MAZDA BLOG
2017.5.30

【潜入取材】世界一は誰の手に? 「マツダサービス技術世界大会」はサービスエンジニアの真剣勝負!

“世界各国からマツダのトップテクニシャンが集まり、サービスエンジニアの頂点を決める” と聞きつけ、「サービス技術世界大会」の潜入取材を行いました!

 

まずは、こちらの動画をご覧ください。

「サービス技術世界大会」の臨場感溢れる動画をご覧いただけます。

 

サービス技術世界大会が開催されたのは、5月16日(火)。

世界大会は2004年から開催がスタートし、今年で4回目となります。

マツダはグローバルに、サービススタッフの育成を大切にしています。

“販売会社で働くサービススタッフ自身が心の底からマツダを好きになり、その気持ちをもってお客様に接してもらいたい”。

その想いのもと、9年ぶりの世界大会が、マツダ広島本社で開催されました。

 

 

世界各国から集結したサービスエンジニアの熱き戦い。

この大会に熱い想いを抱き、世界各国から26人のサービスエンジニアが集結しました。

 

 

はたして、優勝チームは…?

 

サービス技術世界大会とは

 

出場国は、各国大会を経て世界6地域で開催された地域大会を勝ち上がってきた11ヵ国、13チーム。

海外の販売会社では、この大会をmaz Tech(マツテック)と呼んでいるんですよ。

 

日本からは、2016年10月に「マツダ全国サービス技術大会」が開催され、21の販社から勝ち上がった甲信マツダと京滋マツダが参加。「マツダ全国サービス技術大会」の模様は、ぜひこちらをご覧ください。⇒https://blog.mazda.com/archive/20161102_01.html

 

 

 

大会ではどのような競技を行っているの?

本大会は、車両競技とユニット競技の2つの競技の合計点を競います。

 

【第一部:車両競技】

車両に設定された故障個所の診断・修復を行います。

 

車両競技では、「ヘッドライトが点灯しない」「エアコンの風が出ない」「エンジンが始動しない」など事前に知っている課題もあれば、車を診断しながら自ら見つけていく課題もあります。

 

【第二部:ユニット競技】

単体部品の診断・点検・調整などを行います。

 

ユニット競技では、「オイル消費が激しい」という不具合があるエンジンの単体部品を計測しながら原因を見つけていきます。

 

いずれの競技も、慎重に課題の原因と対策を探ります。

 

緊張が高まる会場

制限時間は100分。(車両競技70分、ユニット競技30分)

限られた時間の中で、正確かつ迅速に課題に対応していくサービスエンジニア。

 

表情からも緊張感が伝わってきます。

 

各国の応援団から、課題がクリアをするごとに拍手が送られます。

 

そして、「ピ――――」というホイッスルの音とともに、競技が終了しました。

 

大会直後の選手にインタビュー

北米大会で優勝し、本大会のキップを勝ち取った、アメリカ代表のサービスエンジニア、ダニエルさん。

(左写真:アメリカチームのサービスエンジニアとチームコーディネーター、右写真:ダニエル・グリーソンさん)

 

Q.9年ぶりに開催されたサービス技術世界大会についてどう思いますか?

 

「本当に素晴らしいと思います。この大会に来たいと思っているエンジニア、そしてこの仕事を愛しているエンジニアは世界中にたくさんいます。サービス技術世界大会があることで、モチベーション高くチャレンジをしようという、目指すべきものがあるという事は素晴らしいことだと思います。」

 

インタビューの最後に、「私は自分自身の仕事を心から愛しています。」と自信も持って語ったダニエルさん。

大会を通じて自分の仕事に対して愛と誇りを持ち、マツダに関わる全ての人を笑顔にすることに繋がると信じています。

 

 

優勝者は果たして…

世界のトップテクニシャンが集まる世界大会を勝ち抜いたチームは、日本・京滋マツダでした!

 

 

山下 貴俊(やました たかとし)選手は、「これまで、たくさんの人に支えられながら練習に取り組んで来たので、結果を出すことができて本当に良かったです。」と喜びを語り、馬場 亮寿(ばんば あきひさ)選手は、「地区、全国、世界大会と進む中、練習に取り組ませてくれた会社、いろいろと教えてくれた監督たちに感謝しています。」と感謝の気持ちを伝えました。

(左:松下 武志監督、中央:馬場 亮寿選手、右:山下 貴俊選手)

 

松下 武志(まつした たけし)監督は、「多くの方のご協力で参加できたこの経験を、自分自身としても広く伝えていきたいですし、選手も同様に周りへ伝えていってほしいと思います。」と自信を持って語りました。

 

監督、選手共に支えてくれた周りの方への感謝の気持ちを、自分の言葉で語っていたのが印象的でした。

 

 

”お客様の満足を高め、さらにカーライフにおいてマツダ車との生活に感動してもらいたい。”

 

この想いを胸に今後もマツダは、お客さまとの様々な接点を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。

 

▲サービスエンジニアの仕事をご紹介しています。

http://www2.mazda.com/ja/about/dealer/recruit/ (マツダ企業サイト)

▲『サービス技術ユース大会』レポート:若手サービススタッフ対象(2016年10月開催)

https://blog.mazda.com/archive/20161010_01.html(マツダ公式ブログ)

 

カテゴリー:イベント