クルマのデザインを通して、学生の皆さんのアート活動を応援！「マツダデザイン特別講座」を開催。

クルマのデザインを通して、学業やアート活動を応援したい！

そんな想いから、デザインやアートに関心のある高校生以上の学生の皆さんを対象とした「マツダデザイン特別講座」を開催しました。
このイベントは、8月31日（月）にマツダの本社ロビーで実施されたもので、学生さんにマツダのデザインの取り組みを知っていただき、今後の学業やアート活動に活かしてもらえることを目指して企画されました。

当日は夏休み最終日ということもあり、多くの学生の皆さんにご参加いただきました。
（イベント告知・応募ページ：https://blog.mazda.com/archive/20150818_01.html）

イベントではまず、マツダのデザイン本部アドバンスデザインスタジオ部長を務める中牟田泰（なかむたやすし）より、マツダデザインの考え方や、魂動デザインについてご紹介。最新のマツダデザインの基となる話とあって、皆さん聞いている姿は真剣そのもの！

命を宿したものだけが放つ、一瞬の動きや美しさを表現した「魂動デザイン」。チーターが走る姿を例にした解説や、デザインモチーフがどのように量産車に具現化されるかなど、皆さん真剣に耳を傾けていました。

マツダのデザイン哲学については、公式ウェブサイトでより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。
▲「This is MAZDA Design」
https://www.mazda.co.jp/beadriver/design/（マツダ公式ウェブサイト）

その後、ショールームに展示の「Bike by KODO concept」と「Sofa by KODO concept」についてご紹介。他業界とのコラボレーションをする中で刺激を受けて、自らバイクやイスをデザインするに至ったというエピソードを交えて、ものづくりやデザインへのこだわりを知っていただきました。

イベント最後には、質疑応答が行われ、時間が足りない程たくさんのご質問をいただきました。「理想のプロポーションを実現するために、難しかったことは何ですか？」など、デザインに関心がある学生さんたちならではの質問も。熱い想いが伝わってきました！

クルマや作品を前にデザイナーと熱く語り合う学生さんも多くいらっしゃいました。デザイナー自身も学生当時の気持ちを思い出しながら語り合い、話は尽きないようでした。

熱心にデザイナーと話しこんでいた松本千里（まつもとちさと）さん。大学で染色造形を専攻されているそうです。
目を輝かせてこのように熱く語ってくださいました。
「学校の先生からこのイベントを紹介されて来ました。元々マツダやクルマに興味があり、新型ロードスターは曲線を綺麗に使ったデザインが良いと思っていました。素材選びひとつを取っても、カッコイイからだけではなく、人が乗ったときに良いと感じるものを選んでいると聞き、人があってのクルマ造りを感じました。人がいて初めて空間が成立するということを、改めて学ぶことができました。」

（写真右：デザイナーに積極的に質問する松本さん）

また、はるばる名古屋からお越しいただいた平松勇気（ひらまつゆうき）さんにもお話を伺いしました。
カーデザインを専攻されている平松さんは、参加した感想をこのように話してくださいました。
「マツダの魂動デザインに興味があり、知識が欲しいと思い参加しました。デザイナーの生の声を聞くことができて良かったです。デザインに関わる人全てが、アーティストという志でクルマを作っていることに感動しました。エンジニアも一緒になって美しい形に仕上げる、会社としての一体感が凄いと思いました。」

（写真右：実車を見ながら友人とデザインについて語り合う平松さん）

ご参加くださいました皆さん、ありがとうございました。皆さんにいただいたご質問や感想が、私達の糧になります。これからも、生命感あふれるマツダデザインを追求していきます。そして皆さんの学業や創作活動をこれからも応援しています！

また、ショールームにて皆さんにご覧いただいた「Bike by KODO concept」と「Sofa by KODO concept」を世界初公開したミラノデザインウィークの様子もご紹介しています。

▲ミラノデザインウィーク2015「Mazda Designクルマはアート」を、会場からレポートします！
https://blog.mazda.com/archive/20150416_01.html　（マツダ公式ブログ）