MAZDA BLOG
2017.5.23

イベント体験版:「自動ブレーキだけでは終わらない」マツダの考える安全とは?

みなさん、こんにちは。突然ですが、
SCBS、BSM、RCTA、このアルファベットの羅列、何だか分かりますか?化学式?

いえいえ、これは、マツダ車に乗る人たちを守る先進安全技術の各名称です。

マツダは今年3月、これら先進安全技術(i- ACTIVSENSE)*1を2017年度中、ほぼ全てのマツダ車*2標準装備化すると発表しました。
*1ドライバーへの認知支援および衝突回避のサポートや被害軽減を図るマツダの先進安全技術の総称
*2 2012年以降に国内販売された現行モデルのうち、デミオ、アクセラ、アテンザ、CX-3、 CX-5が対象です。


i- ACTIVSENSEの標準装備化第一弾。2017年4月から販売スタートした「デミオ」(イメージ図)

標準装備化されるi- ACTIVSENSE は、こちら。

衝突被害軽減ブレーキ*3
ブレーキの自動制御で衝突の被害を軽減します*3 車種に応じてSCBS F(スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時])、SCBS R(スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時])、歩行者検知機能が加わったアドバンストSCBS(アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート)のいずれか(複数の場合を含む)が標準装備となります

AT誤発進抑制制御
ギアの入れ間違い、ペダルの踏み間違いによる急発進を抑制します

BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)
車線変更の時、死角になりやすい後方からのクルマの接近をドライバーに通知します

RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)
バックで駐車場を出る時、左右から接近するクルマをドライバーに通知します


これら4つの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の詳細はこちらをご覧下さい。(オフィシャルサイト)

 

これらの安全技術を体感いただこうと、メディアの方対象に体験イベントを開催。当日はあいにくの雨でしたが、 傘片手にブログ担当者も取材してきました!

 

i- ACTIVSENSEのデモストレーション
アドバンストSCBSでは急ブレーキの威力に驚き、BSM、RCTAでは日常に潜む「ヒヤリハット」を疑似体験しました。その時の様子はこちらから↓

 

高齢者模擬スーツでの体験
皆さん、「ブレーキ・アクセルの踏み間違いによる事故が多発していること」はご存じですか?
マツダは、事故の主因ともいえるペダルの配置にこだわることで、事故低減につながるよう 開発を進めてきました。

今回は、高齢者模擬スーツを着用して、「とっさにブレーキペダルを踏む」いくつかのケースを想定しながら、新旧のマツダ車を乗り比べました。
これは体が動きにくくなった状態になると、最適なペダル配置の重要性が体感しやすいからです。

装着したのは、おもり付で前かがみの姿勢になりやすいベスト、可動範囲が狭くなる膝サポーター、バランスを欠いた厚底靴、狭い視野を再現したメガネ。
※安全上、全てクルマを停止した状態で体験しました。

Case1:後進中に、人が後ろを横切ったので、とっさにアクセルからブレーキペダルに踏みかえる。
(写真撮影用に運転席側のドアを開けています)

Case2:ブレーキペダルを踏んだ状態で、パーキングチケットを取る。足が滑ったので、とっさにブレーキペダルを踏み直す。

体験を終えて、「とっさに」の状況下だと、踏み間違い事故が起きやすいという怖さを感じると共に、マツダの新世代商品では、自然に足を伸ばした先にペダルを配置することで、危険な目に遭った際、瞬時に動けるように設計されていることも実感しました。

 

根底にあるのは、「危険な状況に陥ってから対処するのではなく、危険自体を回避する」というマツダの安全思想です。
サッカーに例えると、前線からチーム全員がしっかり連携して、ゴール前まで攻め込ませない(危険自体を回避)、攻め込まれたら(危険な状態)、最後の砦に凄腕のゴールキーパ―(自動ブレーキ)が控えている、 という感じでしょうか。

今回のブログを通して、少しでもマツダの安全の考え方に触れていただければ、とても嬉しいです。
では皆さま、今週も安全ドライブでお過ごし下さい!

 

▲マツダの安全技術に関する情報(オフィシャルサイト)
http://www.mazda.co.jp/beadriver/safety/
▲「安全」関連の記事(マツダ公式ブログ)
http://mzd.bz/BLOG-safty

 

 

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