思わず誰かに伝えたくなる!?「ディーゼルエンジン」6つの勘所【マツダ好き必見】
2月に発売した、国内初「ディーゼルエンジン専用車」CX-3。
“自分のライフスタイルを刺激するクルマ”として、上質なデザインやパッケージング、気持ちの良い走行性能など各方面からご注目いただいています。本当にありがとうございます。
今回はそんな、話題のディーゼルエンジンについて、改めて知っておきたい最も基本的なポイントを6つにまとめてみました。
Facebookで【What’sディーゼル】として何度かご紹介している企画ですが、さらにわかりやすく!
これまで、ディーゼルエンジンに関心がなかった方など、どなたにでもわかりやすくお伝えできたら!と思い、ディーゼルを知りたい方に捧げる6つの珠玉アンサーをご紹介します!
1. 燃料はガソリンじゃない
ディーゼルエンジンは軽油で動きます。ディーゼルエンジンは軽油です。
大事なことなので2回言いました。ガソリンではありません。さらに、“軽”油だからって軽自動車に給油してはいけませんよ(泣)
車の燃料はガソリンだけじゃありません。軽油も主役の一人であることだけは、この機会にぜひ覚えて帰っていただきたいと思います。ガソリンとは親(原油)は一緒ですが、別の燃料です。
ちなみに名前は似てますが、もちろん灯油とも違います(`ω´)キリッ。
(図:原油から精製される石油の種類。軽油とガソリンは違う燃料です!)
2. 「働くクルマ」だけじゃない
ディーゼルエンジンはパワー(トルク)があります。燃費もよく、かつ軽油は値段が安いです。従って、主にバスやトラック、大型の「働く車」に使われてきた誇らしい歴史があります。
日本国内のディーゼル乗用車は厳しい排ガス規制により、2000年代以降はほとんど新型車も発売されず、衰退の一途をたどってきましたが、2012年のマツダCX-5の発売以降、それ以前に比べて約9倍にも成長しているのです。しかも、2014年の販売台数の内訳を確認すると、約60%は、マツダのクリーンディーゼル車をご購入いただいております。
3. 「汚い、臭い、うるさい」←昔 「クリーンディーゼル」←今
かつては「汚い・臭い・うるさい」という弱点があったディーゼルですが、最近では世界最高水準といわれる国内の排ガス規制をクリア。クリーンディーゼルと呼ばれるクルマが登場しています!
いままではディーゼル車の規制はガソリン車に比べて緩やかな規制になっていましたが、最新の規制からはガソリン車並みの厳しい排ガス規制を求められています。
4. ヨーロッパではむしろ主流
ヨーロッパでは新車販売の半数以上がディーゼル車!
EU全体でCO2低減政策に取組み、各国の自動車メーカーが競って「速くて快適・エコで低燃費」な技術革新を進めたことで普及が拡大しました。ヨーロッパでは50%以上をディーゼル車である一方、日本はまだ3%弱です。(2014年の乗用車販売台数)。ちなみにお隣の韓国はディーゼル車が新車販売の40%以上を占めているそうです。
クルマ=ガソリン車、というイメージは日本や米国だけなんですよ。
5. 地球にやさしい
軽油は精製時のCO2排出量がガソリンの約半分!
実は余った軽油を輸出しているほど、ガソリン依存度が高い日本ですが、ディーゼルとガソリンエンジンがバランス良く普及すると、軽油をもっと無駄なく使え、CO2排出量を削減しながら貴重な輸入資源を無駄なく使うことができます。
6. 人の名前
「ディーゼル」は人名です。今から120年前の19世紀末、ドイツの技術者ルドルフ・ディーゼルさんが世界初のディーゼルエンジンを発明されたそうです。彼の発明後、ディーゼルエンジンは機関車や船舶用として使用され、軽量化が進んだ結果、自動車用の動力としても普及していきました。
「多くの人々のために生を受けた」という彼の名言は、たくさんの人の生活を支えるディーゼルエンジンの未来をズバリ予測していたのでしょうか・・・。
ちなみにみなさんは、「ディーゼル」と発音しますか?それとも「ヂーゼル」と発音しますか?どっちでもいいですが、個人的にはご年配の方は「ヂーゼル」と発音される方が多いような気が・・・
ホントにどっちでもいいですが・・・汗。
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いかがでしたでしょうか?
日本ではこれまでガソリン車におされていたディーゼル車ですが、クリーンディーゼルの登場により、最近はハイブリッドカーにも匹敵するエコカーのひとつとして注目を集めています。
ガソリンじゃありません!(`ω´)キリッ
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