MAZDA BLOG
2017.5.12

タイのモータースポーツの最高峰「タイランドスーパーシリーズ」で、Mazda2 SKYACTIV-Dが初めてクラス優勝しました。

タイのモータースポーツの最高峰である「タイランドスーパーシリーズ」に参戦した、Mazda2(日本名:マツダ デミオ) SKYACTIV-D(1.5L ディーゼル)が、ワンツーフィニッシュで初めてクラス優勝しました!

2017年4月29日(土)、30日(日)に、タイ東北部ブリラム県にあるチャーンインターナショナルサーキットにて、「タイランドスーパーシリーズ」の第1戦、第2戦が開催されました。

マツダ・セールス・タイランド(MST)は、Mazda2 SKYACTIV-Dを2台用意し、スーパーコンパクトクラスに参戦しました!

MSTは2013年から、この「タイランドスーパーシリーズ」に参戦しており、2015年から現行モデルのMazda2 SKYACTIV-Dで参戦しています。一昨年(2015年)は、ディーゼルエンジンということでレースのレギュレーション上、参考出走として参加。そして、昨年度(2016年)はチーム総合成績として年間2位を獲得するなど、着実にチームとして実力を伸ばし、結束力も高めてきました。

そんな中、今年度からクロスカントリーラリーや2輪ロードレースでも豊富な経験を持つ、マナ・ポルンシリチェルド(タイ)選手を新たにドライバーとして迎え、今年でMSTのドライバーとしては5年目を迎えるマイケル・フリーマン(オーストラリア)選手とタッグを組む体制が整いました。


(写真:マツダ・セールス・タイランド(MST)のドライバーとスタッフ)

 

その結果、30日(日)に開催された第2戦レースでは、ワンツーフィニッシュを決め、現行のMazda2  SKYACTIV-Dに変更してから、初めてクラス優勝を果たすことができました。


(写真:優勝したマイケル・フリーマン選手と、準優勝したマナ・ポルンシリチェルド選手)

 

白熱したレースの様子をご紹介します。

28日(金)の予選では、ガソリン車に混じり、ディーゼル車として43号車5ドアのMazda2に乗るマナ選手がトップタイムをたたき出し、マイケル選手が2位のタイム。第1戦のスタートグリッドの最前列はMazda2が独占しました。

マナ選手は、レース前に数回程度しか載っていないマシンにも関わらず抜群の車両コントロール能力で、車両特性を見抜き、コーナリングではレース中一度も乱れることのないライン取りを魅せました。

29日(土)の第1戦は、スタート後序盤はマナ選手(43号車)がリード。マイケル選手(55号車)は3位のフォードフィエスタと激しい2位争いを繰り広げ、見ごたえのあるレース展開に。

しかし、レース中盤から、Mazda2はエンジンオイルの温度が想定よりも上昇し、エンジン保護のためECU制御が作動してしまいスピードダウン。フィエスタに先行を許してしまったものの、マナ選手は2位、マイケル選手は3位と表彰台を確保しました。

30日(日)の第2戦は、2位のマナ選手が4番グリッド、3位のマイケル選手が3番グリッドでスタート。

スタート直後、第1コーナーで5番スタートのフィエスタが抜け出そうとした際、2番スタートのトヨタ ヴィオスと接触。サスペンションを大きく破損しリタイヤ。マイケル選手がトップに立ち、マナ選手が続くレース展開へ。後続のホンダ ジャズ2台を全く寄せ付けず、そのままワンツーフィニッシュを決めました。

第1戦、2戦を通じて、Mazda2 SKYACTIV-Dの強さをアピールできるレースになりました。応援いただきましたみなさま、ありがとうございました。

次回レースは、7月上旬。次回に備えてチームはすでに準備を始めており、次回も表彰台を目指します!サポートくださるみなさまのご期待に沿える結果につながるよう、決意をあらたに、がんばります!

マツダ公式ブログでは、タイの様々な情報もご紹介していますので、こちらもご覧下さいね。

▲「CX-3」が「タイランド・カー・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞しました。
https://blog.mazda.com/archive/20170328_01.html

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