MAZDA BLOG
2016.3.17

【デミオ ペーパークラフト デザインコンテスト】グランプリ決定!本物のミニカーになる作品は?

1月にこちらの公式ブログでも紹介した、夢のクルマをペーパークラフトでつくる「デミオ ペーパークラフト デザインコンテスト」。WONDER!スクール*にて実施していたこのコンテストの結果がついに発表されました。

【結果発表】デミオペーパークラフトデザインコンテスト
https://thewonder.it/html/news/matsuda_paper.html(ワンダースクールオフィシャルサイト)

 

このコンテストは、お子さまが自由な発想でデザインしたマツダ「デミオ」のペーパークラフト作品を画像や動画で投稿いただくもの。審査を行なうのは、実車のマツダ「デミオ」チーフデザイナーです。

おかげさまで312作品ものご応募をいただきました。どの作品もすごくステキで、みなさんのこだわりやデザインへの想いがビシビシ伝わってきました!デザインを一生懸命考えてくれたみなさん、本当にありがとうございます!デザイナーやコンテスト事務局のメンバーで集まって、全作品を一つ一つ、心を込めて拝見し、議論を重ねて審査させていただきました。

20160317_01a

それでは早速このブログでも受賞作品を紹介していきます。まず栄えあるグランプリはこちら!!

 

グランプリ作品:イワトビ・デミオ

20160317_01i

これは5歳の男の子が水族館で見たイワトビペンギンにインスパイアされてデザインした作品。「ペンギンはもう見なくて良いから早く帰ってデミオを作らなきゃ!」と言う程にデザインのイメージが湧いてきたそうです。

「きりっとした目やシュッとした黄色い羽などイワトビペンギンの特徴が見事に表現されており、デミオがイワトビペンギンになって、今にも飛び跳ねたり、走りだして来そうで、非常にカッコいいデザイン」と、デミオのデザインを手がけ本コンテストの審査員代表を務める柳澤 亮(やなぎさわ りょう)チーフデザイナーも大絶賛。

そしてなんと、グランプリ作品は本物のミニカーとして再現され、受賞者に贈呈されます。ミニカーは現在鋭意制作中で、完成次第このブログでも紹介しますのでぜひお楽しみに!!

続いては斬新なデザインを評価するグッドアイデア賞です。ちなみに当初のグッドアイデア賞の受賞枠は5名だったのですが、今回は本当にステキな作品が多く、悩みに悩んだ結果、枠を6名に変更しました。ユニークな視点でデザインされた6作品を一気に紹介します!

 

グッドアイデア賞①:さらに緊張感が加わったマツダデミオ

20160317_01c

中学2年生の男の子がデザインしてくれた作品。魂動デザインによって動物の生命感を持ったデミオに、自分なりの「緊張感」を加えてみてくれたそうで、ボンネット(顔)をチーターの柄に、ドア部分・トランク部分に(チーターの生息している)ジャングルを再現。それによって、デミオに「野生のチーターの心」が強く入り、魂動デザインと混ざり合って野生の動物が持つ「緊張感」を演出してくれました。

本来デミオのデザインコンセプトである「獲物を狩る瞬間のチーター」を作品に込めてくださり、チーターの顔とジャングルをひとつの車にまとめるという目からうろこの素晴らしいアイデアです!

 

グッドアイデア賞②:DEMIO SETOUCHI

20160317_01d

小学5年生の男の子によるこの作品。マツダ本社の所在地広島県の瀬戸内海をテーマにデザインしてくれたそうで、フロントバンパー・ボンネットには波としぶきで躍動感と疾走感、他は瀬戸内レモン、鞆の浦の常夜灯、瀬戸大橋を描いてくれました。背景もこだわって写真を撮ってくださっています。

デミオが波をかき分け、まるで瀬戸内を旅しているようですよね。筆でかいてくれた『ZOOM ZOOM』『魂動』もかっこいい!これからも広島発のマツダを応援よろしくお願いします!

 

グッドアイデア賞③:モノクロタングルカー

20160317_01e

小学4年生の男の子の作品です。白黒の線だけで描かれたいろいろな模様がとってもオシャレ!このままで現代アートの作品として美術館に飾っておけるんじゃないかと思っちゃうほどです。そのセンスをいつまでも大事にして欲しいです!

 

グッドアイデア賞④:水族館カー

20160317_01f

年中の女の子が描いてくれた作品です。水族館が大好きだそうで、環境を整えて海もきれいにしていきたいという想いも込められているそうです。

海の生きものたちが楽しそうにしているのが、とてもよく描けており、一緒に泳ぎたくなります。かわいい絵から、女の子のやさしい気持ちも伝わってきますね!!

 

グッドアイデア賞⑤:雲中

20160317_01g

高校2年生の男子がデザインしてくれたハイクオリティな作品。マツダの基本ポリシーである「いつまでもワクワクするクルマ」に着目し、ワクワクするのはこれまでなかったようなものを見て体験する時だと考えた結果、古典にでてくるような金色の雲を切って空中を走るデミオが浮かんできたそうです。マツダのデザインには無駄なものがなく風や光の反射を利用した造形美があると捉えてくれたそうで、そこから金雲が切られて流れていく様がより繊細に表現できると思い、このようなデザインに至ったとのこと。

狩野永徳の「洛中洛外図屏風」などに代表される金雲にインスパイアされたこの作品。とても目の付け所が良いなあと感心してしまいました。配色のバランスも良く、日本の美の中をダイナミックに駆け抜けるデミオの対比が美しいです。

 

グッドアイデア賞⑥:ジンベイジェットデミオ

20160317_01h

最後は小学3年生の男の子が制作してくれた作品です。ジンベイザメが大好きだそうで、「こんどおきなわに行くときはこんなデミオでちゅらうみすいぞくかんに行きたいな。」というコメントを寄せてくれました。

ジンベイザメの仲間たちと一緒にゆうゆうと楽しそうに泳いでいるデミオで、絵だけじゃなく、ヒレやシッポもつけてくれた点が素晴らしいです!

以上グッドアイデア賞の受賞者6名には、ミニカーセットやラジコンカーなどのマツダオリジナルグッズを贈呈します!

 

いかがでしたでしょうか。

「こんなボディカラーのクルマに乗ってみたい」「こんなイラストをクルマに描いてみたい」など、お子さまの夢のクルマを思いきり描いて欲しい、そしてものづくりの楽しさを感じていただきたい。そんな想いから、開催した今回のコンテスト。小さなお子さまから、デザイナーを目指す学生の方まで、幅広いみなさまに楽しみながらご参加いただき、本当にありがとうございます。

みなさまから応募いただいたすべての作品は以下からもご覧いただけます。
http://thewonder.it/fes/23/description/ (ワンダースクールオフィシャルサイト)

なおデミオ以外にも、ペーパークラフトの用紙をダウンロードできるので、ぜひ、以下の記事から試してみてくださいね^^
https://blog.mazda.com/archive/20150806_02.html (マツダ公式ブログ)

 

今後もマツダは、お客さまとの様々な接点を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指して参ります。

*WONDER!スクール:
Yahoo! JAPANとバンダイによる「子どもの夢中を応援する」子ども向け無料のウェブサイト
http://thewonder.it

 

カテゴリー:デザイン