MAZDA公式ブログ
2016.4.8
雷が鳴り響くセブリング12時間レースは大荒れの展開に! ~日本人女性レーサー井原慶子選手も出場しました~

3月19日、アメリカ・フロリダ州のセブリング・レースウェイでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦セブリング12時間レースが開催されました。

マツダUSAの公式チーム「マツダ・モータースポーツ」から出場した、「マツダ・プロトタイプ2016」の2台が、全長6.02kmのセブリング・レースウェイを駆け抜けました^^

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このサーキットはローカル飛行場の休閑滑走路を活用して造られたレーシングコース。
そのため、路面が荒れているのが特徴のひとつ。あちこちに路面の継ぎ目があり、一部にはデコボコやうねりがあるため、走るレースカーの車体が跳ねやすく、硬い路面部分は常に滑りやすいという悪条件が重なっています。

この難コースを攻略するためには、扱いやすくミスが出にくい車両特性と、激しい動きにも耐えられる確かな信頼性・耐久性がレースカーに求められます!

そのため、マツダUSAチームは昨年秋からこのコースで幾度となくテスト走行を重ね、12時間レースの数倍の距離を走って耐久性を確認しているほど。

チーム本拠地がこのコースから遠くない場所にあることが、幸いでした^^

Sebring 2016

参戦した「マツダ・プロトタイプ2016」は、レース専用の「マツダMZ-2.0T型」排気量2リットルの直噴4気筒ガソリンターボエンジンを搭載したモデル。軽量・コンパクトながら、V8エンジンを搭載する有力マシンに引けを取りません。

ターボの応答遅れを小さくする最新のアンチラグシステムや、カーボンブレーキなどのハイテク機器を搭載した、レースにかけるチームの意気込みがひしひしと伝わるマシンです!

Sebring 2016Sebring 2016

そして今年のマツダUSAチームには、マツダUSAの育成プログラムを登ってきた有能な若手ドライバー達が並びました。

チーム最年少のトリスタンさん(20歳)は、なんと17歳の時からレギュラードライバーとして活躍しています。
現在はドライバーとしてだけでなく、運転中の携帯操作禁止キャンペーンを広めるため、アメリカ各地の学校や施設で講演会を行っているそうですよ^^

スペンサーさんは、昨年インディライツ選手権のチャンピオン。今年プロトタイプレースにステップアップしたほか、全米最大のレースイベントであるインディ500にも参戦している将来有望選手です。

そして、ベテランのジョナサンさんが若手の二人をサポートする構成で、55号車でレースに挑みます。

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(55号車で参戦した3人。左からスペンサーさん、トリスタンさん、ジョナサンさん)

70号車で参戦する3名はこちら。

ジョエルさんは、マツダUSAが2年前から展開している「STEM」(Science, Technology ,Engineering and Mass)の担当者。「STEM」は、高校生たちに、モータースポーツを通じて、科学、技術、エンジニアリングや数学への興味喚起を促すと同時に、マツダを知ってもらおうというプログラム。遠征先にある高校で特別授業を開催しています。

ベテランのエース、トムさんもこれまでのマツダのレースに多く貢献し、MX-5カップカーの開発も担当するマツダファミリーのリーダーの一人。

英国人のベンさんもマツダエンジン搭載車でのレース経験が長い人材です。

Sebring 2016

そして、グループの4人目として、日本人女性ドライバーの井原慶子さんが参加しました!
井原さんは、ドライバーとして最高格式の国際Aライセンスをもち、世界耐久選手権で表彰台に上ったこともある実力派。日本で「Mazda Women in Motorsport Project」のプロジェクトリーダーも務めています。

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(70号車で参戦した4人。左からジョエルさん、トムさん、井原さん、ベンさん)

今回、井原さんの経験も活かして、ニューマシンで戦っていただくと共に、井原さんご自身も過酷なこのレースにチャレンジし、自らを研鑽するという目標で、出場が実現しました^^

井原さんは事前にレーシングシミュレーター施設でみっちり練習、前日の短い実車練習走行でも、チーム内で遜色の無いタイムを叩き出しました。さすがです。

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(写真:井原慶子さん)

公式予選までは晴天でしたが、決勝レース当日は、曇り空の下でのスタート。

予選5位と7位からスタートしたマツダ・プロトタイプは順調に周回し、スタートから50分後には井原さんが70号車に乗り込み、力強く周回を重ねていきます。
しかし、雨が降り出したかと思うと、あっというまに瞬く間に雷鳴が轟くサンダーストーム状態に。そのためレースは中断、一時避難する事態になってしまいました。

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2時間半後にレースは再開、しかしその後もスピンやアクシデントで止まってしまう車両が続出。レースは荒れた展開に。

それでも2台のマツダ・プロトタイプはアクシデントに巻き込まれることもなく、ノートラブルで走りぬき、結果は総合6位と8位で完走を果たしました^^

井原さんからは、
「台風の大雨と落雷の中、時速250キロを出すのは、さすがに命がけだな、と思いました。目まぐるしく変わる天候の中、チームメイトと力を合わせて8位完走でき、感激もひとしおです。昨年は、「Mazda Women in Motorsport Project」を立ち上げることに専念してきましたので、今回の1年ぶりのレース復帰に向けて、丁寧に準備してきました。200キロを自転車で走破するトレーニングを日々続けるなど筋力を鍛えなおし、レースウイークには、日本から持ってきた、もち米やもみじ饅頭を食べてここ一番の時のスタミナをカバーしました!」とコメントをいただきました。

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そして、このレースを振り返りながら、
「暖かく私を迎え入れてくれたチームメイトやエンジニアと コミュニケーションをとり、不安を乗り越えて新エンジンでの初完走にバトンをつなげることができました。応援してくださった皆さんありがとうございました!」と笑顔で答えてくださいました^^

練習、予選等、与えられた短時間の中で結果を出す、またそのために一年のブランクを乗り越え、入念に準備をしてきたという井原さん。「飽くなき挑戦」を続けるプロ意識を感じます! マツダプロトタイプの入賞に貢献いただき、ありがとうございました!

Sebring 2016

マツダUSAは、マツダ車オーナーの方々や地域ディーラー招待し、屋上テラスからのレースを観戦や、マツダ・ドライバーとの記念撮影など、多くの方にレースを楽しんでいただける様々なプログラムを開催しています。
モータースポーツを通じて、お客様のカーライフをより豊かにしていきたいと願っています。

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最後にプレゼントのお知らせです。

レース当日はマツダUSAメンバーによるサイン会も実施されました。
サイン入りのマツダプロトタイプチームカードと、現地で販売していた公式パンフレットをセットにして、抽選で1名の方にプレゼントします。

ご応募は、下記アドレスに、氏名と年齢そして「マツダプロトタイプチームカードほしい!」とご記入の上、メールしてくださいね。
(応募締め切り:4月21日(木)。当選された方には、メールにてお知らせいたします。)
▲応募メールアドレス mazdasocial@mail.mazda.co.jp

たくさんのご応募をお待ちしております!

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カテゴリー:イベント