マツダミュージアム探検隊!〜パート4〜
広島本社にあるマツダミュージアム連載企画の第4弾は技術展示(前編)!
クルマづくりのプロセスを、CX-5を例に紹介しています♪さっそく進んでみましょう。
まず目に飛び込んでくるのが、SKYACTIV技術の展示!
CX-5に搭載している新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」(左)や、新世代高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」(右)。
新世代高性能軽量シャシー「SKYACTIV-CHASSIS」(左)、新世代軽量高剛性ボディ「SKYACTIV-BODY」(右)と、それぞれの実物を目の前で見ることができます。
ところで、クルマのボディはどのようにつくられているかご存じですか?
まず、何百メートルもある大きなロール状の鉄板を伸ばして、プレスする部品の長さや形に合わせて打ち抜きます。
打ち抜かれた鉄板がこちら↓
さらに、成型し、部品の形を作ります↓
その後、余分な部分が綺麗にカットされ、完成します!
余った切れ端は、もう一度溶かしてエンジンの材料にリサイクルされるんですよ。
プレスされたドアやボンネットなどの部品は、溶接で組み付けられて車体の形になっていきます!
この後、塗装工程へと進むのですが、この鮮やかなボディの色、どのように塗装されているかご存知ですか?
いきなり赤色の塗料を塗るのではなく、下塗り(電着)・中塗り・上塗りの3工程で塗料を重ね合わせているのです。また、スリーウエットオンという塗装技術により、中塗り直後の乾燥工程を省略するなどして、塗装工場のCO2排出量を従来比約15%も削減しているんですよ。
さらに進むと、このような部品を発見。なにか見覚えがあるような・・・・。
この丸い形の部品、何か分かりますか?
これは、ステアリング(ハンドル)中心のクラクション部分。中にはエアバッグが入っています。
その他の電装部品やインストルメントパネル(インパネ)などの分解部品も展示。
普段はなかなか見ることができない、クルマづくりのプロセス。
写真では伝わりきらない部分がたくさんあると思いますので、ぜひ機会があればご来館いただき、ご自身の目で確かめてみてくださいね♪
最終回となる次回パート5「技術展示(後編)」では、デザインの仕事をご紹介予定ですので、こちらもお楽しみに!
◇前回の「マツダミュージアム探検隊!〜パート3〜」はこちら。
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