MAZDA BLOG
2014.9.1

スタートは世界遺産・安芸の宮島から!マツダの鉄人たちが挑んだ地元・広島「みやじま国際パワートライアスロン大会」。

先日の「剣道部」に続き、今日のブログでご紹介するのはマツダトライアスロン部。
1992年創部、現在部員は59人(うち13名は社外メンバー)。広島はもちろん山口・防府(ほうふ)や関東でも活動しています。現役を退いた部員の多くが練習会のサポートや大会の応援など、トライアスロンに関わり続けているんだそうです。そこにはどんな魅力があるんでしょうか。

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広島県・廿日市市とその周辺で行われる「はつかいち横断みやじま国際パワートライアスロン大会」は今年で8回目。海も山も楽しめるワンウェイコース、しかも世界遺産・厳島神社の大鳥居をスタートするコースとして人気を集めています。あまりの人気ゆえ、申込みはわずか4日で締め切られるほど。マツダトライアスロン部では地元広島で開催されるこの大会を「部の目標大会」と位置付けて、第1回大会から挑み続けています。

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今年の開催は6月29日(日)。マツダからは親和会トライアスロン部を中心に選手22名、応援/サポートに約50名が参加。22名の選手の中には第1回大会から参加し上位を狙うベテランもいれば、この大会がトライアスロンデビューとなる選手までさまざま。いずれの選手も、この大会を目標にして、不安を自信に、自信を確信にかえる練習を積んできました。

スタートの舞台となるのは世界遺産安芸の宮島。厳島神社の海に立つ大鳥居。
選手たちは、国の重要文化財である「千畳閣」でスタートの準備をし、神主のお祓いを受け、海へと向かいます。厳島神社をバックに、大鳥居とそこに浮かぶスイムキャップのコントラストは何とも不思議な光景。それを許された選手たちは、それだけで畏敬の念と幸運を感じるといいます。

ここから対岸の大野まで、広島名産の牡蠣の筏を見ながら2.5km泳ぎ渡ります。全国数ある大会の中でも、海峡を横断する珍しいコース。スイムフィニッシュに現れる選手たちは、さっきまでいた宮島を振り返り、何とも言えない興奮と感慨にふけります。そして、休む間もなく、選手はトランジッションへ。

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続くバイクのコースは、大野の沿岸部から中国山地にむかって駆け上がる、これもまた、全国では珍しいワンウェイの55km。しかしあなどるなかれ、高低差はなんと850m!これが日本一タフなコースと言われるゆえんです。

バイクコース前半の沿道では、驚くほど多くの観客の声援が選手を後押し!知る人の多い、ヨーロッパの有名なロードレース、ツール・ド・フランスを彷彿とさせる光景です。コース中のエイドステーションでは、「水、水っ!」 「バナナっ!」など選手が求めるものをボランティアの方々が大声で伝え、一人でも多くの選手に手渡そうと工夫を凝らします。選手たちが通り過ぎるほんの一瞬に生まれる、見ず知らずの選手と地元住民との心のふれあい。過酷なレースの中で、選手たちの誰もが、心が温かくなり、感謝の気持ちが湧く瞬間である。ボランティアの方々も一体となって創りあげる大会です。

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このコース最大のポイントとなるのが、中盤と後半に待ちうける2つの激坂。フィニッシュ手前の7キロは最大10%の勾配が延々と続くが、このコースが好きという選手が意外と多いのです。沿道の声援からは一変、林道では鳥のさえずりと、渓流のせせらぎが選手の体に染み入ります。
応援団の多くもまた部員であり、ともに練習をしてきたトライアスリート。選手の気持ちは誰よりもわかります。だから、ここというポイントに先回りし、絶妙のタイミングで選手を鼓舞する、これもまた部のチームワークの為せる業。

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つづくランは標高差250mのアップダウンが特徴の20kmに及ぶ広大な森林リゾートコース。
コース中盤の最大標高地点900mにある、もみの木森林公園の折返し点ではこの大会で唯一ライバルとの駆引きが繰り広げられます。相手のペースと自分のペースを推し量り、残りのスタミナと相談して、最後の作戦を練る。森林コースを抜け、田園風景がみえればいよいよ最後の坂!

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「おかえりなさい」の声と盛大な拍手に迎えられて、フィニッシュテープを駆け抜ければ、平地のレースでは得られない至上の達成感が湧きあがります。仲間と一緒にフィニッシュする選手、フィニッシュの向こうで待つ仲間に飛び込む選手、テープを高々と掲げ喜びをあらわす選手。ここではすべての選手が勝者。なぜならば、トライアスロンでは、すべての選手にフィニッシュテープが張られます。多くの祝福の中に、よくここまで来たと、自分を称える自分がいることに誰もが気づきます。また、同伴フィニッシュが許されるこの大会では、応援団や先にフィニッシュした選手が、一緒になってフィニッシュを盛り上げます。中にはご夫婦仲良くという選手もいて、応援団は少し遠慮する場面も(笑) 全員で完走を称える瞬間は選手にとっても、応援団にとっても、感動と至福の時です。

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22名中、21名が7時間以内に完走し、幕を閉じ・・・ないのがマツダトライアスロン部。
フィナーレの後は選手一同と応援団一同が向かい合って整列し、選手から応援団一同に「みんながいたからここまで来れた。ありがとう!」と人目をはばからずに感謝の意を表し熱い一日は締めくくりとなりました。

トライアスロンは、とても個人的な競技です。第3者から援助を受ければ、ペナルティや失格となり、最初から最後まで、すべてを一人でやらなければならないスポーツ。しかし、個人競技だからこそ、そこに挑むためには仲間の存在や日頃の支えが不可欠です。「気持ちが切れそうになった時、あと一歩が出なくなった時、待ってくれている仲間がいるという湧気(ゆうき)が体を前にすすめてくれる。」この素晴らしいスポーツは、ともに楽しむ仲間がいるからこそさらに素晴らしいものになります。今日もマツダのチームウェアに身を包み、練習や大会に臨むマツダトライアスロン部を見かけた際はぜひご声援をよろしくお願いします!

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「はつかいち横断みやじま国際パワートライアスロン大会」公式サイト

http://miyajimatriathlon.com/

 

カテゴリー:イベント