるため、車体の安定感や快適な乗り心地、気持ちよく爽快な走行性能に大きく関与する重要なパーツです。

サッカー選手などをイメージするならば、トップスピードでもバランスを崩さない「体幹」(たとえるならSKYACTIV-BODY)に支えられた強靭な足腰がSKYACTIV-CHASSISと言えるでしょうか。優れたサッカー選手の強みのひとつがしっかりとした体幹や強靱な足腰であるように、同じくマツダの大きな強みになっているのです。

では今回の本題である「シャシーが具体的にどんなメリットをもたらしてくれるのか」について紹介していきます。 

「お、この人運転上手いな」と思われるメリットもあるかもしれませんね。

 

イメージ通りのハンドリング

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運転する時はみなさん、足ではアクセルとブレーキ(MT車ではクラッチも)、手腕ではハンドルをフルに使ってクルマを操っていますよね。SKYACTIV-CHASSISでは、このハンドルのフィーリングをまさしく「人馬一体」、クルマとの一体感が感じられるように開発しました。低速から高速まであらゆるシーンでクルマとひとつになった感覚になれます。

例えば街中で交差点を曲がる際、曲がった後にタイヤが自然と元の向きにに戻ろうとする感覚を覚えていると思います。このときのハンドルが戻るスピードと手応え。実はこれもSKYACTIV-CHASSISが適切にコントロールしているんです!

曲がり終わってから直進状態に移るときのクルマの姿勢変化をスムーズにすることで、イメージ通りの運転をしやすくし、クルマとの一体感を創出。カーブでのふらつきが最小限のため、同乗者も気持ちよく乗っていられます。

 また、ステアリングの反応を街中や駐車場を走るくらいのスピードのときにはクイックにしています。簡単に言うと、ステアリングの操作量が減り、街中ではキビキビ、駐車場ではラクラクといったイメージです。 

 

長距離でも疲れない走り

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SKYACTIV-CHASSISでは、後輪のグリップ力を増して高速域でのクルマの動きを安定化させるよう、後部サスペンションのレイアウトを最適化しました。その最適化のポイントの一つは、サスペンションの取り付け位置!

下の図のように、トレーリングアームの取り付け位置を、従来より高い位置でつなげるレイアウトにしています!

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・・・たったそれだけで何か変わるの!?と不思議に思いますよね。

 

キャリーバッグを引っ張っているときのことを思い出してみてください。持つ位置が高い方が、ショックが少なく段差を乗り越えやすいということを経験から感じていて、無意識のうちにそのように持っている方も多いかも知れません。

実はこれ、クルマでも同じなんです!

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高速でも乗り心地を犠牲にすることがないので、家族で長距離移動するときも疲れが少なく、景色を楽しんだりする余裕が生まれます。

ついついみんなで遠出をしたくなるほど、ドライブが楽しくなります。

 

安心の走行性能

SKYACTIV-CHASSISによって、街中の低中速のスピードでも思い通りの走りが可能ということは先ほどお話ししました。

従来のシャシーでは、街中で機敏なハンドリングだと思っても高速道路ではフラフラ。一方で高速道路ではしっかりと安定した走りだと思っても、交差点を曲がる時や駐車する時はステアリングが重たくて大変!というように、低速と高速のハンドリング性能を両立するのは難しいことでした。そこをブレークスルーして、街中で感じたクルマへの安心感はそのままに、今度は高速道路に乗っても意のままにクルマを操ることができるのがSKYACTIV-CHASSISです!高速道路でのカーブはもちろん、車線変更の時でもドライバーの思ったとおりに安心して走ることができますね!

 

そして実は、ブレーキ時にも効果を発揮しているんです!

SKYACTIV-CHASSISは常にタイヤがしっかりと路面をグリップするように動いているため、ブレーキをかけたときに車体後方が持ち上がりにくく、安定した姿勢で減速することができ、制動距離の短縮にも貢献しています。

強くブレーキをかけたときも、前につんのめる感覚が少なく、同乗者に与える安心感も大きいです。

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まとめ

今回のポイントは以下の通り!

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いかがでしたでしょうか。ドライバーだけでなく同乗者にも感じてもらえる特徴。
すでにSKYACTIV-CHASSISを搭載したマツダ車に乗っていただいている方は、次に乗るときにこのブログの内容を意識しながら運転してみてくださいね。きっと、「このことかな!?」と気づいていただけるタイミングがあると思います!

乗ったことがないという方も、気になる方はぜひ試乗で体感してみてくださいね。

 

3分程度の解説じゃ足りん!!!もっと詳しく、テクニカルなことを知りたい!という方は、ぜひオフィシャルサイトをご覧くださいね。実はもっともっと沢山お話すべきことがあるのです。

▲マツダオフィシャルサイト内「SKYACTIV-CHASSIS」
http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/skyactiv/skyactiv-chassis/

次回はシャシー性能と深く関わる「SKYACTIV-BODY」についてご紹介します。ご期待ください。

 

ブログ連載企画:マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」って、何?!

▲第1回ビジョン編
http://blog.mazda.com/archive/20141205_01.html

▲第2回「SKYACTIV-G」編
http://blog.mazda.com/archive/20150629_01.html

▲第3回「SKYACTIV-D」編;
http://blog.mazda.com/archive/20150713_01.html

カテゴリー:クルマ