同乗する人も一緒に感じる「走る歓び」~後席でドライブを楽しむ~
最近は半そでで外出するような暖かい日も多く、夏がすぐそこに感じられますね。
海や山もキャンプや旅行客で賑わい始めるこの季節、夏に向けてクルマで遠出を計画している方も多いかと思います。
ところで、自分が楽しく運転している時、助手席のお友達や後部座席のご家族も快適かどうか、気になりませんか?
同乗する方が運転する方と同様、走る歓びを身近に感じていただけるよう、マツダ車には様々な工夫が凝らしてあります。
今回は、マツダ車の助手席・後部座席に施された工夫をご紹介します。
目次
後部シートに隠された快適ポイント
特に長時間のドライブで快適に過ごすために重要なポイントの一つが、足元の広さ。
足先をどこまで伸ばせるか、かかとをどこまで手前に引けるか。これによって足の疲れ具合も変わってきます。
実は、アクセラ後席の足元空間(足を前後に動かせるスペース)には、広いスペースを確保するため、フロア形状などに工夫が施されています!
例えば、後席に座る方が「かかとを引ける」スペース。
後部座席の下の部分がえぐれていて、ちょうどかかとがおさまるんです。この少しのスペースが、姿勢を変えるとき、乗り降りのときに便利。
私も、実際に座ってみると、足を引いたり伸ばしたり動かすことで、長時間座っていても疲れにくく驚きました。
言われないと気づかないくらいの小さな工夫ですが、快適性がぐんとアップしている感じがします!
後席に座る家族にとっては嬉しいですね^^
解放感と安心感を両立した助手席
助手席に座ると思うこと。
「このクルマは解放感があるけど落ち着かない」「このクルマは乗っていて安心するけど、なぜか狭い感じがする」
実は、ダッシュボードの高さと角度が、この「解放感」と「安心感」に大きく影響しているんです。一方が高まると反比例して他方が不足してしまう、この二つの重要ポイント。
これらを両立するために、座った時に解放的かつ安心できるベストなバランスになるようにこだわっています。
(イラスト:「人間の感覚の数値化」の徹底検証により導き出したインストルメントパネル形状(アクセラ))
後部座席に座っていてもドライビング気分を楽しめる?!
クルマでの長旅、同乗している人は目的地まで車内で一体何をしているのでしょうか。
読書、ゲーム、カラオケ等いろいろありますが、「景色をながめる」「みんなで会話を楽しむ」という方が一番多いのではないでしょうか。
アクセラやCX-3の後席に座ると、前方の視界がとても良いことに気がつきます。
その秘密は、「シートのレイアウト」にありました。
後席のシートを前席の真後ろではなく、少し中央寄りにしているのです。さらに、前席は、左右のシート間を少し広げてレイアウト。
この工夫で、前方の景色が見えやすくより一層の解放感を味わうことができます!
これで、車内のみんなが同じ景色を共有しながらドライブを楽しむことができ、会話も弾みそうですね。
同乗する方にも優しい「人馬一体」
マツダが提唱する「人馬一体」、それはクルマがドライバーの意のままに動くこと。乗り手の思いがクルマに伝わる、「人馬一体」なクルマは、ドライバーに無意識に加わるストレスから解放してくれます。
さらに、ドライバーが思う通りにクルマが動くことで、ステアリング修正・ブレーキやアクセルの加減など、小さな要素で生じる不規則な揺れは少なくなります。
そんな「人馬一体」の滑らかな動きは、乗り物酔いしやすいお子さんや、同乗者にとっても嬉しいことですね^^
カーブの時に頭が綺麗なDの字を描くのが理想的な揺れだとか。ぜひカーブを曲がるときに、意識してみてください。コップに水を張り同じリズムでぐるぐる回してもこぼれない、そんなイメージです。
大切な人とのドライブがもっと楽しくなるように
ご家族や恋人など、大切な人と乗る大切なクルマ。
運転する方にはもちろん、助手席や後部座席のご家族やお友達にも走る歓びを感じていただけると嬉しいです。
基本的には運転手という皆さんも、後席に座るときはぜひ、足元空間、前方の視界、揺れや安心感などに注目してみてくださいね。
クルマ生活をより楽しく快適に。どこまでも進んでいきたくなるような人馬一体を感じてください。
▼初めてクルマを買うときに大切にしたい5つのコト (マツダ公式ブログ)
https://blog.mazda.com/archive/20151015_02.html
▼「ロードスターらしいエンジンサウンド」のこだわりとは? ~五感を使って感じる、走る歓び~ (マツダ公式ブログ)
https://blog.mazda.com/archive/20160307_01.html