MAZDA BLOG
2016.11.2

サービススタッフが大舞台で真剣勝負に挑む ~「マツダ全国サービス技術大会」~

お客様に「とどけよう たしかな技術と 思いやり」。
マツダには、そんなスローガンを掲げた、サービススタッフ対象の技術大会があるのをご存知ですか?

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今年(2016年)10月に、『第49回マツダ全国サービス技術大会』が開催されました。

全国から選抜されたマツダの販売会社のサービススタッフが、最高の技術や接客の質を競い、ともにレベルアップする事を目的としています。今回は、真摯に競技に取り組む選手たちにフォーカスを当てて、大会の模様を紹介しますね!

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今年も全国の地区大会を勝ち抜いた販売会社16社19チームが、一堂に会して訓練してきた成果を出し合いました。

凛とした空気の中、開会式がスタート。昨年の優勝チーム「大阪マツダ」が優勝杯を返還し、地区大会一位だった「奈良マツダ」が選手宣誓を行いました。

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最初に行われるのは、「サービス・エンジニア車両修復競技」。会場に響き渡るホイッスルと共に、競技スタートです。

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まず来店されたお客様に問診。「エンジンがかからない」「リヤ・ワイパが停止しない」「タイヤを交換して欲しい」など、さまざまな不具合やご要望を聞き取ります。

車両の修理からお客様への説明まで、お客様のニーズに沿った対応と技術力を競います。正面から課題に取り組む選手たち。課題を1つクリアする度に窺える笑顔、ほかにも、悩み、焦燥感など、色々な表情が垣間見られました。

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応援席の皆さんも、ぐっと固唾を飲み競技の動向を見守ります。檀上のスクリーンでは、各チームの作業進捗度合が映し出されます。

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約1時間が経過。開始と同様、「ピーッ!」というホイッスルの音で競技が終了します。

お昼休憩をはさみ、
午後からは、ロールプレイング形式の「サービス・アドバイザー応対競技」が始まります。
お客様役は、なんとプロの役者さん!本格的です。

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設定は、新車1か月点検で来店されたお客様に対し、15分で整備内容を説明する、というもの。
おもてなし応対での熱意あるブランド訴求、突然のトラブルに対するプロとしての思いやりの対応、会話を通じたお客様のカーライフについての情報収集とアドバイスなどを競います。

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突然お客様の携帯電話が鳴り、奥様が「ガソリンスタンドで間違えて軽油を入れてしまった」と連絡されてきました。急なトラブルに対し、「お客様の不安を解消する思いやりのある応対ができるか」がポイントになります。

臨場感のある設定とムードに、こちら側までドキドキしますが、選手は、みんな落ち着いて電話口に向かい、スムーズかつ丁寧に応対をしていました。
競技がすべて終わり、いよいよ結果発表です。

 

今年の総合優勝は、「甲信マツダ 長野事業部」、準優勝は「京滋マツダ」、第3位は「東海マツダ 愛知事業部」でした。

「甲信マツダ 長野事業部」は、第20回大会(1983年)以来の総合優勝!それだけではなく、「個人表彰のアドバイザーの部1位」、「エンジニアの部1位、2位」に全員入賞という快挙をなしとげました。発表の瞬間、監督と選手たち全員はじけるような満面の笑顔が見られました!

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上写真 左から、監督矢島さん、アドバイザー関さん(個人表彰1位)エンジニア宮坂さん(個人表彰1位)
エンジニア増山さん(個人表彰2位)

選手の皆さんの第一声は「信じられない!」、そして揃って出てきたのは「監督への感謝の思い」でした。
「結果で恩返しができてよかった」「優勝よりも監督の笑顔が嬉しかった」。

監督も「訓練中も本当にチームワークがよい3人でした」と褒めたたえ、その4人の仲の良さは、インタビューするこちら側にも伝わってきました。「協力してくれた店舗の皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。人生で何度もない貴重な経験を店舗にも共有して、みんなでレベルアップをはかっていきたいです」と、力強い言葉が返ってきました。

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準優勝の「京滋マツダ」は、名前を呼ばれた瞬間、感極まる選手の皆さんの姿が印象的でした。
「こんな大舞台に立てることは、人生の中でも何度もないから、本当に嬉しいです!」
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左写真 左から、エンジニア山下さん、エンジニア馬場さん、アドバイザー良知さん、監督松下さん

良知さんは、アドバイザーの実務経験はなく、本大会で初挑戦となりました。「訓練を通じて勉強することが多かった」と振り返ります。「店舗に戻っても、お客様にカーライフのサポートをしていきたいです」と、明るい笑顔で話してくれました。

今後もマツダは、お客さまとの様々な接点を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。

他の大会レポートやアフターサービスの取り組みは、公式ブログやオフィシャルサイトでご紹介しています。ぜひご覧ください。

▲『サービス技術ユース大会』レポート(2016年10月開催)(若手サービススタッフ対象)
https://blog.mazda.com/archive/20161010_01.html (マツダ公式ブログ)

▲アフターサービス
http://www.mazda.co.jp/carlife/service/(マツダオフィシャルサイト)

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