787Bが疾走!『マツダファン九州ミーティング』が初開催!!マツダも皆さんと走る歓びを共感させていただきました。
マツダ787Bが九州で走る姿を見た方はいらっしゃいますか!?
7月19日(日)に開催された『マツダファン九州ミーティング』(主催:株式会社ビースポーツ)において、実に24年ぶりに大分県のオートポリスで787Bが走行しました!
マツダファン、モータースポーツファンによる参加型イベントを中心に開催されたこのイベントで、マツダも皆さんと走る歓びを共感させていただきました。
会場は200台を越すエントリー車両と2,090名の観客で大賑わい。マツダ車オーナー同士の交流も生まれ、笑顔で溢れた一日となりました。
マツ耐にMazda Women in Motorsportチームが参戦!
メインイベントは、19台が参加したマツダファンエンデュランス(マツ耐)です。今回は、Mazda Women in Motorsportプロジェクト(MWIM)のメンバーから選ばれた3チーム12名も参加しました。
Women in Motorsportは、国際自動車連盟(FIA)、日本自動車連盟(JAF)が提唱するプロジェクトで、モータースポーツにおける女性の活躍を促す活動です。アンバサダーとなっているレーシングドライバーの井原慶子さんの提案にマツダが賛同し、MWINは発足しました。幾度ものトレーニングを重ね、今回、マツ耐参戦までたどり着きました。
マツ耐は2時間半の制限時間を燃料給油なしで、どれだけ長い距離を走れるかを競うレースです。燃費走行しながらいかに速く走れるかが勝敗を分ける、ドライビングスキルだけでなく忍耐力や頭を使った走りが求められます。MWIMの3チームはすべてが完走し、「選抜チーム」はクラス3位表彰台を獲得しました。3チームのメンバーには、マツダから、ソウルレッドをイメージしたお祝いの赤い薔薇の花束をお贈りしたんですよ。
井原さんは、「最高の成績が得られたと思います。選抜チームは表彰台を獲得できました。今後はメディア対抗4時間レースでは優勝を狙いたいですし、来年はグローバルMX-5カップを経て海外にも羽ばたいてほしいです!」と、今後の活動に希望を膨らませています。マツダも今後のご活躍を応援しています!
(写真左:FIA /JAF WOMEN IN MOTORSPORT委員の井原慶子さん)
また、今回は、走るのが大好きなマツダ役員・本部長で構成したチームも参戦しました。完走はなりませんでしたが、参加者の方々と一緒にサーキット走行を行い、ファンの皆さまとも交流させていただきました。
ステージを降りて行われた新型ロードスター・トークショー
新型ロードスター・トークショーは、開発主査の山本がステージから降り、ロードスターを前にして、こだわりの数々をレクチャー。観客の皆さんが頷きながら耳を傾けていたのが印象的でした。
実際に聞かれた方からは、興奮気味にコメントをいただきました。
「山本さんのお話を聞くために来ました。開発の皆さんの情熱を感じることができて、とても満足です。本当にクルマが好きな人たちが作ったんだなぁと思いました。」
「マツダ車は、とても個性的なところが気に入っています。開発主査というとお堅いイメージがありましたが、山本さんはステージから降りてきて新型ロードスターの具体的な特徴をお話され、感激しました。」
100台以上が同時に走ったパレードラン!
マイカーでサーキットを走ることができるパレードランには、新旧様々なマツダ車が集まり、なんと合計100台を越す大パレードとなりました!雄大な阿蘇外輪山に囲まれたオートポリスのレーシングコースを悠々と走ることができ、参加した皆さんは、さぞかし気持ちよかったことでしょう。
また、ナンバー付き車両で参加できるサーキットトライアルは、各車がそれぞれタイムアタックしたベストタイムを競うもので、今回は21台がエントリー。各クラスでコースレコードが更新されました。
日常でも活きるドラポジレクチャー!
また、メインスタンドに隣接するイベント広場では「最新マツダ車体験試乗会」、マツダの開発スタッフによる「ドライビングポジションレクチャー」、生産技術スタッフによる「もの造り展示」コーナーも賑わいを見せました。
ドライビングポジションのレクチャーを受けた参加者は、「自動車メーカーとして、クルマを売るだけでなく、安全に運転を楽しんでもらう為にこの活動をされているという点が、素晴らしいと思います」と、話してくださいました。
もの造り展示では、マツダの“もの造り”に対するこだわりや、最新技術をマツダの技術本部のスタッフが実際のパーツを使って解説。特に、新型ロードスターの大幅な軽量化を可能にしたポイントには、多くの方に関心を寄せていただきました。
「説明いただいた方からクルマへの愛を感じて、好きなことだからこそ追求するのが楽しくて、難しいことも可能にするんだと感じました」と、免許をまだ持っていない若い方にも、マツダのクルマ好きの想いが届いたようです。
最後に、このマツダファン九州ミーティングをプロモートした株式会社ビースポーツ代表の三城伸之さんからも、ファンの皆さまにコメントを寄せていただいています。
「マツダ車は楽しく走るために作られています。私たちはマツダ車オーナーの皆さんが思いっきり走れる場を提供することが使命だと考えており、今回は初開催にもかかわらず多数の方々がエントリーされたので大変嬉しく感じています。また、今回ご参加いただけなかったマツダ車オーナーの皆様も、是非次回マツダファンミーティングや12月に岡山国際サーキットで開催するマツダファンフェスタにご参加いただければ、と思います。心よりお待ちしています。皆で楽しみましょう!」
今回参加できなかった方も、ぜひ今後のイベントに足を運んでみてくださいね!
(写真右:株式会社ビースポーツ代表の三城伸之さん)