新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の開発において、文部科学大臣表彰を受賞しました。
とても嬉しいお知らせをいただきました。
新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の開発において、マツダの研究者5名が平成27年度科学技術分野における文部科学大臣表彰の科学技術賞(開発部門)を受賞しました。
この賞は「科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者」に与えられるものであり、マツダの受賞は今回が3回目です。なお、表彰式は4月15日(水)文部科学省3階講堂(東京都千代田区)にて行われる予定です。
▲受賞概要
業績名:走る歓びと環境性能を両立する新ディーゼルエンジンの開発
開発担当者:
中井 英二 (なかい えいじ) ワートレイン開発本部
迫野 隆 (さこの たかし) 第2エンジン設計グループ
寺澤 保幸 (てらざわ やすゆき) ワートレイン技術開発部
片岡 一司 (かたおか もとし)パワートレイン技術開発部
鐡野 雅之 (てつの まさゆき)第2制御システム開発グループ
「SKYACTIV-D」の開発においては、燃料混合過程の最適化および、理想の燃焼を追求することで、従来のディーゼルエンジンの常識を覆す低圧縮比14を実現しました。併せて、機械摩擦損失の低減、エンジン構成部品の軽量化を徹底的に行うことにより、従来比20%の燃費向上に加えて、静粛性、低エミッション性も成立させました。
更に、高効率過給などの周辺技術により、ディーゼルエンジンの特徴でもある高トルクに加え、高回転までスムーズに回るエンジンとし、走る歓びと優れた環境性能を高次元で両立させたことなどが高く評価されました。
今後もマツダは、革新的な技術を採用した商品の提供を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
詳しいSKYACTIV TECHNOLOGYの情報は、下記サイトをご覧ください。
▲「SKYACTIV TECHNOLOGY」サイト(マツダオフィシャルウェブサイト)
https://www.mazda.com/ja/archives/skyactiv/
また、マツダ公式ブログでも新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」のさまざまな情報をご紹介しています。
クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D1.5」が生み出される舞台。そこには「夢のエンジン」にかける若手エンジニアの熱い想いがありました。