エコプロ2018:低環境負荷のバイオエンプラ技術などを展示しています!
アジアを代表する環境・エネルギーの総合展示会「エコプロ2018」*1 が始まりました!
*1 エコプロ2018
期間:12月6日(木)~8日(土)
会場:東京ビッグサイト 東ホール
主催:一般社団法人産業環境管理協会、日本経済新聞社
今回、マツダは新開発した環境負荷を低減しながら高い質感を実現できるバイオエンジニアリングプラスチック(以下、バイオエンプラ)を用いた新意匠2層成形技術の試作品を展示しています。
このバイオエンプラ新意匠2層成形技術は、環境に優しく透明感のあるバイオエンプラを使用した表層樹脂と基材表面に柄を刻み込んだ基材樹脂で2層成形。深みのある色合いと精緻感、陰影感など、従来の技術では実現困難な意匠を実現させながら、環境負荷の低減を可能にします。マツダはこの技術により開発した自動車内装意匠部品を、今後の新型車から順次採用していく予定です。
また、植物由来原料を使用するバイオエンプラは、石油資源の使用量削減やCO2排出量の抑制、無塗装によるVOC *2 の削減により、環境負荷の低減に貢献します。マツダでは、従来材料の塗装が施された部品を超える質感(深みのある色合い、鏡面のような平滑感)を材料着色で実現するなど、高い意匠性を持つ自動車内外装部品としても使用できるように開発。2015年に「ロードスター」の内装意匠部品に初めて採用して以来、現在国内で販売しているすべての乗用車 *3 の内装意匠部品や外装意匠部品に採用しています。
*2 揮発性有機化合物 (VOC:Volatile Organic Compounds)
*3 「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「CX-3」「CX-5」「CX-8」「ロードスター」「ロードスター RF」
このバイオエンプラをはじめ、マツダの技術開発長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」や優れた環境性能と動力性能を両立させた新型エンジン「SKYACTIV-X」、塗装工程における環境負荷低減に貢献しながら高い意匠性・品質を実現する「アクアテック塗装」、そして「環境学習クイズショー」の展示を通じて、マツダのSDGsの目標達成に貢献する取り組みをわかりやすくご紹介しています。
皆さまのご来場、お待ちしています!!
■ご参考
▼エコプロ2018:公式サイト
http://eco-pro.com/2018/
▼マツダ企業サイト:CSR
http://www.mazda.com/ja/csr/
▼ニュースリリース:マツダ、低環境負荷のバイオエンプラ新意匠2層成形技術を開発
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2018/201812/181205a.html