マツダデザインの世界観を紹介する「Mazda Designクルマはアート」広島県立美術館にて開催中!
こちらの醤油瓶や、駅構内で私たちを導いてくれるこちらの看板、これらをデザインした方をご存知ですか?
(写真右:しょうゆ卓上瓶 1961 写真左:新宿駅サイン計画 東日本旅客鉄道株式会社 1989)
これらは、インダストリアル・デザイン(工業デザイン)という概念を切り拓いた榮久庵憲司(えくあん けんじ)氏によってデザインされました。その榮久庵氏の作品を展示した「広島が生んだデザイン界の巨匠 榮久庵憲司の世界展」が2014年11月18日から12月23日、広島県立美術館にて開催されています。
広島が生んだデザイン界の巨匠 榮久庵氏に敬意を表し、マツダは特別協力として、同館1階ロビーにて同期間に「Mazda Designクルマはアート」を開催しています。
マツダデザインのテーマは「魂動(こどう)-Soul of Motion」。その歴史の中で培ってきた高い造形力によって作られたモデルやオフジェなどを3つの視点で構成し、展示しています。
魂動デザインの世界観
マツダデザインでは、乗る人と心通じ合う、まるで生きているかのような生命感あふれるカタチを追求しています。「デザインテーマ オブジェ」は、「魂動」を表現した彫像物。チーターなどの野生動物が持つ無駄なく、均整のとれた美しい骨格や力強さをモチーフにしています。
魂を吹き込むマツダの匠
命を吹き込むことは鍛え上げられた匠の技があってできること。マツダの匠が造形に取り組む姿を映像や道具などでご紹介します。
命を吹き込まれたマツダのクルマたち
魂動デザインを代表する作品「マツダ靭(SHINARI)」のデザインコンセプトモデル、新型「マツダ ロードスター」のデザインモデルやクレイモデルなど、普段目にすることのないモデルを展示。
週末は、秋の行楽シーズンとも重なり、本当にたくさんの方にご来館いただいています。展示会場にお越しいただいた方にお話しを伺ってみました。
名古屋からお越しの荒井さん(上写真左)
「マツダデザインの展示に合わせて広島観光を計画しました。新技術であるクリーンディーゼルと、走りの楽しさに魅かれて、2年前にアテンザを購入しました。展示会には、コンセプトモデル「SHINARI」を楽しみにしてやってきました。間近で見ると迫力が違いますね。ミラーやホイールの立体感も気に入りました。」
広島県熊野町からお越しの松本さん(上写真右)
「息子が、クルマが好きなので、榮久庵展に合わせて寄ってみました。彼は、特に赤のオープンカーが大好きなので、赤のロードスターが気に入ったようです。」2歳の優大君は、新型ロードスターを指でさして、強く頷いてくれました。
広島市内からお越しの上川さん(上写真左)
「美術関係の講師をしています。クルマのデザインに興味があり、お立ち寄りました。コンセプトモデル『SHINARI』は、未来的でカッコいいですね。ライトのラインがキレイだと思います。クルマのデザインに関わる仕事を希望する生徒も多いので、パネルや展示など、参考になりました。」
横浜からお越しの山田さん(上写真右)
「縮景園(美術館に隣接する庭園)から、カッコいいクルマが見えたので、来てみました。『魂を吹き込む』というワードが好きです。クルマはもちろん機能面も気になるけれど、“遊びゴコロ“が大切だと思います。まだ乗ったことがないけれど、その点、オープンカーのロードスターは気になりますね(笑)」
この他にも、美術を専攻されている高校生の方や、クルマの特にタイヤが大好きとシャッターが止まらない9歳の男の子など、幅広い年代の方にご来場いただきました。
会場では、実際触れるクレイオブジェも展示されていますので、この機会にクレイの感触をお試しくださいね。また、モデルカーやキーホルダーなど、マツダグッズを3階 企画展示室にて販売しています。来年発売予定のデミオミニカーが先行発売されていますので、こちらもチェックしてくださいね。
広島県立美術館では、この他にも「マツダデザイン」に関連したイベントを予定しています。
12月20日(土)には、「This is Mazda Design. 『魂動デザイン』を通じた『走る歓び』の具現化」というテーマで、サステイナブル“Zoom-Zoom”フォーラム2014 in 広島を開催。マツダの中牟田泰(なかむた やすし)さんが、新デザインテーマ「魂動(こどう)- Soul of Motion」とは、そして「走る歓び」をどう具現化するのかなど、マツダのデザインについて、ご紹介します。また、技術者・デザイナーとのワークショップなども予定していますので、ぜひお越しください。
今年2014年3月に横浜で開催した会場の様子をこちらのブログでもご紹介しています。
応募方法などの詳細は下記をご覧ください。
▲サステイナブル“Zoom-Zoom”フォーラム2014 in 広島
日時:12月20日(土) 午前の部:10:00~*/午後の部:13:00~*
会場:広島県立美術館 地下講堂、マツダミュージアム*
* 講演後、希望者を対象にマツダミュージアム見学(移動含めて100分)。
講師:中牟田泰(マツダ株式会社デザイン本部アドバンスデザインスタジオ部長)他
募集人数:240名(120名×2部) ※事前申込要
参加費:無料
申込方法:こちらの応募専用サイトよりお申込みください。(PC専用)
募集期間:2014年11月4日(火)~12月2日(火)
お問合せ:e-mail csre@mail.mazda.co.jp、電話(082)287-4066(受付時間 平日10:00~17:00)
秋も深まった紅葉の季節、広島県立美術館に隣接する「縮景園」の木々も、あざやかに色づいています。また、時間やお天気によって変わる風景に、佇むクルマたちも様々な表情を見せてくれます。例えば、夕方は縮景園側に展示された「SHINARI」が窓ガラスに反射して幻想的な風景に。
ぜひ、ご家族やご友人とお誘いあわせの上、「アート」な世界を体感してくださいね^^
クルマに命を与える
This is Mazda Design.
http://brand.mazda.com/ja/design/