マツダ工場発 家族との絆を深める活動を実践中!
「うちの家族って、どんなところで働いているのかなぁ」
「どんな仲間に囲まれて働いているんだろう」
「子どもたちに、働く姿を見せてやりたいなぁ」
そう思ったことのある方は多いのではないでしょうか。
マツダの本社工場では、そんな社員や家族のために、家族向けの見学会を行っています。
この春先に行われた車体製造部の見学会では、希望者を募ったところ、2日で約240名の方々に集まっていただきました。皆さん、やっぱり家族の職場が気になるんですね^^
ヘルメットと保護メガネをつけて、いざ工場の内部へ!いつもと違う雰囲気の中、子どもたちから出てきた感想を中心に、見学会の様子をお伝えしていきます。
ロボットがたくさんある車体工場では、「お父さんの会社には、恐竜がいるよ!」
迫力あるロボットの動きを見て、子どもたちには、それが恐竜のように見えたようです。
真剣にクルマをつくるお父さんを見て一言、
「うちのお父さん、いつもより格好いい!」 いつもよりって・・・(苦笑)
「パパ、ロボットを動かせるんだね。すごい!」 お父さんの株も上がりますね!
「大人になったら、僕もマツダに入りたいな」 マツダ社員としても嬉しい言葉です。
最後には、マツダの歴史や今、将来の技術にも触れてもらうべく、マツダミュージアムにもご案内。見学者の中には、昔のクルマを見て当時を懐かしむ人の姿もあれば、最近のクルマを見て、「買って♪」とおねだりする奥さまとお子さんの姿もありました^^
また、マツダの知恵がつまった“カラクリ改善”や機械に触れるなど、体験型の見学会をやることもあります。
工場の音や振動や匂い、そして何より真摯に仕事に取り組む親の姿など、見学会で見て、聞いて、感じたことが、子どもたちの将来に何らかの形でいきるかもしれません。
今回、車体製造部の見学を通して、家族の皆さんからはこんな言葉をいただいています。
「毎日頑張っているんだ。家ではもう少し優しくしようかなと思いました」
「子どもたちの父親に対する尊敬の念が生まれたようです」
「家では仕事の話をしない主人なので、職場を見学できて良かったです」
また参加者の中には、本社工場で働くお父さんに憧れを抱き続けてきた息子さん(19歳)の姿も。
「いつか自分もマツダ関連の仕事に就きたい」と、ひたすら夢にむかって努力され、この春、マツダの販売会社の整備士として内定が決まったそうです!
さらには、見学を通じて気づいたことや、改善のアイデアなどについても、皆さんに伺って、家族目線での改善点を織り込んでいるんですよ。
例えば、階段が滑りやすいとの意見から、滑り止めを設置したり、
手すりの空間に網を張り、子どもの落下事故を防ぐ工夫をしたり。
子どもたちが来ても安心して見学できる環境、すなわちそれは、ここで働く社員にとってもより安全に働ける環境でもあります。
家族見学会を行うことで、社員の高いモチベーションを維持でき、子どもも社会を知る大切な機会になります。また家庭内でのコミュニケーションを増やすきっかけになり、工場自体の改善もつながって、まさによいことづくめ!
マツダはこれからも、日々の改善を積み重ねながら、社員の家族の皆さんや地域に愛され、安心で安全な工場を目指していきます。