MAZDA公式ブログ
2018.6.1

バック駐車だけじゃない!! 「360°ビュー・モニター」で、安心・安全・快適な運転をサポート!

みなさんこんにちは!いつも運転、楽しんでいらっしゃいますか?

今回、ブログでご紹介するのは「360°ビュー・モニター」です。

マツダ「360°ビュー・モニター」

駐車場や見通しの悪い交差点、すれ違いなどでの運転を苦手と感じる方もいらっしゃると思います。低速でゆっくり慎重に走っていても不安になってしまう理由の1つが、ドライバーからは見えない「死角」。360°ビュー・モニターは、その「死角」をなるべく見えるようにすることで、安心・安全・快適な運転をサポートします。

※ 今回のブログ掲載内容は、すべて2018年6月1日時点の情報となります。
 「360°ビュー・モニター」は、メーカーセットオプションです。

 

マツダが360°ビュー・モニターを導入したのは2017年8月、アクセラの商品改良から。以降、デミオCX-8CX-5CX-3、そして2018年6月21日から発売するアテンザへと対象車種を広げています。最近の乗用車ではよく見かける装備ですが、その中にも「マツダならでは」の想いや工夫、すなわち「人間中心の設計思想」が込められています。

 

人間中心の設計思想
人間がクルマに合わせるのではなく、人間に合わせてクルマをつくるというマツダならではのアプローチ。理想のクルマのあるべき姿を追い求めて徹底的に人間特性を研究し、まるで自分の体の一部のようにクルマを動かせられるようなドライバーの意思とクルマの動きの一体感とそこにある安全・安心な走り、すなわち「人馬一体」を目指す設計思想です。

 

購入をご検討されている方は、ぜひご参考にしてみてください。また、すでにご購入いただいた方にも(ありがとうございます!!)、この記事から新しい気づきがあれば幸いです。

 

この360°ビュー・モニター、車両の前後左右に備えた計4つのカメラにより、車両を上方から見たようなトップビューのほか、フロントビュー、リアビュー、左右サイドビューの映像をセンターディスプレイに表示。モニターの映像は人間中心の設計思想に基づき、遠近感や距離感をつかみやすい自然な映像を目指しています。また狭い場所での駐車やすれ違い、T字路への進入時に、確認したいエリアの状況が直感的に把握しやすく、より的確な運転操作に役立ちます。

 

それでは、いくつか動画をご覧頂きながら、特徴をご紹介しましょう。

 

1. 狭い場所での駐車

最初は「狭い場所での駐車」です。

まずは、こちらのリアビュー画面にご注目ください。突然ですが、人間中心の設計思想が反映されています。

マツダ「360°ビュー・モニター」

次の画像では、少し線と点を足してみました(緑色)。いかがでしょうか?

マツダ「360°ビュー・モニター」

「奥行き」に関わる延長線が1点で交わります。ここで、絵画などで奥行きを出すための構図「一点透視図法」を思い出されるかもしれません。クルマが動く空間は3次元であるのに対し、モニターの映像は2次元。このように画像を補正することで奥行きを表現し、ドライバーが直感的に距離をつかみやすいようにしています。

 

「あれ?画像補正はトップビューだけじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。現在、マツダの360°ビュー・モニターで採用されているカメラは、すべて「魚眼レンズ」です。魚眼レンズは広い視野をもつことがメリットですが、そのまま表示すると「ゆがんで」感じられてしまうことがデメリット。そのため、表示されているカメラからの画像は、すべて補正されたものになっています。お気づきでしたか?

マツダ「360°ビュー・モニター」
前後左右、4つのカメラ(CX-8)

つまり実際には、リアビューやフロントビューの時に前後のカメラそのものはもっと広い視野を捉えていますが、ここにも人間中心の設計思想を反映しています。駐車するための後退や前進の時は、低速で走行することになります。カメラは空が映るくらいの範囲を捉えていますが、駐車時には必ずしも重要ではない情報と考え、ドライバーにとって必要と思われる範囲をなるべく大きく表示しているのです。

 

続けて、となりのトップビュー画面をご覧ください。下の画像の緑色の点で示した「黒い線」は、何を意味するものでしょう?

