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2022.1.21

マツダCX-8が法務省矯正局特別機動警備隊(SeRT)の指揮官車に選ばれました

このたび、法務省(MOJ:Ministry of Justice) 矯正局特別機動警備隊(SeRT:Special Security Readiness Team) の指揮官車にMAZDA CX-8のディーゼル車が選ばれました。

 

 

法務省矯正局特別機動警備隊とは?

 法務省矯正局特別機動警備隊は2019年4月に設置された組織で、矯正施設における暴動、逃走、天災事変等の保安上の緊急の措置を要する事態が発生した場合に迅速かつ的確に対処するために創設された、法務省矯正局長直轄の部隊です。

 特別機動警備隊では通常、こうした矯正施設における保安上の緊急措置に備えて様々な訓練を行っていますが、他にも新型コロナウイルスのクラスターが発生した施設においてゾーニングの実施や、防護服の着脱方法の指導といった感染症拡大防止の活動、また地域支援の一環として令和元年東日本台風被害や昨年7月静岡県熱海市で発生した大雨による土砂災害をはじめとした、様々な災害発生後の復旧支援活動など、多岐にわたる活動を行っています。

 

 

この特別機動警備隊では、緊急事態発生時、隊長などの指揮官がその現場に急行し、いち早く現場の状況を把握したうえで指揮をとることが重要とのこと。

そうした場面において、現場に急行できる指揮官車が必要になっていました。

 

CX-8が選定された理由

今回、特別機動警備隊の指揮官車を導入するにあたって入札が実施され、複数あった候補の中から、最も評価が高かった車両として、CX-8が選定されました。

主な選定理由は、

  • がれきなどがある災害現場でも確実に到達できる走破性能があること
  • 指揮官を含め多人数乗車ができること
  • 特別機動警備隊の認知を高めるに相応しい、スタイリッシュさと存在感があること

の3点。

 

CX-8はマツダのSUVラインアップの一つとして、高い走破性を持ちながら、3列シートで最大7名まで乗れる乗車定員の多さが特徴です。

また魂動デザインによる高いデザイン性も兼ね備えているだけでなく、今回納車されたディーゼル車は、災害時におけるBCP対策(※)としても有効なため、特別機動警備隊の指揮官車に最適な車として採用されました。

 

(※)BCP対策:ディーゼル車の燃料である軽油は、ガソリンに比べて引火点が高いため、比較的安全に取り扱うことができます。また軽油はその特性から、より多くの運搬や保管が可能となっており、災害時でもガソリンに比べて入手しやすく、使いやすい燃料です。こうした観点からディーゼル車は災害時でも比較的利用しやすい車両となっています。

 

指揮官車の特徴をご紹介!

お披露目式(2021年12月)

 

ではその指揮官車を詳しく見てみましょう。

指揮官車はCX-8・XD Smart Edition(4WD、7人乗り)に特別なカラーリングを施し、様々な架装や装備を追加しています。

まずはそのカラーリング。

青地に白いラインが入るそのカラーリングは、すでに配備されているトラックなどとデザインを合わせ、特別機動警備隊として隊列を組んだ時の一貫性や編成美を崩さないこと、またその先頭を行く指揮官車としてふさわしい端正さや冷静さを持ち合わせていることを意識したデザインが採用されました。

 

 

フロントグリル内には点滅灯を設置。

通常車両の前面には衝突時に歩行者の頭部を保護する装備の「アクティブボンネット」のセンサーが設置されていますが、点滅灯を後からつけると、アクティブボンネットのセンサーが反応しにくくなります。

そこでフロントグリル内に点滅灯を埋め込み、CX-8の歩行者保護性能を担保しながら必要な機能を付け加えています。

 

 

こうした架装は、マツダの量産車両開発やカスタマイズ事業を手掛ける(株)マツダE&Tが担当。

ベース車を熟知したエンジニアも参画し、散光式警光灯設置用にルーフ補強を追加するなど、ベース車両の持つ安全性能は維持しながら、機能とデザイン性を両立させた架装が行われました。

 

散光式警光灯

 

今後の活躍

こうして完成したCX-8の特別機動警備隊の指揮官車、今後はさまざまな場面で活躍する予定です。

また災害等発生時だけでなく、法務省矯正局の矯正展など各種イベントなどでも見ることができるかもしれません。

もし機会があれば、特別警備機動隊の活動とともに、この特別なCX-8を見てみてくださいね。

 

カテゴリー:クルマ