マツダファン東北ミーティング2018 in SUGOが開催されました!(前編)
4月14日(土)、15日(日)宮城県にあるスポーツランドSUGOにて、今年4回目を迎える「マツダファン東北ミーティング2018 in SUGO」(主催:株式会社菅生、主管:B-Sports、特別協賛:マツダ株式会社)が開催されました。
今年は、例年から人気のコンテンツに加えて、新企画をたくさん準備しました。大人からお子さままで楽しんでいただいたイベントの様子を、前編・後編2回に分けてご紹介します!
マツダCX-8 アクティブスタイル展示
こちらの展示では、「クルマを使って人生を楽しんでいただく」ことをコンセプトに、CX-8の用途を広げると話題のオプション「トレーラーヒッチ」を活用した多様なライフスタイルを提案。
担当スタッフは、「実際にお客さまから『こういう生活をしてみたいね、キャンプに憧れるね』と言っていただき嬉しいですね」と笑顔で対応していました。
来場された松葉さま一家のお子さまたち。クルマの中で寝転がったり、牽引されているマリンジェットの上に乗ったりと、CX-8とアウトドアの楽しみを満喫ですね!
人馬一体試乗
このコーナーでは、クルマの揺れ具合が判断できるドライブトレーニングツール「Gボウル」を乗せた新旧デミオの比較試乗を実施。
まずは、人馬一体の走りに重要な正しいドライビングポジションの設定方法を説明。そして新旧デミオを比較運転し、新型デミオの滑らかに動く気持ちよさや、意のままに操る人馬一体の走りを体感してもらいました。
参加された松岡さまは、「マツダのクルマに対する思いが本気なのが伝わりました。自分は古いデミオに乗っているのですが、新型デミオを運転して揺れの少なさに驚きました。旧型デミオではGボウルを落としてしまいましたが、新型デミオでは最後まで落とさずゴールができたので嬉しかったです」と、感想をいただきました。
先進安全装備同乗試乗
マツダの先進安全装備(衝突被害軽減ブレーキ、AT車のペダル踏み間違いによる事故低減技術)を体験(スタッフが運転するクルマに同乗)するコーナーです。
衝突被害軽減ブレーキ体験では、乗る前は緊張していた様子のお客さまも、実際の体感後には笑顔と共に感心されていたことが印象的でした。
ペダルレイアウト操作体験(高齢者疑似体験スーツ着用)
マツダが目指す、人間中心の設計思想を理解してもらう企画です。
高齢者疑似体験スーツを着用すると、膝が曲がりにくく、足の裏の感覚も鈍くなった状態になります。そこで新旧車両のペダルの踏み比べを行い、人間中心の設計思想に基づくマツダ車のペダルレイアウトの良さを分かりやすく体感いただきました。
(体験者:大貫さま)
体験された大貫さまからは、「明らかに違いますね。新型ペダルだと足がスムーズに横に動き、ブレーキの真ん中を踏むことができます。対して旧型はブレーキを踏めるのですが、右端をギリギリ触れている感じでした。実際に自分の足の動きを目で確認し、踏み間違いが、いかに危ない事なのか実感できました」と、感想をいただきました。
モノ造り展示
こちらでは、エンジン、ミッション、車体、車両を製造する生産技術に関わる展示を行いました。
魂動デザインを具現化する金型造りやソウルレッドクリスタルメタリックを生み出した塗装技術など、パーツや用具に加えて説明パネルや動画の展示も実施。エンジニアのこだわりや、工夫を紹介しました。
(左:保科さま)
ご来場された保科さまからは、「特に印象に残っている話は、塗装技術です。説明を聞いていくうちに、同じ赤でも全く違う色だと気づき、とても奥が深い世界だと感じました。マツダの技術スタッフの方々とお話し、仕事に対する熱意とこだわりに感動しました」と、感想をいただきました。
モノ造り体験①キーホルダー磨き体験
金型磨きは、デザイナーの意図と想いを忠実に再現する金型製作の要となる作業です。
このコーナーでは、金属の「磨き」の難しさと奥深い魅力を体感してもらうことが目的。磨けば磨くほど綺麗になることに夢中にになっている女性の姿や、一生懸命に磨いた出来上がりに満足げな笑顔になったお子さまの姿が印象的。「若い世代の方にもモノ造りの楽しさを知ってもらい、伝承していきたいですね」と、担当スタッフは語ります。
(堀部さま一家)
お子さまと一緒に体験できると家族で参加した堀部さまは、「磨くだけでも、こんなにも力が必要なことに驚きました。子供も楽しめるのが嬉しいですね」。そう語るご両親の横で、真剣に磨きをかけるお子さま。親子で楽しまれたご様子でした。
モノ造り体験②プレス加工体験
こちらは、プレス加工のうち「マーキング加工」を体験し、イベントオリジナルのマグネットを製作するコーナーです。
ロードスターのフロントフェンダー加工で発生する端材に、約8トン(およそアフリカ象1頭分)の力を加え、マツダのロゴ(実際のクルマに使われている工具を使用!)やイベントロゴ、オリジナルの数字(日付・誕生日・クルマのナンバーなど)を刻印できるという内容。
ロードスターのフェンダーに使われているアルミは他の金属に比べて伸びにくく、プレス加工する際に無理な力を加えるとすぐにひび割れが起きる性質があります。そんな扱いが難しいアルミを一回のプレス加工で綺麗に伸ばす技術に、マツダのモノ造りに対するこだわりを感じてもらいました。
「お客さまと接し、人馬一体に対するこだわりを貫くマツダへの期待と、『マツダ頑張れ!』の言葉をいただいた時は背筋が伸びましたね」。そう語ってくれた担当スタッフは、改めて気持ちを引き締めた様子。
親子で体験されたお客さまは、「発売当時からずっと赤いNAロードスターに乗っています。ロードスターの端材を再利用していることが、すごく面白くて嬉しかったです」と、話されていました。
レーシングスーツでの記念撮影コーナー
お子さまに、レーシングスーツに着替えて記念撮影をしていただくコーナーも人気でした。
なお、この日はいつも人気のキッズ整備体験も企画されていましたが、残念ながら強風により中止に。楽しみにされていたご家族のみなさまには、お詫びの気持ちでいっぱいです。
故 山本健一氏 追悼展
マツダの6代目社長であり、世界でマツダだけが成し得たロータリーエンジンの量産化実現に多大な貢献を果たした山本健一氏が、昨年12月に95歳で亡くなりました。
このコーナーでは、山本氏の功績を紹介するとともに、マツダ 787B 55号車(レプリカ)も展示し写真撮影も行いました。小さいお子さまから長年ロータリーエンジンを愛して止まないオーナーの方まで、目前の787Bが放つ凛とした雰囲気に緊張しながらも、幸せそうに撮影を楽しんでいました。
次回の後編では、東北ならではのイベント、サーキットならではのイベントの様子をお伝えします!!