MAZDA BLOG
2015.4.20

「アクアテック塗装」が「第47回 市村産業賞 貢献賞」を受賞しました!

嬉しいお知らせをいただきましたので、ご紹介します!
このたび、「アクアテック塗装」が、財団法人 新技術開発財団より「第47回 市村産業賞 貢献賞」を受賞いたしました。
「市村産業賞」とは、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに、毎年贈呈されるものです。マツダの市村産業賞受賞は、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」での「第45回市村産業賞 功績賞」に次いで4回目、貢献賞受賞は3回目となります。

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受賞したテーマは、「揮発性有機化合物とCO2を同時削減する新塗装技術」。
菖蒲田 清孝(しょうぶだ きよたか)常務執行役員、技術本部 車両技術部の和久 直人(わく なおと)、塗装技術グループ篠田 雅史(しのだ まさふみ)が受賞いたしました。

この「アクアテック塗装」とは、世界最高水準の低VOC(揮発性有機化合物)・低CO2排出量を達成した、環境負荷の少ない革新的な塗装技術。「自動車塗膜」と「塗装工程」に求められる機能を、根本から徹底的に見直すことで、超短縮工程と省資源化を実現しました。

また2014年には、「平成25年度省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞(省エネ事例部門)」を受賞し、省エネルギー面で高い評価をいただいています。

下図では、一般的な油性塗装から「アクアテック塗装」への進化を、図でご紹介しています。
一般的な塗装工程から、工程を集約した「スリーウェットオン塗装」。そこからさらに、高機能塗料による中塗り工程の集約や、また、工程数だけでなく、塗装ブース空調の省エネルギー化や、遠赤外線利用による乾燥工程の高効率化などにより、CO2の排出削減を実現しました。

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(図:従来塗装とアクアテック塗装の工程比較)

なお、贈呈式は2015年4月23日(木)11時より、ホテルオークラ東京(東京都港区)で行われる予定です。

今後もマツダは、地球にやさしい技術と商品を創造する努力を継続し、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。

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<ご参考>
■公益財団法人 新技術開発財団
http://www.sgkz.or.jp/

■マツダの塗装技術のサイト
https://www.mazda.co.jp/experience/stories/2022spring/featured/03/

■マツダの市村産業賞受賞歴
2012年 「第45回 市村産業賞 功績賞」
テーマ: 新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」
受賞者: 寺沢 保幸、高松 宏志、中井 英二 (マツダ株式会社)

2010年 「第42回 市村産業賞 貢献賞」
テーマ: マツダ アイドリングストップ技術
受賞者: 猿渡 健一郎、田賀 淳一、水落 洋行 (マツダ株式会社)

1994年 「第26回 市村産業賞 貢献賞」
テーマ: 自動車用ミラーサイクルエンジン
受賞者: 畑村 耕一、後藤 剛(以上、マツダ株式会社)、高部 茂(石川島播磨重工業株式会社)

カテゴリー:クルマ