第50回目!マツダ全国サービス技術大会が今年も開催されました。
「技術・サービス・情熱・誇り そのすべてをお客様へ」
このスローガンを掲げ、2018年10月16日に「第50回マツダ全国サービス技術大会」を開催しました。
今年で記念すべき第50回目を迎えたこの大会。お客さまの視点に立ち、最高のサービスが実現できるサービススタッフの育成を促進する事を目的として、55年に渡り開催されてきた伝統ある大会です。
今年も、全国の地区大会を勝ち抜いた販売会社17社20チームが一堂に会し、日頃の鍛錬の成果を発揮し合いました。
凛とした空気の中、開会式がスタート。
一昨年の優勝チーム「甲信マツダ 長野事業部」が優勝杯を返還し、今年の地区大会で一位となった「東海マツダ販売」が選手宣誓を行います。
そして、まず行われたのは「サービス・エンジニア車両修復競技」。開始のホイッスルと共に、一斉に競技がスタートです。
来店されたお客さまに問診を行い、車両の修理をするサービス・エンジニアとしての対応力を競うこの競技。
エンジンやエアコンなどに不具合を設定された車から、適切に原因を発見出来なければいけません。
また、修理のみではなく、お客さまへの説明、そして要望にも応える対応力も必要とされます。
課題に取り組む選手たち。課題を1つクリアする度の笑顔や終了時刻が迫ってくる焦りなど、さまざまな表情が垣間見られました。
応援席の皆さんも、選手と同じく真剣なまなざしで、競技の動向を見守ります。
約1時間が経過。
開始と同様、「ピーッ!」というホイッスルの音でエンジニア競技が終了しました。
お昼休憩をはさみ、午後からは、ロールプレイング形式の「サービス・アドバイザー応対競技」です。
設定は、「車の不具合で来店されたお客様に対し、診断結果をお伝えする」というもの。
プロとしてお客さまに寄り添った対応、熱意あるブランド訴求、会話を通してお客様のカーライフについての情報収集とアドバイスなどを競います。
加えて、急なトラブルに対して「分かりやすく説明、そしてお客さまの不安を解消する思いやりのある応対ができるか」もポイントになります。
臨場感のある設定とムードにこちら側までドキドキしますが、選手はみんな落ち着いてスムーズかつ丁寧に応対をしていました。
そして、エンジニア・アドバイザー両競技が終わり、いよいよ結果発表。
今年の総合優勝は、「大阪マツダ」、準優勝は「甲信マツダ(長野)」、第3位は「東海マツダ(愛知)」でした。
「大阪マツダ」は、26回の連続出場です!
発表の瞬間、監督と選手たち全員から満面の笑顔があふれます。
そして選手の皆さんの第一声は「信じられない!」、次いで揃って出てきた言葉が「支えてくれたチームのメンバーや応援してくれた方への感謝の思い」でした。
「地区大会での悔しさをバネにした全国大会に向けてのさまざまな努力と、監督や大阪マツダの教えが結びついた結果だと思います。吸収した知識や経験をさらに磨き上げ、お客さまへの品質と安心を提供して信頼を得られるようにし、後輩への教育に役立てていきたいと思います」と、大阪マツダの竹島選手は力強く語ってくれました。
また、2日後の10月18日には「第12回マツダオートザム全国サービス技術大会」を開催。
こちらは今年度より、各競技個人戦で、得点を競う形式となりました。
優勝した「マツダオートザム松本ルート19」の塚原選手は、「自分一人の力ではなく、いろいろな方の支えのおかげです。この経験を後輩にも伝えていき、実際の業務に活かしていきたいです。」と笑顔で語ってくれました。
第12回マツダオートザム全国サービス技術大会の入賞者
左から羽場選手、松田選手、塚原選手、堀選手、山地選手、江尻選手
今年も、熱戦が繰り広げられたサービス技術大会。
お客さまに安心してカーライフを送っていただけるよう、マツダのサービススタッフは日々、技術の研鑽に努めています。
今後もマツダは、お客さまとの様々な接点を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
■サービスエンジニアの仕事をご紹介しています。
http://www2.mazda.com/ja/about/dealer/recruit/ (マツダ企業サイト)
■アフターサービス
http://www.mazda.co.jp/carlife/service/ (マツダ企業サイト)
■【潜入取材】世界一は誰の手に? 「マツダサービス技術世界大会」はサービスエンジニアの真剣勝負!(2017年5月開催)
https://blog.mazda.com/archive/20170531_01.html (マツダ公式ブログ)