地元広島に育てていただいた感謝をこめて。マツダオープンデーを開催しました。
おかげさまでマツダは、2016年1月30日に創立96周年を迎えました。
広島に創業し、育てていただいた感謝を、まずは地元である本社工場近隣の皆さまにお伝えしたい。その想いから1月31日に、マツダ本社にて「Mazda OPEN DAY 2016(マツダオープンデー2016)」を開催しました。当日は、日頃お世話になっている近隣の皆さまをはじめとする約2,000名をお招きし、社員手づくりでおもてなしさせていただきました。当日の様子をご紹介します。
全長約7kmある、本社敷地内を特別に公開し、「モノ造り博覧会」「コスモスポーツレストア展示」「超低温/高温実験室見学」、開発に使用するテストコースを利用しての「人馬一体試乗会」などを開催。また、お子さまにもお楽しみいただける体験イベントも開催され、たくさんのお子さまに笑顔をいただきました。
マツダ体育館で開催された「モノ造り博覧会」では、マツダブランドを造り上げる開発・生産技術・工場・サプライヤーのモノ造りと歴史を織り交ぜて一堂に公開。また、商品の裏側に隠されたモノ造りのこだわりを、エンジンカットモデルや砂型など、普段見ることのできない設備や部品に触れていただきました。
(左写真:シリンダヘッドを製造する際使用する砂型の組み付けを実際の型でご紹介)
(右写真:プレミアムソウルレッドの質感をテストピースでご紹介)
バーチャルシミュレーション体験には長い列ができ、驚きの声を上げる子どもたちの姿も。また、会場ではアルミの手鋳込み・板金磨き体験などもお楽しみいただきました。
(左写真:バーチャル体験、中央写真:板金の磨き体験、右写真:アルミ鋳込み体験で制作したミニカー)
また社内のテストコースでは、最新車種12台をご用意し、「人馬一体」を体感いただく試乗プログラムを実施。普段からドライビングテクニックには自信のある方から、運転にあまり自信がない方まで、幅広いみなさまに運転を楽しんでいただきました。
アクセラに試乗された谷村さん。少し緊張の面持ちで、最適なドライビングポジションについてレクチャーを受け、いざ、ご試乗。「まだまだ走りたいです!初めてのクルマなのに、いつも慣れ親しんでいるような安心感がありました。楽しかったです!」と嬉しいコメントをいただきました。
宇品地区のカスタマーサービス技術施設では、可愛らしいつなぎ姿の整備士が揃いました!整備体験の後は、「オイルの点検が楽しかった」「クルマの下側を初めて見てびっくりした」など元気に報告してくれました。
真剣に塗装に取り組む子どもたち。会場では、第53回技能五輪全国大会で金賞を受賞した山本香澄(やまもとかすみ)さんが匠塗りを実演。子どもたちから「すごい~」との嬉しい歓声をいただき、暖かい拍手をいただきました。
その他のイベントとして、ツアー形式で歴代のマツダ車の部品を保管している「パーツセンター見学会」も実施。古いクルマから最新車種まで、マツダ車を保有頂いているお客様が補修やメンテナンスの時に必要となる約22万種類の部品を、このパーツセンターから全世界にお届けしています。
ところ狭しと包装された部品が並んだ施設内をご案内。コンテナに梱包物を入れる「バニング場」では、コンテナ内で荷物がくずれないように隙間無く詰め込みます。
それはまるで、テトリスさながらの技術。
その他にも、屋外会場で開催された「マツダ ラジコンカーグランプリ」では、1/10スケールのロードスターラジコンカー30台が集結し、白熱したレースが展開。大人から子どもで夢中でコントローラーを握っていました。
「比べよう!クルマの今・昔」と名付けた子ども向け学習プログラムでは「ファミリア1000クーペ」と現行車「アクセラ」を実際に比較し、クルマの「環境・安全性能」の進化をクイズを交えて楽しくご紹介。
小学校低学年児童や幼児向けにご用意したロードスターの「ペーパークラフト教室」も大人気でした。
また、1月26日~31日には山口県の防府工場でも、日頃お世話になっている地元山口県にお住まいの皆さまを中心に車両組立工場の見学や最新のマツダ車にご試乗いただく感謝イベントを開催し、250名を越える皆さまにお越しいただきました。
ご夫婦でご参加された筒井さんは「自動車工場を見学するのは初めて。次々とクルマがつくられるのは圧巻ですね。CX-3に試乗しましたが、静かでディーゼルエンジンなのに全く違和感なく運転できました」と笑顔。また、ものづくり体験コーナーでは、大学生の方々が童心に返って工作を楽しまれていました。
皆さまからいただく、温かいお言葉と笑顔が私達の原動力です。これからも、マツダを支えてくださるみなさまと一緒に歩んでいきたいと思いますので、宜しくお願いします!