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2020.9.8

CX-30 開発Stories: クルマとの心地よい一体感を生む走行性能

「MAZDA CX-30」の開発を担当したエンジニアやデザイナーが、このクルマに込めた想いやこだわりをご紹介する「CX-30 開発ストーリー」。

3回目の今回は、走行性能の開発について、担当エンジニアが語ります。

 

人に寄り添うクルマをつくるために

クルマを運転するときに、誰もが行っている「走る」「曲がる」「止まる」。

基本的な動作だからこそ、とことん造り込むことで、思い通りにクルマが動く楽しさや一体感、そして自然と生まれる安心感につながっていくと、マツダでは考えています。

自分が動きたいと思った通りに、クルマが素早くしなやかに反応する。

CX-30の開発では、そんな風に人とクルマのつながりをより密にすることで、自分の手足を動かすように、思い通りに運転する心地よさを届けたいと考えました。車両開発本部の柏村はこう語ります。

 

「例えばハンドルを切ったとき。ハンドルの操作量にあわせて、クルマがどのように反応し、どのくらい動くか?このような指標の最適値を定めて開発を行うと、評価結果に人間の感覚が反映されます。

CX-30では、心地良さや不快感といった『人が本来持っている感覚』をきちんと汲み上げることで、誰もが快適で心地良い運転ができるクルマを目指しました」

 

(右写真:車両開発本部 柏村 祐二(かしむら ゆうじ))

 

それはエンジンの開発でも同じだったと、パワートレイン開発本部の髙田は語ります。

「開発中にお客さまに乗ってもらって『どうですか?もっと加速した方がいいですか?』と直接聞くわけにはいかないですよね。なので、センサーで読み取ったクルマの状態やドライバーの操作情報などを基に『人はどうクルマを走らせたいのか』を緻密に研究しました。」

 

「CX-30では、特に日常でよく使うシーンを想定して、少し遅い車速でのコントロール性を良くしています。例えば、駐車場で空きスペースを探しているときや、寝ている子供を乗せているときなど、少し慎重に運転しますよね。ペダルを少しずつ踏んだり戻したりする時でも、余分な振動やショックを抑え、きちんと思い通りに動くよう開発しました。」

(右写真:パワートレイン開発本部 髙田 健史(たかだ たけふみ))

 

 

クルマへの信頼で、運転が楽しい時間に変わっていく

「高速道路での合流や、前方車両を追い越すための進路変更など、スッと走り出して違和感なく進む。普段何気なくしている操作が、自分の感覚にぴったり合う。そうした小さな積み重ねが、クルマを信頼することにつながると考えています。

そうなることで、運転が単なる移動の手段や退屈な時間ではなくて、楽しい時間へと変わっていくと思います」そう語るのは、パワートレイン開発本部の石井。

 

(右写真:パワートレイン開発本部 石井 洋輔(いしい ようすけ))

 

 

日常でよく使うようなシーンを想定した開発はどのように行ったのでしょうか?

柏村は、試験場の“連絡路”を使ったことを明かしました。

 

「テストコースは、低速から高速までの性能を安全に評価するのに向いています。ただその一方で、止まる、曲がるといったお客さまが日常で使うシーンを想定したテストが難しい面もあります。

そこで目を付けたのが、テストコース間をつなぐ“連絡路”でした。

連絡路は40km/hの速度制限があり、対面通行でまた路面のうねりもあり、日常シーンに近いのです。そこできちんと評価できてから、テストコースを走行するようにしています」

どの車種でも変わらないマツダらしさ

CX-30に搭載するエンジンの魅力について、髙田と石井はこう語ります。

「CX-30には、マツダの新しいエンジンであるSKYACTIV-Xも搭載しています。従来のガソリンエンジンよりも燃費が改善しているだけでなく、レスポンスについてもガソリンとディーゼル、ふたつのエンジンの良さを掛け合わせています。力強い走りと、高回転まで伸びていく気持ちの良い走りの両方を体感していただきたいです。」

「どのエンジンでもマツダが目指しているのは一つ。ドライバーが意のままに操れて、どんな環境でも走りを楽しめること。マイルドハイブリッド機構を搭載したSKYACTIV-Xだけでなく、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンも進化しているのでぜひ体感してみてください。」

※燃費性能の向上をサポートし、より高いレベルの「走る歓び」とリアルワールドでの環境性能を両立した技術

 

どんな動力源であっても、マツダらしさは変わらない。それはすべての車種でのこだわりだと、柏村は語ります。

 

「Mazda3、 CX-30と車種で走りが変わるではなく、どの車種を運転してもマツダらしさを感じて頂ける同じ走りの味になっています。それは私たちが目指しているものが一貫しているからです」

 

いかがでしたか?

CX-30は、人間中心の発想で考えるマツダだからこそできたクルマだと、エンジニアたちは口を揃えて語ります。ぜひ皆さんも機会があれば、CX-30の走行性能を体感してみてくださいね。

 

CX-30の詳細は、マツダオフィシャルサイトをご覧ください

https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/

 

■これまでの連載記事は、公式ブログをご覧ください

開発主査 https://blog.mazda.com/archive/20200722_01.html

デザイン https://blog.mazda.com/archive/20200807_01.html

カテゴリー:クルマ , モノ造り , マツダの人