MAZDA BLOG
2016.12.21

過去最多の来場者数!マツダファンフェスタ 2016 in OKAYAMA が開催されました。

12月3日(土)、4日(日)、岡山国際サーキットにて国内最大級のマツダファンのイベント「マツダファンフェスタ 2016 in OKAYAMA」(主催:岡山国際サーキット、主管:B-Sports)が開催されました。

20161221_01a

このイベントは、モノづくりや最新技術、歴史、レジェンドカーから最新モデルなど、マツダに触れて感じていただけるマツダファンの祭典。第5回目となる今年は、過去最多となる約6,500人のお客さまで賑わいました。

 

まずはこちらの動画をご覧ください。

イベントの臨場感あふれる様子、お客様やスタッフの生の声、プロトタイプ走行時の様子が選手目線でご覧いただけます!

(MZRacing 公式YouTubeサイトから引用)

 

会場を大いに沸かせたのは、1991年「ルマン24時間レース」優勝車 マツダ787B 55号車と、アメリカスポーツカーレースの頂点「IMSAウェザーテック選手権」に参戦した、マツダプロトタイプ 2016年仕様車のデモランです。

マツダプロトタイプは国内初展示&初走行。787Bと並走する姿に、「感動した」「かっこよかった」「見られて良かった」と、歓喜の声が多く聞こえました。

20161221_01b
(写真 左:マツダプロトタイプ 2016年仕様車、右:マツダ787B 55号車)

マツダファンフェスタに初登場したのは、最新技術・最新車両と共に、マツダの歴史に触れていただけるコーナー。

「マツダレストアプロジェクト」展示では、レストア(復元)したコスモスポーツと、レストア中のR360クーペをお披露目しました。

20161221_01c

このレストアプロジェクトは2015年にスタート。2020年のマツダ100周年に向けて、毎年1台ずつマツダの歴史を代表するクルマをレストアし、先代の思想や哲学を改めて学び、次世代に伝承することを目的としています。コスモスポーツはエンジン始動も披露!エンジンルームを開けて、エンジンの振動・サウンドを間近に感じていただきました。

20161221_01d20161221_01e

R360 は、1960年5月に発売されたマツダ初の4輪乗用車。

エンジン部分のレストアを担当する川端は、「多くのお客さまとお話しし、皆さんの大切な思い出の中でR360 が単なるクルマではなく、メンバーの一員のように愛されていたんだなと感じました。クルマは1人の人が生まれるのと同じように、開発者の熱い想いが込められて生み出されるもので、この開発者の想いこそが、マツダのDNAだと感じています」と語りました。

20161221_01f20161221_01g
(写真 左:エンジンを担当する川端)

会場では、実際に体感していただく企画も盛りだくさん。ご参加されたみなさまの感想をご紹介します!

IMSAウェザーテック選手権で活躍するプロドライバーのドライビングを助手席で感じた山口さんは、「非常に貴重な体験ができました。クルマの動きをコントロールしていることが分かる走りで、本当にすごかったです。プロの走りを体験できてよかったです」と笑顔を見せてくださいました。

20161221_01h

ミニコースで行われたのは、制御技術「G-ベクタリングコントロール」の体感イベント。

エンジニアから人馬一体講座を受けてから試乗していただいたみなさまからは、「ハンドルの修正なく一回で曲がる感覚、GVCの性能を感じることができました」「講座では貴重な話が聞けて、特設コースの試乗はクルマそのものの良さを感じることができました」と、G-ベクタリングコントロールの魅力を語ってくださいました。

20161221_01i20161221_01j

マツダのモノづくりに触れていただく「モノづくり展示」ブースでは、砂型鋳造実演を行いました。

マツダのエンジン成型に使われる砂型。一つの砂型から一つのエンジンパーツが生まれ、成型後に砂型は崩されます。型が摩耗することなく、理想の成型を実現する砂型鋳造をスタッフが手作業で実演。その仕組みとこだわりをお伝えしました。

20161221_01k20161221_01l
(写真:砂型鋳造実演(左)と、実際にできあがったサンプル(右))

「普段見ることのできない技術を、実際に見ることが出来て感動しました。以前、別のイベントで砂型を初めて見た時はびっくりしました。イベントに来る度に違うものが見れるのは嬉しいですね。

開発の方と触れ合えるのはマツダぐらいじゃないでしょうか。開発の苦労やこだわりを聞けると、クルマへの思い入れが変わります。」と語るのは、モノづくり展示を見学されている中島さん。

20161221_01m
(写真:モノづくり展示を見学する中島さん(中)と、砂型設計を担当する福本(左))

砂型の設計を担当する福本は、「エンジンや塗装など、それぞれの専門部署と一体となって、この展示を作り上げています。ここでマツダ車のつくり方、つくり手のこだわりや思いを知っていただき、より一層クルマに愛着を持っていただけたら嬉しいです」と語りました。

20161221_01n20161221_01o

モノづくりブースでは、お客さまとスタッフが会話を楽しむ様子が多く見られました。会話の流れの中で、あるお客さまがお乗りのクルマが現行のデミオということがわかり、スタッフがそのバンパーの軽量化に関わったことをお伝えするとお客さまは驚きの顔に。「まさか自分が乗っているクルマの関係者に会えるなんて!」と感動してくださるという場面もありました。

このように、お客さまとの会話のキャッチボールを通じてマツダのモノづくりのストーリーを感じていただくことは、私たちにとって何よりの歓びです。

20161221_01p

こちらは、中四国九州のイベントで初展示のロードスターRF。電動でトランクに格納される「リトラクタブルハードトップ」のこだわりを、ご説明しました。

「今日の1番の目当てはRFです。ずっと動画で見ていて、乗ってみたくって。やっぱり最高ですね。実際に乗りたいという思いが、より一層強くなりました」という下山さん。ご友人と一緒に楽しそうな姿が印象的でした。

20161221_01q20161221_01r
(写真 左:下山さん)

サーキットコースでは、2日間に渡って様々な参加型モータースポーツ、デモランが開催。GLOBAL MX-5 CUP JAPAN&ロードスター・パーティレース エキシビジョンマッチ、ロードスター・パーティレース 日本一決定戦、レジェンドマシン&現在活躍中のレーシングカーデモランなどが行われました。

初心者の方からプロドライバー、マツダ役員・社員も参加し、参加者全員でマツダ車の走る歓びを味わいました。

20161221_01s20161221_01t
(写真 左:ロードスター・パーティレース日本一決定戦、右:レジェンドマシンのデモラン)

イベントを締めくくるパレードランは、あいにくの雨となりましたが今年も多くの方が愛車で参加されました!「パレードランが終わると、1年が終わった気になる」という声も聞こえる程、この最後のパレードランが、マツダファンにとって1年を締めくくる恒例イベントとなっています。

20161221_01u

初の2日間開催となったファンフェスタ。マツダのクルマで楽しみ、マツダを感じていただけましたでしょうか。マツダは、お客さまの人生においてかけがえのない存在となり、お客さまと特別な絆を持ったブランドになることを目指して参ります。

ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。

カテゴリー:イベント