CX-8の「隠し球」:トレーラーヒッチに迫る!
「マツダ CX-8」の発表会の写真や展示などで見かけた「けん引」について、気になられた方はいらっしゃいますか?
今回は、けん引のためのオプション用品「トレーラーヒッチ」について、ご紹介します。
早速、トレーラーヒッチに迫ってみましょう。
近すぎですね。撮影している自分自身が映り込んでいます・・・。
この銀色に光り輝く玉は「ヒッチボール」と呼ばれる部品です。けん引するトレーラー側の「カプラー」と連結する部分。連結する直前は、このような感じになります。
ヒッチボールとカプラーとは別に、もうひとつ連結する部分があります。
「ソケット」と呼ばれる部品で、こちらはクルマ側のものになります。ここから、トレーラーの灯火類に電源供給や信号を送ります。
どちらも連結すると、この通り。
マツダとして、国内向けに初めて設定したこのトレーラーヒッチ。CX-8の特長の1つである「多様なカーライフスタイルをサポートする」象徴的なオプションとして、クルマの構想段階から考えられてきました。そして、開発にあたっては「純正」の考え方のもと、信頼性や適合性についての検討が行われています。
例えば、車両側も含めた強度解析や取り付け穴の設定などはマツダとして行い、エンジン性能はけん引時と同等の負荷をかけて検証。ブレーキ性能など実車テストは、三次試験場で実施しています。また、CX-8にはトレーラー・スタビリティ・アシスト(TSA)という機能も標準装備されています。これは牽引走行中、路面状態の変化や横風などによるトレーラーの横揺れを検知すると、状況に応じてブレーキとエンジンをコントロール。トレーラーの横揺れを収束させ、安定して走れるようにサポートします。(けん引していない時は、DSC:ダイナミック・スタビリティ・コントロールとして、車両単独での安定走行をサポートします。)
電気システムや配線の取り回しも考えられています。ソケットの接続を検知すると自動でスマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]、AT誤発進制御[後退時]、パーキングセンサーがOFFとなる便利な機能も備えており、実用性を考慮しています。
また、使用しないときは坂や段差で干渉しないよう、ヒッチボールをマウントごと外し、ソケットは回転して格納することができます。ヒッチボール側を収納するケースも付属しています。まさに「隠し球」ですね!
このように、「使わないとき」の便利さにこだわるのも「純正」ならではの考え方。ちなみにこの収納ケース、「シューズバッグ」からヒントを得たそうです!
このトレーラーヒッチの装着時間はおよそ4.3時間。各パーツは写真で見る以上にがっしりとしています。
最大けん引荷重は積載物を含めて750kg。これは、普通乗用車免許でけん引可能な範囲です。最大垂直荷重は80kgとなっています。
それでは、迫力の走行シーンをご覧下さい!!
(写真用のカメラで撮ったので、手ぶれなど申し訳ございません・・・)
けん引走行にも同乗しましたが、「SKYACTIV-D」のパワーがグイグイとトレーラーを引っ張っていきます。高速での合流もスムーズに加速し、同乗している範囲ではストレスを感じません。
CX-8に「けん引性能を持つ3列SUV」という魅力を与える、このトレーラーヒッチ。「バス釣りやマリンスポーツを楽しまれる新たなお客様層にも好評で、販売も順調に推移していると聞いており、本当にありがたい限りです。トレーラーヒッチを活用して、さまざまなカーライフを楽しんでいただければ幸いですね!」とマツダのオプション用品担当者。
同時に、「トレーラーヒッチは必要に応じてご購入いただくもの。まだトレーラーヒッチを装着されていなくても、『いつかは・・・』とお考えのお客さまが、新しい世界の扉を開くきっかけになるような、夢の広がるオプションとなれば本当にうれしいです。『CX-8を通じてライフスタイルの幅が広がり、家族や仲間との絆を深めて、さらに輝く人生を送って頂きたい』、そんな熱い想いを込めています!」と、笑顔で語ってくれました。
いかがでしたでしょうか?ブログ担当者、普段はRX-8にテントなどを詰め込んでキャンプに行っているのですが、CX-8とキャンピングトレーラーをセットで欲しくなってしまいました・・・。
■マツダ CX-8
http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/
■CX-8 アクセサリーサイト
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/accessories/
■新型「マツダCX-8」の販売が好調-発売後約1ヵ月時点での累計受注台数が12,000台超え-
https://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html