MAZDA BLOG
2015.10.9

【Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015】「ミラノデザインウィーク2015」に出展したアートワークを展示!

芸術の秋を感じていただける、アートなお知らせをご紹介します!

10月16日から東京ミッドタウンで開催される「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」に出展し、『This is Mazda Design. CAR as ART』を開催します。

会場では、4月にイタリア ミラノで開催された「ミラノデザインウィーク2015」に出展した、マツダが独自にデザインしたトラックレーサー「Bike by KODO concept」とソファ「Sofa by KODO concept」を展示します。


Bike by KODO concept


Sofa by KODO concept

また会場では、マツダのデザインテーマ「魂動」に共感して創作された日本の伝統工芸を2点展示します。

1品目は、約200年の歴史を誇る銅板を鎚で繰り返し叩きながら器を成形する鎚起銅器の工房である「玉川堂」の作品である鎚起銅器「魂銅器(こどうき)」も展示。

そして2品目は、金城一国斎さんの作品である卵殻彫漆箱「白糸(しらいと)」も展示。金城一国斎さんは、漆を立体的に盛り上げ、彩色する“高盛絵”という独自の技法を広島で打ち立てた金城一国斎の系譜を受け継ぐ七代目です。


魂銅器


白糸

これらのアートワークは、「CAR as ART(クルマはアート)」ととらえ、研ぎ澄まされた品格である「凛(りん)」、人の情念に訴えかける「艶(えん)」という日本の美意識に根ざした感性を大切にしているマツダが、その表現を試みる過程で生まれました。

10月16日(金)~25日(日)に、東京ミッドタウン プラザ1F キャノピー・スクエア(東京都港区赤坂9丁目7-1)で開催される「This is Mazda Design. CAR as ART」。展示作品の詳細をご紹介します。


Bike by KODO concept

自転車本来の美しさを追求したトラックレーサー。「マツダ ロードスター」と同じくシンプルで艶やかなフレームは、マツダの職人が1枚の鉄板からたたき出し丁寧に成形され、「ロードスター」と同じ意匠の赤色ステッチを施した手縫いの黒革サドルを採用。


Sofa by KODO concept

マツダのデザイナーとイタリアの家具職人の共同作業により生まれたアートワーク。マツダ車に共通する力強いスタンスを表現しながら、「マツダ CX-3」に特長的な研ぎ澄まされ凛とした造形をもつソファです。


「魂銅器」(玉川堂作
鎚起銅器)

玉川堂が長年培った創作精神と魂動哲学が限りなく近いものと受け止め、銅の塊を数人がかりで叩きに叩いて分厚い銅板に打ち延ばすという、銅の板材がなかった時代の技術を再現しました。独特の着色技法と鎚目のパターンが、ダイナミックな美を完成させています。
趣深い工房の様子や、繊細ながらもダイナミックな制作工程を動画でご紹介します。


「白糸」(金城一国斎作
卵殻彫漆箱)

金城一国斎が魂動に感銘を受けて作成したのは「白糸の滝」を表現した彫漆箱。外箱の漆上に、細かく砕かれた卵の殻を一つずつ丁寧に貼りその上に漆を塗り重ねてから表面を研ぎ出し卵殻の模様を再び浮び現す彫漆技法を採用。精緻なディテールによる凛とした雰囲気と磨き上げられた漆の艶やかさを表現しています。
繊細で匠の技を要する制作工程や、神秘的な光を放つ「白糸の滝」を動画でご紹介しています。


「マツダ
CX-3 XD Touring L Package」、「マツダロードスター S Leather Package

今日のマツダデザインの到達点であり、日本のエレガンスを体現するクルマです。CX-3 には知的でクールな品格を、マツダの走りを象徴するロードスターには思わず手を触れたくなるような色気を表現。いずれも「凜」、「艶」を表現しながら、深い奥行きのあるデザインに創り上げました。

20151009_02m20151009_02l

みなさまのお越しをお待ちしております!

20151009_02k
(展示イメージ図)

カテゴリー:イベント