岡山国際サーキットで「笑顔」あふれる「MAZDA FAN FESTA 2018 in OKAYAMA」が開催されました!
11月24日(土)、25日(日)の2日間、今年で7回目を迎えた「MAZDA FAN FESTA 2018 in OKAYAMA」が、岡山国際サーキット(岡山県美作市)で開催されました。2日間で約6,700名のマツダファンの皆さまに来場いただき、ファン同士、マツダ社員との交流やさまざまなコンテンツ体験を通して、たくさんの「笑顔」が生まれました。
マツダは、クルマやモータースポーツを愛する方々だけでなく、サーキット場が初めての方やご家族連れの方など、多くのマツダファンの方々にマツダがお届けしたい「走る歓び」を体験いただきたいと考え、当イベントに特別協賛しています。
それでは、イベント当日の様子をいくつかご紹介します!
マツダ車の開発哲学を知る
■マツダの衝突安全技術展示・JAFシートベルト安全体験
万一に備えたマツダの衝突安全開発の取り組みや技術を見て聞いて体験できるコンテンツ。
■モノ造り・パワートレイン技術展示
ガソリン、ディーゼル、ロータリーなどのエンジンやその構成部品、ミッションやデファレンシャルなどのギアオイルやそれぞれ新旧部品を展示し、開発担当のスタッフがその違いをご説明。
また、魂動デザインを具現化する金型造りやそれを昇華させる塗装技術など、マツダのモノ造り全般について紹介しました。
広島から来られたご家族はAWDトルク制御の体験をされ、「トルク制御は300段階と細かく設定されていると聞きましたが、0~3段階だけでも感覚が大きく異なったのは驚きです。」と感心された様子。
その他にも「ソウルレッドクリスタルを生み出した塗装技術が素晴らしく、綺麗でした!」「ピストンの構造が細かく考えられていて感動しました!」など、嬉しいコメントもたくさんいただき、スタッフも説明に力が入りました!
展示内容に基づいたクイズも実施され、全問正解したお客さまにはロードスター用の本物のインテークバルブがプレゼントされました。
■モノ造り体験
マツダのモノ造りをお客さま自身に実感いただくため、鋳造スタンプ製作、金型磨きキーホルダー作り、プレス加工バッジ作りを体験できるコンテンツ。
愛媛からグループで来られた方は、皆さまそろってキーホルダーづくりを体験され、「金型磨きは、想像よりも時間と労力がかかる作業だという事がわかりました。みんなで貴重な体験が出来たうえ、キーホルダーのお土産ももらえて楽しかったです。」とご満足の様子。
ご家族で鋳造スタンプ製作を体験した水野さまは、「作業は難しい部分もあったけれど、楽しく体験ができました。実際の工場でもクルマづくりに同じ工程の作業を行っている事を知ることができて、大人も勉強になりました。」と笑顔でコメントを下さいました。
マツダ車の歴史(ヘリテージ)を知る
■ONE MAZDA RESTORE
マツダのヒストリックカーを発売当時の姿に復元する「レストアプロジェクト」。
レストアへのプロセスやマツダの先人達の想い、技術を紹介すると共に、レストア第1号車のコスモスポーツと、現在レストア中の初代FFファミリア(BD系)を展示しました。
ファミリアとの思い出を書いていただく「ファミリア掲示板」には、多くのコメントが寄せられ、その数の多さに初代FFファミリアの人気の高さがうかがえました。
担当スタッフは、「今回展示しているファミリアは、今までレストアした中で一番新しい車種です。お客さまから『これに乗っていました。』『赤のXGに憧れていました。』など、ご自身の思い出話をたくさん聞けた事が嬉しいですね。」と笑顔をみせていました。
■マツダRX-7 40周年 & レーシングロータリー トークショー
2代目3代目RX-7の開発主査を務められた小早川 隆治氏による初代RX-7誕生までの秘話と、10AからR26Bまですべてのレーシングロータリーエンジンの開発に携わった松浦 國夫氏によるロータリー講座は、立見が出るほどの大盛況。
また「R26Bエンジン探求講座」では、当時の開発を担当したマツダの渡邉 一豊が登場。4ローターエンジンの技術的な説明から当時の開発秘話など、こちらも詳しい講義に聞き入る方が多くいらっしゃいました。 |
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マツダ車を体験する
■人馬一体体験試乗
