「クルマ」と「和食」の意外な共通点。「雑味」を抑えて運転を楽しくする!
突然ですが、
鰹節(かつおぶし)でだしをとる時、大切なこと…
それは、お料理を邪魔する雑味を取り除くことだそうです。
和食では、一つの素材の良さを引き出すことを大切にしています。
つまり、たくさんの食材を使って味を重ねていくというよりも、一つの食材がもつ本来のうま味を引き出すために、雑味を除いていく…引き算の美学です。いわば、食材のもつポテンシャルを引き出しているのですね。
マツダのクルマづくりも、この「和食のだし」と同じアプローチを目指しています。
クルマが本来持つポテンシャルを最大限に引き出すことで、「うま味」である「走る歓び」を追求する。美味しいだしのようなクルマを目指しているのです。
では、クルマの走行性能における「雑味」とはなんでしょうか?
その一つが、「揺れ」。
例えば、長い距離を運転したあとで、首や肩に疲れを感じることはありませんか?
それは、「クルマの揺れ」によるものかもしれません。
この揺れに対して、ドライバーは無意識に姿勢を保持したり、ハンドルを微調整したりします。この繰り返しがドライバーだけでなく乗員全員に少しずつ負担をかけ、疲労として蓄積されているのです。
そもそも、この「揺れ」はなぜ起こるのでしょうか?
それは、道路は真っ平らではないからです。
路面には必ずうねりがあり、その影響を受けてクルマが揺れているのです。
では「揺れ」を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?
何よりも大切なのは、四輪のタイヤをきっちり路面に接地させて、クルマを安定させること。
ここに着目したのが、「G-ベクタリングコントロール(GVC)」です。
「GVCでは、これまでハンドル操作には直接連動していなかったエンジンを活用して、ゆれを抑えたスムーズなコーナリングをサポートします。つまり、これまで独立していたエンジンとハンドルを“和える(あえる)”ことで、クルマ本来のポテンシャルを最大限に発揮させているのです。」
このように語るのは、GVCの技術開発リーダーである梅津 大輔(うめつ だいすけ)。
エンジンとハンドルを「和える」?
よく分からない・・という方は、こちらのアニメーションをご覧下さい。
このように、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動力を微少に調整し、四輪のタイヤをしっかり接地させることでクルマが安定。これによって、クルマにおける雑味である「揺れ」がおさえられるのです。
GVCのメカニズムや試乗インプレッションは、こちらをご覧下さい。
http://www.mazda.co.jp/beadriver/dynamics/skyactiv/skyactivvd/
GVCの開発で大切にしたこと…それは人とクルマの調和。
ドライバーの意のままに動く「自然なフィーリング」を大切にしています。
「日常の運転を常にサポートし、ドライバーに寄り添い続ける。ドライバーの意を汲んでそっとサポートしてくれる、相棒のような存在になればと思います。」梅津は、GVCに込めた想いをこう語ります。
現在、「GVCの試乗キャンペーン」を開催していますので、お店でご体感くださいね。
このたび「鰹節」と「和食のだし」について、ヤマキ株式会社様に、ご教示いただきました。鰹節の風味を活かした「ヤマキめんつゆ」を使った様々なレシピを、こちらでチェックしてくださいね^^
▲TSUKE LAB.(つけラボ)http://www.yamaki.co.jp/tsukelab/ (ヤマキ株式会社オフィシャルウェブサイト)