森を元気に! ~第10回「マツダの森」森林保全活動をご紹介~
皆さんは、環境保全活動に参加したことがありますか?
今回ご紹介するのは「マツダの森」。
マツダ本社の北東に広がる「広島県緑化センター」内の一部区画(5.85ヘクタール)の愛称で、広島県に名付けていただきました。
森林は、水をきれいにしたり、土砂災害を防いだり、大気中の二酸化炭素を吸収してくれる、地球や生物にとって不可欠な存在。また、森林浴やハイキング、山のドライブでも、人に安らぎと元気を与えてくれる、私たちの暮らしにとっても大切な役割を持っています。
「マツダの森」は、マツダグループ関係者が環境保全活動や森林の働きを学ぶ場として利用しているだけではなく、一般来場者のバードウオッチングコースなどにも活用されているんですよ^^
6月18日、マツダグループ従業員とその家族、地域の社会貢献活動研究会メンバーや、森林保全ボランティア団体など、総勢81名が「マツダの森」に集まり、第10回「マツダの森」森林保全活動を実施しました!
まずは、森林保全ボランティア団体「ふれあい湧(ワーク)」や広島県緑化センターなどで活動されている方を指導者としてお招きし、作業前のミニレクチャー。
子どもたちにもわかりやすいように実験を交えて、健康な森の重要性についてご紹介いただきました。
そしてストレッチ体操で体をほぐした後は、いよいよヘルメットやのこぎりを装備して、森の中へ。
今回、チャレンジしたのは、健康な木々を育むために必要な、除伐作業。
木を切ることで、森に陽が差し込み、風通しもよくなり、森全体が元気になるんだとか。
植えるだけではなく、除伐も重要な森林保全活動の一環なんですね!
切り方のレクチャーを受けた後は、除伐作業を開始。木を切り倒して1.5~2.0m程度に分割します。多くの子どもたちが参加し、使い慣れてないノコギリに、苦戦しながらも一生懸命挑戦する姿が印象的でした。
作業後にあたりを見まわすと、木漏れ日が差し込み心地よい風が流れていました。
除伐作業の重要性を実感した一瞬です。お子さま向けのお楽しみプログラムでは「植物の観察とマップづくり 森の木に手作りネームプレートを付けよう」にチャレンジしました。
図鑑を使い木の名前を調べ、ネームプレートを作るという企画。
マツダの森の植物は、葉の周囲に切れ目のあるもの、葉の表面に毛の生えているもの、葉や葉脈の付き方に違いがあるものなど様々です。
子どもたちは、ルーペで見たり、触ったりして確かめていました。
観察後は、木の形や葉の様子をスケッチ。
遠い昔のカメラが無かった時代、本物そっくりに緻密な絵を描いて木や植物を人に伝えていたという話を聞くと、真剣な表情でスケッチに取り組んでいました。
最後に、幹や枝にオリジナルのネームプレートを取り付けて出来上がり!
マツダの森を訪れる皆さんに、木の名前を知ってもらうきっかけを作りました^^
参加した子ども達からは
「木を切ると、良い事があるなんて知らなかった!」「いろいろな種類の葉っぱがあってびっくり!」
と楽しそうな声があがっていました!
そして今回は、活動の第10回目を記念して、マツダとマツダ労働組合から広島県に、植樹する苗の目録を贈呈させていただきました。
ひろしまの森づくりキャラクター「モーリー」もかけつけてくれ、自分の仲間(樹木)が増えることを喜んでくれましたよ!木を植える時期にぴったりの今年の冬から来年の春にかけて植樹予定です。
マツダはこれからも継続して森林保全に取り組み、私たちのくらしにたくさんの恩恵をもたらしてくれる、より生き生きした森になるよう応援していきます。
マツダの森の活動についてこちらでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
▼「第10回『マツダの森』森林保全活動」と「佐波川流域大平山ふれあいの森づくり(山口県)」(マツダ社会貢献活動レポート)
http://www.mazda.com/ja/csr/social/report/2016mazdamori/
▼マツダが参加している様々な社会貢献活動(マツダ公式ブログ)
bit.ly/blog_syakaikouken
▼「マツダの森」を通じた森林保全活動に協力しています(マツダ公式ブログ)
https://blog.mazda.com/archive/20131217_01.html