GVCは愛犬にも優しい?-ワンちゃんと一緒にドライブしてみました!-
週末などのドライブ、愛犬と一緒という方も多いと思います。
実は、犬も車酔いするらしいのですが、ご存じでしたか?
マツダの車に搭載されている技術に、クルマの動きを滑らかに制御する「G-ベクタリングコントロール(以下、GVC)」があります。ドライバーだけでなく、乗員のすべての方に快適なドライブを楽しんで頂けるよう、開発された技術です。
※GVCは現在、マツダのCX-8、CX-5、CX-3、アテンザ、アクセラ、デミオに標準で搭載されています。
■ GVCについて、詳しくはこちら(マツダオフィシャルサイト)
http://www.mazda.co.jp/beadriver/dynamics/skyactiv/gvc/
GVCが搭載されたクルマでは、人間だけでなく、ワンちゃんも快適なドライブを楽しめるのでしょうか?
そこで、ペットのプロである獣医師の方をはじめとする、ペット保険を扱われているアニコム損害保険株式会社(以下、アニコム損保)の皆さまにご協力いただき、ワンちゃんと一緒にGVCが搭載された「マツダ CX-5」と「マツダ CX-8」の走りを体感いただきました。
試乗では、東京の西新宿から首都高を通って外苑までを往復。カーブも多く、人間であれば何度も大きく体を振られることもあります。
まずは、ご試乗された獣医師さんや、アニコム損保のみなさんの感想です。
「GVCの搭載された最新のCX-5は走行中の振動が少なく感じました。カーブでは前席だけでなく後席も振られ方が小さく、荷室で移動することの多いワンちゃんにとってもメリットだと思います」
「以前、犬を連れてクルマで出かけたときに、カーブや停止・発進の際に体が揺すられてしまい、犬が気持ち悪くなってしまったことがありました。今日試乗した車は揺れが少なくて、とても快適でした。高速道路のつなぎ目で、クルマの縦揺れをあまり感じなかったのにはびっくりしました」
「あらゆるシーンで上下動がピタッと止まるGVC技術が入ったクルマは、ケージに入れないといけない動物でも、ケージの中で踏ん張らずに済むため、安心してドライブが楽しめそうに感じました」
などのコメントをいただきました。
実際に試乗したワンちゃんの様子はどうだったのでしょうか?
試乗会に参加したゴールデンレトリバーのリッカちゃんの、ドライブ中の様子を動画でご覧ください。
カーブに差し掛かるとリッカちゃんの体は少し傾きますが、リラックスして乗っているように見えます。飼い主の方のお話では、「リッカちゃんは、とても快適に乗っている様子です」とのコメントでした。
試乗後には、この動画を見ながら参加者のみなさんと、GVCの開発を担当したマツダ 操安性能開発部の梅津大輔(うめつ だいすけ)、商品戦略本部の本橋真之(もとはし まさゆき)、さらに車両運動力学の見地からアドバイザーとしてお越しいただいたGVC共同開発者の神奈川工科大学 創造工学部 自動車システム開発工学科 山門 誠(やまかど まこと)教授との間で、ディスカッションを行いました。
梅津と山門教授は大の愛犬家。獣医師さんや飼い主の皆さんとの意見交換にも積極的です。
獣医師さんからは、
「犬でも人でも、車酔いの要因は、振動・におい・視界・記憶の4つにあると考えています。振動に関してGVCは大きな効果があると考えられますが、数値化することでより説得感が増すと思います。動物の医療に従事する者として、動物の感情や気持ちを数値化して客観的に見えるようにすることは課題と捉えています。マツダと今後一緒に考えていけると嬉しいです」
という意見もいただきました。
マツダが、GVCを開発した背景には「人間中心の開発哲学」があります。
「人間中心の開発哲学」とは、「人間がクルマに合わせるのではなく、人間に合わせてクルマをつくる」というマツダならではの開発のアプローチです。
今回の試乗会を実施したのは、このGVCが「家族の一員とも言える愛犬にも、人間同様の効果が期待できるのではないか?」と考えたことがきっかけでした。
また、マツダでは大型犬用のペットシートカバーや、ドライブ先でもお出かけしやすくなる小型犬用のエアバギーなど、ペットと快適にドライブが楽しむためのアクセサリーもそろえています。
ぜひGVC搭載のマツダ車で、ワンちゃんとクルマのある生活をお楽しみください!
ペットも含めた「すべての乗員に優しいクルマ」を目指して、今後も独自の技術開発とクルマづくりを続けてまいります。
今後のマツダのクルマづくりにご期待下さい!!
■今回の試乗会にご協力頂いた、アニコム損保さん公式HPはこちら
https://www.anicom-sompo.co.jp/