MAZDA BLOG
2015.10.15

初めてクルマを買うときに大切にしたい5つのコト

「クルマ選びって何を基準に決めればいいの?」

「絶対に失敗したくないんだけど・・・」「どんなクルマが私に合っていると思う?」

自動車メーカーで働いていると、よくこんな相談をいただきます。

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このブログを読んでくださっているクルマ歴の長いみなさんも、初めてクルマを買うときはさすがに緊張したり迷ったりしたのでは?

そこで今回は、初めてクルマを買うときのお悩みを解消する心構えや考え方をまとめてみました。最初の一台って、その後のクルマ人生を大きく左右しかねない大事な一台ですね。

これからクルマを選ぼうと考えている方は「へぇ、なるほど」と、ベテランドライバーの方は「あぁ、あるある」と感じていただければと思います。ではいってみましょう!!!

 

1.心構えポイント:「欲しい」なら大胆に、「必要」なら繊細に

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あなたはクルマが「欲しい」のか、それとも「必要」なのか、どちらでしょうか?

「え、どっちも一緒じゃん」と思ったあなた、実はそうでもないのです。

「憧れのあのクルマに乗るために頑張ってきた」という方=「欲しい」方と、「就職先がクルマ通勤」「子どもが生まれて家族で出掛ける機会が増えそう」といったライフステージの変容によってクルマが「必要」になった方とでは、求められる心構えが違います。

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まず「欲しい」あなたは大胆さも大切に

もしクルマ選びに悩んだとしても自分の直感を大事にして欲しいなと思います。

世の中には素敵なクルマがたくさん。クルマ愛が強いゆえに目移りしてしまうこともあるでしょう。でもきっと、見た瞬間、乗った瞬間に運命を感じることがあるかもしれません。

マツダでも特にロードスターで目指すのは、「ひと目で心が躍る。座るだけで笑みがこぼれる。そして、時とともにかけがえのない存在へ。誰もが一瞬で心ときめく、かたち。」。それを感じていただき、「直感で決めた」との嬉しいコメントもたくさんいただいております。

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一方、クルマが「必要」なら、繊細さも大切です。

クルマは「家」の次に人生を考える買い物かもしれません。たとえば、SUVの「CX-5」とハッチバックの「アクセラスポーツ」。モデルによっては同じくらいの価格帯で比較することもできる二つの車種ですが、今後の家族計画やライフスタイルを考えると、おのずとどちらが必要なのか見えてくるかもしれません。

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このようにクルマの必要性を感じたなら、これを機に今後の生き方、働き方、目標、家族計画を具体的に想像してみるのもひとつです。そうすることで、大きさや価格帯といった実用面はもちろん、デザインや乗り心地といった感覚的な要素まで、あなたにとって本当に必要なクルマが見えてくるかもしれませんよ。

さて、心構えさえクリアになれば、いざクルマ選びです!

 

2.迷いポイント:色の個性を見極めよう

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まず迷うのが「色」。好みがハッキリしていれば別ですが、どっちもいいなぁなんてことはよくある話。

そこで参考までにクルマにおける主要5色の特徴を簡単に整理してみました。

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(図:写真はCX-3のラインナップより。上からクリスタルホワイトパールマイカ、ジェットブラックマイカ、セラミックメタリック、ソウルレッドプレミアムメタリック、ダイナミックブルーマイカ)

クルマサイズやデザインで、印象は変わりますよね。

たとえばデミオとロードスターの販売台数の割合からみた人気ランキングを比較してみると・・・

デミオは、1位が魂動デザインを表現した「ソウルレッドプレミアムメタリック」(20.8%)。続いて、「スノーフレイクホワイトパール」(19.5%)が僅差で2位。3位が「アルミニウムメタリック」(11.3%)となっています。

一方、新型ロードスターでは、1位は同じく「ソウルレッドプレミアムメタリック」(35.8%)。2位は「セラミックメタリック」(21.1%)と、その2色で50%を越える結果に。3位にランクインしたのが「クリスタルホワイトパールマイカ」(13.1%)でした。

