ロードスター「軽井沢ミーティング2022」:30周年おめでとうございます!
ロードスターファンにとっておなじみの
「軽井沢ミーティング」。
本イベントは、ロードスターファンと有志による
「軽井沢ミーティング実行委員会」が主催し、
ボランティアスタッフの協力を得ながら毎年運営しているイベントです。
新緑眩しい快晴の空の下、5月29日(日)に開催されました。
笑顔で溢れたイベントの様子をレポートします。
単一車種で毎年実施されるイベントとしては世界最大規模!
今年は全国から2,180名、ロードスター1,140台が集まりました。
(提供:軽井沢ミーティング実行委員会)
今回の開催は特別な意味合いがあります。
ひとつは30周年を迎えることです。
そして3年ぶりに例年通りの5月に開催されたことです。
2020年・2021年は新型コロナの影響で10月開催でした。コロナ禍の影響にも負けず、30年間毎年欠かさずに開催し続けてこられたみなさまの苦労は計り知れないものがあったと思います。
マツダとしても大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
ゲートオープンの8時を過ぎると続々とロードスターが入場。
延々とロードスターが続く光景は圧巻です!
みなさん打ち合わせしたかのように揃って屋根を開けて入場するのはオープンカーオーナーならではのこだわり(笑)。
参加したロードスターの内訳はNA型26%、NB型13%、NC型11%、現行のND型50%とのこと。
2015年に発売開始したND型が半数以上を占めている事にも驚きです!
開会式後に行われたのは、参加者のお子さまたちによるペダルカーレース!
こちらも3年ぶりの開催です。自動車レースさながらの実況に後押しされながら、一生懸命頑張る子どもたちの姿に、大人達も思わず笑顔になります。レース後の表彰式ではお子さま同士でメダルが授与されるなど、最後までホッコリした暖かい気持ちになりました。
軽井沢ミーティング30周年のお祝いをマツダとしてもさせていただこうと、昨年発売したND型990Sと、レストアしたNA型を展示させていただきました。さりげなく紅白でお祝いを表現してみました。
気づいてくださった方がいたらよいのですが!
会場で参加されている方のコメントをいくつかお聞きしてみました。
初めてロードスターを購入されたという方からは「仕事で嫌なことがあっても運転しているだけで笑顔になれる!」と嬉しいコメントをいただき、こちらも笑顔になりました。
マツダスタッフによるトークイベントも午前・午後と行いました。
午後に行われたデザインメンバーによるトークイベントでは、ND型チーフデザイナーを最初に担当した中山 雅(なかやま まさし)、現担当の岩内 義人(いわうち よしと)、カラーデザイナーの狩野 梓(かのう あずさ)が登壇。
中山からの「ND型のデザイン、どこを直したらよいと思う?」というドッキリするような質問に対して、「やりたいことは沢山ありますが、変えることを目的にはしたくない」と岩内は力強く回答。
参加者からも質問が出て、とても活気がありました。
余談ですが、中山は自分の愛車で広島から参上。本人のこだわりのようです。(笑)
(左から:中山、岩内、狩野)
(提供:軽井沢ミーティング実行委員会)
このほかにもロードスター関連ショップの出店や、フリーマーケットなどお買い物関係も充実。
目的が無くても、バラエティ豊かなロードスターたちを眺めながら会場を散策するだけでも楽しめます。
何より、ロードスターという共通点だけで、初対面でも話が弾むのもロードスターイベントならではの光景です。
軽井沢ミーティング実行委員会の方の話では、今年は初参加が約4割と例年よりも多かったようです。
新型コロナ発生以降、直接人と会う機会がすっかり少なくなってしまいましたが、改めてこのような交流のすばらしさを実感しました。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間。閉会式が終わり広島本社からやってきたNA型も帰路につきます。
今回も多くのロードスターファンのみなさまとお話させていただき、改めてロードスターはマツダだけのものではなく、ファンのみなさまのものであると実感しました。
マツダもみなさまの期待を超えるクルマづくりに挑戦し、ファンのみなさまと共にロードスターを育て続けていきたいと考えています。
コロナ禍の大変な中でもこのような素敵なイベントを毎年継続されている
主催者のみなさま、参加されたみなさま、本当にありがとうございました。
来年も沢山の笑顔に逢えること、コロナの影響が最小限になるイベントに
なることを心から願っております。