マツダが3戦連続クラス優勝!Mazda2 SKYACTIV-Dがタイのモータースポーツの最高峰「タイランドスーパーシリーズ」第3・4戦に参戦。
2017年4月にMazda2がワンツーフィニッシュで初クラス優勝した「タイランドスーパーシリーズ」第1戦、第2戦。
第3戦、第4戦は2017年6月30日、7月2日にタイ東部チョンブリ県バンセンにおいて開催されました。
マツダ・セールス・タイランド(MST)は、第1、2戦に続き、Mazda2 SKYACTIV-D(1.5L ディーゼル)を2台用意し、スーパーコンパクトクラスに参戦しました。
スーパーコンパクトクラスは人気のカテゴリーで、フォード フィエスタに加え、ホンダ ジャズ、トヨタ ヴィオス、スズキ スイフトなどが参戦しています。
その中で、MSTは2013年からTSS(タイランドスーパーシリーズ)に参戦しており、2015年から現行モデルのMazda2 SKYACTIV-Dのディーゼルエンジンで唯一参戦しています。一昨年は、ディーゼルエンジンということでレースのレギュレーション上参考出走となりましたが、昨年度はチーム総合成績として年間2位を獲得するなど着実に、チームとして開発の実力を伸ばし、チームワークの結束力も高まっています。
今回も前回同様、43号車5ドアのマナ・ポルンシリチェルド選手(タイ)と55号車4ドアのマイケル・フリーマン選手(オーストラリア)とのタッグで出場しました。
(写真後列右から6番目:マナ・ポルンシリチェルド選手、写真後列右から5番目:マイケル・フリーマン選手)
第3戦は、予選トップタイムをたたき出したマナ選手がポールトゥーウィン。一方のマイケル選手は序盤善戦するも、ホンダ ジャズとのクラッシュでピットインによる応急処置を余儀なくされ、終盤怒涛の追い上げをするも12位でフィニッシュ。
7月2日(日)に実施された第4戦は、第3戦の結果によりグリッドが決まるルール。(※上位5位までが入れ替わる。)第3戦優勝したマナ選手は5番グリッドスタートで、マイケル選手は12番グリッドからのスタート。スタート直後、マナ選手が先方を走る4台を一気にパスし、トップに躍り出ると、その後は他車を寄せ付けることなく、ぶっちぎりで優勝しました!
また、マイケル選手もスタート直後に7位までジャンプアップ。その後も2台をパスして5位でフィニッシュ。のちに4位がペナルティを受けて降格したため、最終結果は4位となりました。
レース後、マナ選手から、「車自体には全く問題はなかったので、安定したレース運びが終始できました。次回もこの調子で優勝できるように頑張ります!」と頼もしいコメントをしてくれました。
一方マイケル選手は、「スタート直後5台を抜いたところまでは良かったが、その直後から油温が130度を超えてしまいパワーダウンしてしまいました。しかし、本コースにおける自己ベストのタイムが出せましたし、今後も車両チューニングの最適解を追求し、結果に繋げていきたいです。」とこちらも頼もしいコメントをもらうことができました。
第3戦、第4戦連続で優勝したマナ選手は、ドライバーズポイント首位でランキングされています。また、チームポイントとしても現在首位で、チームとしての士気もかつてないほど高まっています。
この結果に甘んじることなく、「マツダ強し」、「ディーゼル強し」という印象をタイ国内に広く届け、マツダブランドの継続的な向上に貢献しつつ、またサポートしてくださっているスポンサーさまに対しても期待に応えるべく結果を残していきたいです!
なお、今回はマツダファンへの感謝への気持ちを込めて、Mazda Sales Thailand公式Facebookに「いいね!」を押してくれた方々に対し、ドライバーやプリティとともにスポーツキャップのプレゼントを実施。マツダファンの着実な拡大に貢献しました。
次回のレースは、8月中旬。
次回に備えてチームはすでに準備を始めており、次回も表彰台を目指します。サポートくださるみなさまのご期待に沿える結果につながるよう、決意をあらたにがんばります!
第1戦、第2戦についてはこちらをご覧ください。
▲タイのモータースポーツの最高峰「タイランドスーパーシリーズ」で、Mazda2 SKYACTIV-Dが初めてクラス優勝しました。
https://blog.mazda.com/archive/20170512_01.html (マツダ公式ブログ)