※2015年6月~9月の合計販売台数にもとづき算出

一番人気はやはり両者ともに「ソウルレッド」!!「ソウルレッド」へのこだわりについては、以前こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

▲【ソウルレッド】カラーデザイナーが語る『赤』へのこだわり
前編 https://blog.mazda.com/archive/20130516_01.html (マツダ公式ブログ)
後編 https://blog.mazda.com/archive/20130523_01.html (マツダ公式ブログ)

 

3.うっかりポイント:駐車場に相談しよう

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意外と初めての方が見落としがちなのが駐車場の問題。図面上の寸法と実際駐車してみるとでは、感覚が異なることも多々発生します。ご検討される際に試乗車を駐車スペースまで持っていくことが可能であれば、ぜひ実際のスペースで駐車を試してみるのも手かもしれません。

自宅はもちろん、会社やよく行く買い物先で駐車しにくい、入れにくいというのは大変なストレスになります。そのせいで新築の家の図面を変更した人もいるとかいないとか。。。

たとえばCX-3では、SUVながら一般的な立体駐車場にもおさまる設計に魅力を感じてくださるお客様も多いのですが、「走る」だけでなく「駐車する」ことも想定して選ぶことが大切ですね。

 

4.決定ポイント:「これでいいのだ!」を導くタテヨコ発想

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大きな買い物ゆえに、「よし、これにしよう!」と5分前に決めたはずがなんだかモヤモヤが晴れない。
そんなときに使えるのが「タテヨコ」を試乗してみるという発想です。

タテヨコのタテは、自分が買おうとしているクルマのひとつ上のサイズやグレードの車種に乗ってみること。「大きさはこれでいいのだ!」「価格帯もこれでいいのだ!」という納得感が生まれます。

ヨコは同クラスの別車種に乗ってみること。もちろん異なるメーカーの車種に試乗するのもありです。ここで得られるのも「デザインはこれでいいのだ!」という納得感。バカボンのパパのように、「これでいいのだ」という納得感が得られるまでしっかり見比べてくださいね。

たくさんのクルマを検討するものの、最終的に試乗したのは一つ、という方は結構多いようです。でも、ひとつでも他のクルマを試乗しておくと、納得感がだいぶ変わるという声も。

 

5.ディーラー選びポイント:なんだかんだで家の近くが吉(かも)

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最後はどこで買うのがいいのかというお話。

どこどこの販売店(ディーラー)がいいですよなど、良くも悪くも色んな情報を入手できてしまう時代だからか、ここで迷う方も少なくないかと思います。ただベテランドライバーさんに聞くと、なんだかんだいって長い目で見ると家の近くで買うのが便利な模様。

買ったお店が近くにあれば、代車をとりに行くのも楽ですし、車検も楽。なにより何かあったらすぐに相談にいけることが、初めてクルマを買う方にとって最大の安心ポイントではないでしょうか。

「近所のディーラーでいいのだ!」と考えるのもいいかもしれませんね。

なお、マツダの店舗では、お客さまに居心地の良さと温かみを感じていただけたらと、様々な取り組みをしています。クルマのデザイナーと一緒に造り込んだ店舗をこちらの記事でも紹介していますので、ご覧くださいね。

▲新世代店舗で磨かれたのは「おもてなしの心」。クルマのデザイナーも一緒に作りこんだ東海マツダ桑名店の魅力をご紹介!
https://blog.mazda.com/archive/20151015_01.html (マツダ公式ブログ)

 

いかがでしたでしょうか?みなさまの初めての一台が人生における素敵な出会いになることを願っています。

というわけで、ぜひ今週末は近所のマツダディーラーに足を運んでみて下さいね^^

▲販売店検索
http://www2.mazda.co.jp/purchase/dealer/ (マツダオフィシャルウェブサイト)

カテゴリー:クルマ