マツダ「360°ビュー・モニター」

こちらは、映像を映しているカメラの「境目」です。しかし、この線にもマツダならではの考え方が反映されています。画像処理の技術的には、各カメラの撮影範囲は重なっており、この境目もぼかすなど分からなくすることも可能です。それをあえてしっかりと見せることで、どのカメラが映している画像なのかをドライバーに分かりやすいようにして、より状況の把握に役立ててもらえるように考えました。

 

2.T字路への進入

次に、「T字路への進入」の動画をご覧ください。

ここでも人間中心の設計思想が反映されています。フロントビューの画面に、緑の線でヒントを付け足してみました。

マツダ「360°ビュー・モニター」マツダ「360°ビュー・モニター」

先ほどの、「狭い場所での駐車」の時と、画像の補正が異なります。緑の線は、前方を通る道の幅をイメージ。車が正面に近づいて来るとより大きく見えるようになっており、直感的に左右からの「接近」を「認知」しやすいよう工夫しています。

 

また、左右の視野「約25メートル」にも理由があります。ある程度の速度で近づいてくるクルマに対して「ドライバーが認知→判断→操作」することを考慮した、マツダ独自に設定した条件です。加えて、近づいてくるクルマやバイクなどを認識できるよう、遠くからある程度の大きさで表示されることも条件に盛り込んで設計されています。

 

3.狭い道でのすれ違い

「狭い道でのすれ違い」時の左右サイドビューでは、6メートルほど先まで映していますが、これも人間中心の設計思想で独自設定した条件。すれ違い時での低速で、どれくらい先まで見えるのが適当かを検討しました。意外と先まで見えていると思いませんか?

 

4.バックでの出庫

「バックでの出庫」でも、「T字路への進入」と同じく人間中心の設計思想が反映されています。

 

デザインにも配慮

カメラが広い視野を持つためには、レンズのまわりに何も無いことが必要、つまりクルマのボディーより飛び出した状態が必要です。一方で、外観からカメラの出っ張りが分かると、デザイン性を損なうことがあります。そのため、カメラの設置についてもデザイン担当と十分に検討し、なるべく目立たないように配慮しながら、視野の確保にも努力しました。

マツダ「360°ビュー・モニター」マツダ「360°ビュー・モニター」
CX-8のフロントカメラ。目立たず奥まって見えますが(左)、
ほぼ真横から見ると(右)デザイン性と視界確保を両立した努力が伺えます(緑矢印はカメラの位置を示しています)。

 

走る歓びを広げるオプション

「一番大切な基本行動となるのは、やはり目視です。それでもクルマに死角は存在し、誰でもミスしてしまう可能性があります。そこを360°ビュー・モニターがサポートし、モニターを通して『見える』ことで、お客さまの不安や負担を軽減する。そして、より快適な運転につながると考えています。さらに、例えばクルマの大きさにとらわれず好きな車種を選んだり、行動範囲が広がって『走る歓び』をもっと感じたりできるきっかけになれば、本当にうれしいですね」と開発担当者は語ります。

 

ブログ担当の当方、仮にも自動車会社の従業員ですので運転は苦手と思っていませんが、仕事では社用車やレンタカーを運転する機会が多々あります。そんな時にあると安心な装備No.1こそ、この360°ビュー・モニター。オプションとしてご購入いただくものですが、ぜひとも候補に加えていただければ幸いです。

 

それでは、楽しいカーライフを!!

マツダ アテンザ

 

◆ご参考

ブログ:「人を知れば、クルマが見えてくる」~人間中心のクルマづくりでマツダが見据える未来とは

YouTube:Be a driver. Experience at MAZDA BRAND SPACE OSAKA 「人間中心のクルマづくりの考え方」

カテゴリー:クルマ , モノ造り