「クルマ好き文化の原点」 ロードスター・パーティレースの魅力をご紹介
2002年からスタートしたロードスター・パーティレースは、延べ参加者数が3,400名に達する国内を代表する参加型レースです。日本自動車連盟(JAF)公認のナンバー付レースで、参戦するクルマは全て「マツダ ロードスター」!
今年2016年は4月~5月にかけて、北日本・東日本・西日本の3地区で行われた、開幕戦の様子をご紹介します。
このレースの大きな特徴は、クルマの改造がほとんど禁止されていること。全車同一仕様で参加します。そのため、チューニングで差がつくレースとは違い、最低限の費用でドライバーの技量で純粋に勝負できるのが醍醐味のひとつなんですよ。
また、「接触するとノーポイント」等、マナーを重視した規則が設けられており、モータースポーツ初心者でも安心して参加できます^^
クルマ好きが集まり、一緒に文化を作るパーティレース
「パーティレースはその名の通り“パーティ”のように和やかに、パーティの一部としてレースを楽しむ。大人のクルマ好き文化の原点です」
と語るのは、マツダ 常務執行役員 デザイン・ブランドスタイル担当の前田育男(まえだいくお)。
「レース前後は和気あいあいと、参加者のみなさんや、仲間とコミュニケーションを楽しみ、レースはレースで真剣勝負。独特な緊張感の中、集中して自分の走りを引き出し“走る歓び”を楽しめます。この雰囲気をぜひ多くの方に体感いただきたいです。」
現地の和やかな雰囲気が伝わってくる動画で、楽しそうなレースの様子をご覧ください。
2代目ロードスター(NB型)、3代目ロードスター(NC型)のクラス他に、今年からは、新型ロードスター(ND型)のクラスも新設されました!
そのため、乗り換えた新型ロードスターで参戦する人はもちろん、NDに乗り換えたオーナーさんから譲ってもらったNB型やNC型での参戦する人もみられました。
ちなみに、ND型クラスでは、エントリー用の「NDクラブマンクラス」が設けられており、初めて参加される方や、勝ち負けにこだわらず楽しみたい方も参加しやすくなっています。
それでは、北・東・西の3か所で開催された各シリーズ に参戦した皆さんに、「ロードスター・パーティレース」の魅力を語っていただきましたのでご紹介します。
【北日本シリーズ】(開催場所:スポーツランドSUGO)
趣味の時間を思いっきり楽しんでリフレッシュしたいと口にしたのは、泉(いずみ)さん。
「家から乗ってきたクルマでそのまま参加できるパーティレース。自分のクルマで純粋にドライビングテクニックを競うという面白い競技です。走っている間は仕事のことを忘れて、クルマとの対話とコースの攻略だけに集中します。」と語ってくれました。
【東日本シリーズ】(開催場所:筑波サーキット)
参戦歴2年目の梅田(うめだ)さんは、サーキット走行でも、普段の街乗りのような基本のドライビングを心がけているんだとか。
「いかにクルマに負担をかけないで綺麗に“曲がる”、“止まる”ができるか。街中の運転で気を付けて乗っていることが一番の練習になっています。コントロールを意識して丁寧に走る練習を大事にしています」
【西日本シリーズ】(開催場所:岡山国際サーキット)
RX-8で“マツダファン・サーキットトライアル”に12年参加してきたというモータースポーツ好きの、本多(ほんだ)さん。このパーティレースならではの面白さを語ってくれました。
「RX-8はチューニングして自分好みに変えていましたが、パーティレースは改造が禁止されている為、クルマに合わせて自分を変える必要があります。サーキットトライアルとは違う面白さがありますね。和気あいあいと、仲間と楽しめるところも魅力的。今日もとても楽しかったです」
週末にサーキットで感じる特別な「走る歓び」
楽しい雰囲気の中、コースに出れば真剣勝負。全員がスポーツマンシップにのっとり、正々堂々と真剣に走るのがパーティレース。レースを終え、クルマを降りてヘルメットを外す瞬間、参加者同士が、自然と笑顔で健闘を称え合う姿が素敵でした。
NDシリーズクラスのポイント上位30名が12月3日(土)「マツダファンフェスタ2016 in 岡山」にて開催される「日本一決定戦」に参戦します。
お近くの方は、ぜひ会場まで足を運んでみてくださいね^^
多くの皆様の応援をお持ちしています!
▼ロードスター・パーティレースⅢ(主管:B-sports / 特別協賛:マツダ株式会社)
http://www.party-race.com/
▼みんなのドライビング@袖ヶ浦フォレストレースウェイ 体験レポート
http://www.mazda.co.jp/beadriver/experience/mindr_01/01/