「第53回技能五輪全国大会」、マツダ本社工場の選手たちが 初めて3種目で金賞をいただきました。
日本の技術を支える若者が、磨き上げた技術力を競い合う「技能五輪全国大会」。
この「第53回技能五輪全国大会」(12月4日~7日に開催)で、マツダ本社工場に所属する選手が3種目で金賞をいただき、5名が入賞し、うち3名が金賞をいただくいう大変嬉しいニュースが届きました。
この大会は、次世代の日本の技術力を支える若者(原則23歳以下)が日本一の技能者を目指し競い合う、文字通り「技能のオリンピック」です。
金賞を獲得した競技種目は「曲げ板金」「自動車板金」「車体塗装」の3種目。
その中でも「曲げ板金」の種目では、なんとマツダから出場した3名の選手が、金、銀、銅とすべての賞をいだたきました。
(写真:左から久保田さん、藤田さん、山本さん、只重さん、竹田さん)
「曲げ板金」で金賞を受賞した、只重 吏於(ただしげ りお)さんは、昨年の大会では銀賞を受賞。その悔しい思いをバネにこの一年間、ひたすら努力をし続けてきたとか。
「年齢制限もあり、私にとっては今年が最後の大会でした。絶対に負けないと強い思いで取り組みました。今回の大会を通じて、この作品じゃないといけない!と、作品に対する考え方も変わりました。」ととても嬉しそうに優勝の喜びを伝えてくれました。
今回の「第53回技能五輪全国大会」には41職種に約1,200名が参加。
マツダからは「曲げ板金」「自動車板金」「車体塗装」「旋盤」の4種目に10名の社員が、広島県および山口県の代表選手として出場しました。
また、今大会では本社工場のブランド理念の一つである「挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な“道”(ドウ)を極めつづける」5つの道をデザインしたジャンバーを出場選手・コーチ・応援者が着用して、大会に挑みました。マツダ本社工場の5つの道とは、みんなの心を動かす人の「動」、揺るがない堂々とした技術/技能の「堂」、みんなが憧れる商品造りの「憧」、地域を導く工場の「導」、同体質・グローバル同時立上げの「同」です。
大会中、ジャンパーをご覧になった他企業の皆さまから、“道”(ドウ)の意味を質問いただくことも。その心をご説明すると、「マツダのモノづくりへの想いが伝わりますね」など関心を寄せて下さいました。
厳しい訓練や大会に挑む選手やコーチのストーリーをこちらのブログでご紹介しています。
是非ご覧ください。
▲多くの人と育んだ絆こそわたしの勲章~若き挑戦者、最後の「技能五輪全国大会」
https://blog.mazda.com/archive/20150205_01.html (マツダ公式ブログ)
▲穏やかな表情から一変、プロフェッショナルの顔へ。 「技能五輪」自動車板金・花木コーチ、「金メダル」への飽くなき挑戦。
https://blog.mazda.com/archive/20141002_01.html (マツダ公式ブログ)