人馬一体の走りを体験できる人気の高いコンテンツ。「マツダの人馬一体の考え方とは何か?」や「正しい運転姿勢」についてレクチャーを受けた後、クルマの揺れ具合が分かるGボウルを取付けたデミオの新旧両車両を乗り比べていただきました。
参加された方からは、「新旧車両の二台は、想像していたよりも明らかな違いでした。新型デミオの揺れの少なさに驚きました!」とのコメントを頂きました。
■ペダルレイアウト操作体験
脚が重く、足裏の感覚も鈍くなる「高齢者疑似体験専用スーツ」を着用し、アクセルとブレーキを踏み間違える原因を、新旧車両の実車を用いて体験いただくコンテンツ。
マツダの新型車両は、人間中心の設計構造からペダルレイアウトを改良し、踏み間違いしにくい仕組みとなっています。
実際に体験された方は全員驚きの表情をみせていました。
お子さま向けマツダ体験
■レーシングカーと記念撮影
ロードスター・パーティレース仕様車と記念撮影。
お子さま専用のレーシングスーツを着用しての撮影は、まさにレーシングドライバー気分で、どれも笑顔や凛々しい姿です。 お父さん、お母さんも思わず笑顔、スタッフもつられて笑顔になる、とても楽しいコンテンツとなっていました。 |
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■キッズ整備体験
マツダのメカニックと同じユニホームを着用し、実際の工具を使用してクルマ点検を体験できる大人気のコンテンツです。
スタッフと一緒に点検作業を行う子どもたちはとても真剣な表情。 体験が終わると「楽しかったー!」と満面の笑みでした。 |
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■広島東洋カープトミカ(RX-7)限定販売
広島東洋カープコラボ限定トミカ(RX-7) | マツダグッズショップでは人気の定番グッズに加え、数量限定の広島東洋カープ×トミカ(RX-7)が販売。 販売開始後すぐに売り切れとなる人気ぶりで、お子さまよりも大人の方に人気でした。 |
レーシングコース
■レジェンドマシンデモラン&レーシングカー同乗走行体験
マツダ787Bをはじめ、これまでのマツダモータースポーツシーンに欠かすことができないファミリアロータリークーペ、サバンナRX-3、RX-7などのレジェンドマシン、現役でマツダモータースポーツシーンを盛り上げているロードスター、アクセラ、デミオなど22台のマシンによるデモランは壮観でした。
このうちスーパー耐久参戦のロードスター、デミオ、アクセラとGLOBAL MX-5 CUP JAPAN仕様のマシン計5台に助手席を装着し、レーシングコースを走る助手席同乗走行体験も行いました。
ジャンケン大会による抽選の結果、当選されたのは25名の皆さま。
「コーナリングの走行が想像以上のGでびっくりしました!」「他のマシンと順位を入れ替えながら走ってくれたので、レース感覚を味わえました!」など、興奮冷めやらぬ熱いコメントをいただきました。
マツダファンフェスタでは、この他にも、ロードスター・パーティレースⅢやマツダエンデュランス、マツダファンサーキットトライアル、エイトリアンカップなどナンバー付き車両によるモータースポーツ競技も開催され、過去最高となる多くの参加者で賑わいました。
■オーナーズミーティング&パレードラン
「同じ車種グループでマツダファンフェスタに集まりたい」という声にお応えして、パドックの一部をオーナーズミーティングの会場として提供し、サーキットパレードラン枠をご用意しました。
今回、岡山で初めてこのミーティングに参加された、CX-8にお乗りの杉本さまは「オーナーズクラブに入って、皆でサーキットを楽しく走れて貴重な経験が出来ました。」、黄色の初代ロードスターで参加の吉原さまは「今回で2回目の参加です。前回は緊張でいっぱいでしたが、今回は楽しく走ることができました。もっと沢山走りたいです!」と2人とも笑顔でコメントを下さいました。
そして、イベントのフィナーレは、オールマツダパレードラン。
今回は過去最高の247台ものマツダ車が参加し、夕闇の岡山国際サーキットのレーシングコースを埋め尽くしました!
今年も天候に恵まれ、笑顔溢れる2日間になりました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。来年もまたここ岡山でお会いしましょう。
■当日のダイジェスト動画もぜひご覧ください!(YouTube)