MAZDA BLOG
2024.1.12

クルマでもっとわくわくを ―TOKYO AUTO SALON2024―

1月12日から始まった幕張メッセで開催された東京オートサロン。
世界3大カスタムカーイベントで、1月14日まで開催されます。

マツダは今年、スーパー耐久シリーズの参戦車両などの展示とともに、
MAZDA SPIRIT RACINGブランドとして市販化に向けて開発中のスペシャルモデルのコンセプトカー2台を初お披露目しました。

また、プレスカンファレンスでは、飽くなき挑戦の新しいチャプターの一歩として、2月1日にロータリーエンジン開発グループを立ち上げることについても公表しました。

今回のブログでは、東京オートサロンで語られたプレスカンファレンスの内容やコンセプトカー等について速報でご紹介します。

 

マツダブースで会場発表された2台

クルマを楽しみたい人のブランドへ~プレスカンファレンスで語られた想い

プレスカンファレンスで代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘 (もろ まさひろ)は、
昨年富士スピードウエイや岡山国際サーキットで開催した「マツダファンフェスタ」など多くのファンの皆さまに参加いただいた体験型イベントについて触れ、次のように語りました。

 

「『私たちはもっとクルマのある愉しさを味わい尽くしたい!』そう考えています。

クルマって楽しいよね、出かけるっていいよね、そういう皆さんの前向きの気持ちをどんどん広げていきたい。

走る歓びが生きる歓びに広がっていく、そんな素敵な時間をもっと体験を通して作り出していきたい。

昨年11月にブランド体験推進本部を発足させ、この体験の愉しさを皆さまともっと共有していけるよう活動を進めていき、『クルマを楽しみたい人のブランドへ』と成長していきたいと思います」

また昨年発表したロータリーエンジン搭載のコンセプトカーについても以下のように話しました。

「昨年のジャパンモビリティショーでお披露目した『MAZDA ICONIC SP』(マツダ・アイコニック・エスピー)は、時代が変わっても、その時代に適合したソリューションで、クルマっていいよね、楽しいよねということを提供し続けていくんだ、という私達の思いをコンパクトスポーツカーという形にまとめたものです」

「2ローターのロータリーエンジンをジェネレータとして持つこの独自のシステムは、普段はモーターとバッテリーで駆動するBEVとしてお使いいただけ、出かけた先では、電気を自由に使って楽しめます。

また、キャリーバッグ2人分を搭載し、航続距離を気にすることなく自由にドライブ、旅行も不自由なく楽しめます。

そしてシステム馬力は370馬力で、パワーウエイトレシオが4kg未満と、パフォーマンスも一級品です。このコンセプトカーは、多くの賛同や激励をいただきました。

皆さまに背中を押されて、この夢に近づくべく、2月1日にロータリーエンジン開発グループを立ち上げます。カーボンニュートラル時代に向けた課題をブレークスルーするため、エンジン方式の垣根を超えた広い技術視座と最先端の内燃機関技術を習得し、モデルベース開発の使い手としての鍛錬を経たロータリーエンジンの技術者たちが再結集します。そう甘くはないですが、飽くなき挑戦の新しいチャプターへ一歩進めれば、と思っています」

 

その後、シニアフェローでMAZDA SPIRIT RACINGブランドの代表(ブランドホルダー)に就任した前田育男(まえだ いくお)が登壇。

MAZDA SPIRIT RACINGブランドから登場させるため、市販化に向けて現在開発中のスペシャルモデルのコンセプトカーの2台について紹介。

MAZDA SPIRIT RACINGの取り組みや2024年のモータースポーツ活動計画、コンプリートカーへの取り組みについて紹介しました。

会場発表のコンセプトカー

街中からサーキットまで楽しく走れるクルマを目指し開発中の、MAZDA SPIRIT RACINGブランドが手掛けるスペシャルモデルのコンセプトカー。

従来モデルに対してサーキットではより意のままに操れると共に、日常では上質な乗り味の実現を目指しています。

スーパー耐久レース活動を通して培った足回り、エアロダイナミクスの進化と、それらに合わせた内外装のアピアランスにも磨きをかけています。
「速さ」と「質感」に拘るMAZDA SPIRIT RACINGならではの価値を体現したハイパフォーマンスモデル。

 

■MAZDA SPIRIT RACING RS concept

■MAZDA SPIRIT RACING 3 concept

詳しくはこちらをご確認ください。

会場ではスーパー耐久レースへの参戦計画を発表

カーボンニュートラル燃料を使う参戦車両も展示され、ドライバーも紹介されました。

(左から)55号車のドライバー:関豊、井尻薫、寺川和紘、12号車のドライバー:前田育男、川田浩史、阪口良平、堤優威

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept


MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept


今年も活況を呈した東京オートサロン。もっとワクワクを提供したいというマツダの新たなチャレンジにご期待ください。


グランツーリスモ7
eスポーツタイムアタックチャレンジ

 

 

■MAZDA オフィシャルサイト:TOKYO AUTO SALON 2024

 

東京オートサロン会場の様子

 

以上