G7広島サミットに合わせて地元企業26社とともに「Pride of Hiroshima展」を開催
地元企業による広島における戦後復興からの歩みを紹介する展示イベント「Pride of Hiroshima展」が広島市にある「ひろしまゲートパーク」内の「大屋根ひろば」で開催されています。
この展示はG7広島サミットに合わせて5月18日(木)にスタートしており、2023ひろしまフラワーフェスティバルが行われる6月11日(日)まで開催されます。
目次
Pride of Hiroshima展 ~広島の戦後復興・現在・未来を体感~
「Pride of Hiroshima展」は、広島の地元企業26社の共同開催のもと、「広島の人々の復興の軌跡・輝く今の姿・将来の夢を世界中の人々に感じていただく」をコンセプトに、各社の戦後復興・現在・未来の取り組みを紹介する展示です。
主催:Pride of Hiroshima展実行委員会
後援:広島県、広島市、広島商工会議所、広島サミット県民会議
参画企業(50音順):
(株)アンデルセン・パン生活文化研究所、(株)イズミ、(株)エディオン、オタフクソース(株)、(株)熊平製作所、(株)ザイエンス、(株)サタケ、(株)大創産業、大和重工(株)、(株)中国新聞社、中国電力(株)、(株)中国放送、(株) 中電工、西川ゴム工業(株)、(株)にしき堂、(株)ひろぎんホールディングス、広島アルミニウム工業(株)、広島ガス(株)、広島電鉄(株)、(株)広島東洋カープ、(株)広島マツダ、(株)福屋、(株)フジタ、(株)フレスタホールディングス、マツダ(株)、(株)もみじ銀行
Pride of Hiroshima展の会場入り口
入口で出迎える巨大パネル。 Pride of Hiroshima展に込めた思いを綴ったメッセージ。
メッセージは、Pride of Hiroshima展公式HPを参照
Pride of Hiroshima 展実行委員会の菖蒲田副委員長は、
「広島の復興、これは被災された方でありながら、明日にむかって生きている人たちのために何ができるかを一人ひとりが考え、多くの企業の方々が復興に尽力された形が現在の広島になっている。この姿こそが広島の誇りであると考えた。広島を支えていただいた全ての方々の誇りが、この復興に凝縮されている。という思いからこのテーマを選ばせていただいた」と語りました。
展示は3つのゾーン~戦後復興・現在・未来をつなぐ~
展示は「戦後復興」「現在」「未来」の3つのゾーンがあり、各社の歴史的な展示品やパネルで取り組みが紹介されています。
会場の様子を動画で公開しています!
各ゾーンのテーマとマツダの展示内容をピックアップしてご紹介します。
■「戦後復興」ゾーン:戦後復興の歩み
原爆が投下されたあとの広島の復旧・復興を後押しした電気やガス、鉄道などインフラを担う企業、金融機関、製造業。そして、少しずつ日常を取り戻していく人々を豊かにさせた食品会社や小売、球団。復興の様子や平和の大切さを伝え続けた報道機関。こうして、さまざまな業種の企業が力を合わせ、70年間草木も生えないと言われていた広島を見事に復興させた足跡を紹介しているゾーンです。
マツダの展示:
戦後初の新型車、「GB型」三輪トラックと
パネル内の「Mazda a Pride of Hiroshima」と書かれたパンフレット
マツダは戦後、三輪トラックの生産を通じて広島の復興の一翼を担いました。パネル内の「Mazda a Pride of Hiroshima」と書かれたパンフレットは1949年に海外に向けて発行したもので、その表紙には赤い「GB型」三輪トラックが大きく描かれています。広島で創業し、広島で育まれたマツダの戦後復興にかけたプライドを、先人は世界に向けて発信しました。
その他の展示:
■「現在」ゾーン:広島の魅力と平和都市としての役割
広島の食文化やモノづくりは全国、そして全世界に羽ばたいていきます。また、ビジネスの多角化や文化的事業などにより、人々の生活をより豊かにする取り組みが広がっていきます。これらの取り組みのすべての根底にあるもの、それは平和であること、です。
マツダの展示:
特別塗装を施した現行「マツダロードスター」
「平和だからこそ運転を楽しめる」マツダが皆さまから教えていただいた平和の尊さを表現しています。ボディのカラーは今回の展示用に、ウクライナの国旗をイメージした青色と黄色の特別デザインです。
その他の展示:
■「未来」ゾーン:広島の明るい未来
私たちが受け継いできたもの、作り上げてきたものを、持続可能かつ多様性・公平性・インクルーシブなものとして、次の世代につなぎ、次の世代はさらに次の世代に引きついでいく。それが、争いのない恒久の平和につながるものと信じています。
マツダの展示:
2030 MAZDA PROMISE (マツダの約束)
2030年、遠いけれど近い未来。前向きに今日を生きる人の輪を広げるマツダの約束を動画で紹介しています。
動画は、マツダ公式YouTubeチャンネルからでもご覧いただけます。
その他の展示:
未来ゾーンの展示
また、5月28日には、松井広島市長も来場されました。
会場を視察し、メッセージを記入する松井市長
平和への思いをウクライナに届けよう ~Twitterの投稿で寄付されます~
展示の出口付近には、平和の思いを届けようと、メッセージを寄せるコーナーが設けられています。
「#PrideofHiroshima」
「#ウクライナの人々へ届け」
このハッシュタグをつけて、本展示会に関する感想、もしくは平和のメッセージをTwitterで投稿いただくと、ウクライナ人道支援を目的として、1ツイートあたり100円がPride of Hiroshima展実行委員会から日本赤十字社に寄付されます。
小さなことから・・・の想いが着実に積み重なって、平和の輪が広がっていきます!
来場者の方から寄せられたメッセージ
来場者の声
Pride of Hiroshima展には、これまでに地元広島県内からをはじめ、県外・海外からも多くの方々が来場されています。
■広島在住のご家族
・広島出身だが、地元企業が取り組まれたことなど、知らないことも多く勉強になった。広島の復興については一部学校で学んだこともあったが、知らない内容もあり、これまで知る機会が無かったので良かった。
・展示もきれいだった。車がかっこよかった。
・Twitterでメッセージを届ける企画は、平和への多くのメッセージを共有でき良いと思う、また最後のパネルのメッセージも来場したことを残せるのが良かった。
■海外からの旅行者
・観光で来日。広島は歴史的に外せない場所とのことで訪問した。ウクライナの国旗の色に塗装されたロードスターの座席に座っていると、自分の愛車を思い出して楽しかった。(マツダ車オーナー様)
メッセージを貼るご家族(左) と旅行で広島に訪れたご家族(右)
チリから旅行で来日されたマツダ車オーナー様
最後に
「Pride of Hiroshima展」は6月11日まで開催しています。ぜひひろしまゲートパークの会場(Pride of Hiroshima展公式HPへリンク)に足を運んでいただけると幸いです。
マツダは地域の皆さまをはじめ全てのステークホルダーの皆さまと「共に創る」こと、そしてつながりの輪を広げる活動を進めてまいります。
―参考―
G7広島サミットに合わせて、自動車業界のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを紹介する展示、「Diversity in Carbon Neutrality -カーボンニュートラルにも、多様性を。- 」も自工会主催で5月18日(木)~21日(日)に開催されました。
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