最新技術をご紹介!「人とくるまのテクノロジー展2017」
みなさん、「人とくるまのテクノロジー展」というイベントをご存知ですか?
これは、自動車業界の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術展で、1992年から毎年開催されています(主催:公益社団法人自動車技術会)。
今年は2017年5月24日~26日に開催されました。
出展各社が最新技術等を展示した「人とくるまのテクノロジー展2017」から、マツダブースの様子をレポートします。
やってきました、神奈川県横浜市!
今年の会場はここ、パシフィコ横浜です。
目指すはマツダブース!
まず見つけたのは、先日ブログでもご紹介した「迅速耐食性評価法」。
このイベントで、初めて一般の方に公開しました。
会場では、ブログ内で解説を担当した、マツダ技術研究所の浅田 照朗(あさだ てるあき)が説明員として対応していました。
来場者のみなさまに向けて試験を実演し、多くの方に見ていただくことができました。
試験をご覧になっていた、部品メーカーの材料担当の方に話をうかがったところ、「今回の技術は試験時間を圧倒的に短くできるということで、気になって話を伺いました。画期的だと思います。」というコメントをいただきました。
マツダブースで唯一のクルマ展示となったのは、「新型CX-5」。
ドライバーだけでなく同乗者も含めた「乗るすべての人を笑顔にするSUV」をキーワードに、あらゆる領域で「走る歓び」を深化させたクロスオーバーSUVです。
今年2月に発売したばかりのため、初めてご覧になったという方も多かったかも知れません。
技術展示でお披露目したのは、マツダ独自の水性塗装技術「アクアテック塗装」
環境にやさしいマツダの塗装技術を、様々な色の塗板を使ってご紹介しました。
特に、新型CX-5から導入した新開発のボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」は注目の的でした。
従来の「ソウルレッドプレミアムメタリック」をさらに進化させ、ハイライトの鮮やかさとシェードの深みを増したことで、より瑞々しく鮮やかな透明感のある「赤色」を実現しています。
そして、クルマの操縦安定性を向上する新世代車両運動制御技術「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」。
「車両運動制御技術」と聞くと難しいと感じるかもしれませんが、公式ブログでは開発担当者が分かりやすく解説しています。
エンジンの技術展示では、爽快なパフォーマンスと優れた燃費性能を発揮する「SKYACTIV-D」や、ドライバーの安全運転をサポートする先進安全技術「i-ACTIVSENSE」も、実際のエンジンや採用部品とともに見ていただきました。
なお、今年は、自動車技術会70周年ということで、自動車メーカー各社のレジェンドカーたちが、みなさまをお出迎えしていました。
5月30日に誕生から50年を迎えたコスモスポーツも、レジェンドたちとご一緒させていただきました。
「人とくるまのテクノロジー展2017 」は3日間で90,687名もの方が来場し、マツダブースにも多くのみなさまにお越しいただきました。
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
マツダ公式ブログでは、引き続き様々なイベントの情報やレポートをご紹介します。
どうぞご期待ください。