ドライバーの卓越した技術が光る「船積み見学会」をレポートします!
「船積み見学会」というイベントをご存知ですか?
「船積み作業」とは、卓越した技術をもつドライバーが手際よく、そして、高い精度で完成車両を大型自動車専用船に積み込む作業。このイベントは、普段見ることはできない、船積み風景を間近で見学できる、かなり見応えがある見学会なのです。
夏休みを利用し、小学4年生~中学3年生の生徒さんとその保護者の方を、この見学会にお招きしており、今年は8月1日に開催しました。
開催の約1ヶ月前に募集を開始し、毎年多くのみなさまにご応募いただいています。今年は、過去最高の120組(240名)のご応募をいただき、当選確率3倍となりました。ご案内できなかったみなさま、申し訳ありませんでした。m(_ _)m
マツダ敷地内の専用埠頭に接岸された、見上げるほど大きな自動車専用船「グレイシャスエース号」(全長約199.97m、積載能力5,173台)。この大きな船に足を踏み入れた瞬間から、興味深々にシャッターを切り続ける子どもたちの目はキラキラ輝いています。
船の中では、CX-5などのピカピカの新車が、手際よく積み込まれています。ずらりと並んだクルマの隙間は、なんと左右約10センチ、前後は約30センチ。一体、どうしたらこんな精度で駐車できるのでしょうか?
駐車風景を間近で見学すると、サイドミラーも開かず、誘導員の合図に従い、素早くかつ丁寧にクルマを並べるドライバー。そのハンドルさばきに、迷いはありません。船内にずらりとクルマが並んだ、圧巻の景色に歓声を上げていた子どもたちも、撮影を忘れて見入っています。
クルマ固定作業の体験や、操縦室でのレーダーデモンストレーションには、こんな嬉しいコメントをいただきました。
「船の中で車を固定する作業を体験させてもらったところが楽しかったです。固く、大きな力が要ることに驚きました」
「色々質問ができて、船やマツダのことがよく分かりました」
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
昨年開催されました「船積み見学会」の様子を、動画でまとめていますので、ご紹介します。ぜひ、磨き抜かれたドライバーの技術をご覧くださいね。