ロードスター30周年記念車をお披露目。「AUTOMOBILE COUNCIL 2019」開幕!
往年の名車と最新モデルが一堂に展示されることが魅力の「AUTOMOBILE COUNCIL(オートモビル カウンシル)」。
「CLASSIC MEETS MODERN」をテーマに、過去から現代にいたる歴史(=ヘリテージ)にスポットライトを当て、各々のブランド固有のフィロソフィーや魅力を発信し、日本の自動車文化の創成を図っているイベントです。
今年は春に期間を移し、4月5日(金)から4月7日(日)での開催。
「PRECIOUS SPRING TOWN」をコンセプトに、「大人の趣味人」が集う架空の街で、スケール感のある“春のクルマの宴”を楽しめるイベントとして開催されています。
2016年の第1回から今年で4年目を迎え、マツダも今回で4回目の出展となりました。
それでは、マツダブースの内容をご紹介します。
今年のマツダブース、出展テーマは 「ロードスター ~30年の物語、そして今~」。
ブース全体で、今年で30周年を迎えたロードスターの歴史を表現しています。
初日の4月5日(金)には、30周年記念車のお披露目となるプレスカンファレンスを実施。
常務執行役員 デザイン・ブランドスタイル担当の前田 育男(まえだ いくお)と、ロードスター開発主査兼チーフデザイナーの中山 雅(なかやま まさし)が登壇しました。
まず、前田が「ロードスターをここまで育てて頂いた多くのファン、メディアの皆さまに改めて感謝したいと思います。ありがとうございます」とロードスター30周年の感謝を述べました。
そして、30周年記念車のアンベールへ。
その後を引き継いだ中山からは、まず30周年記念車についてご紹介。
特別色「レーシングオレンジ」には「30年という長きに渡ってロードスターを応援していただいたことへの特別な感謝の気持ち」と「これからもずっとロードスターで“走る歓び”をお届けしていきたい。その決意」を込めたことなどを、お伝えしました。
続けて、今回のマツダブースが「ロードスター30年間の時を超えたストーリーを表現している」ことをご紹介。
今回展示している「初代(赤・1989年のオリジナルモデル)」「2代目(青・10周年記念車)」「3代目(白・20周年記念車)」の色は、30年前にロードスターが世界で初めてデビューしたアメリカのシカゴオートショーに出品された初代モデル3台のボディーカラー「赤・白・青」にならっています。
また、同じくシカゴで展示された「クラブレーサー」もあわせて展示。「このクルマを生み出した人々へのリスペクトと、30周年記念車に至るまでのロードスターの歴史を表現してもいる」ことをお伝えしました。
その後のフォトセッションでは、多くのメディアの皆さまに30周年記念車にお集まり頂きました。
また、ロードスターの始祖とも言うべき、初代モデルのプロトタイプも展示。こちらも注目の1台です。
「ロードスター開発者/デザイナーとマツダOBによるトークショー」では、歴代ロードスターの開発にまつわる秘話が続出。80年代半ばのプロトタイプから4代目まで、ロードスター好きのみならずクルマ好きなら興味津々の話が続出しました。
この日は「プロトタイプ製作や試走時の出来事」「2代目のクーペモデル」「3代目と円高の関係」「4代目のヘッドライトと仏像の眼」などが話題に。
トークショーは、明日4月6日(土)明後日4月7日(日)も11:00~と15:00~の2回、開催する予定です。各回、先着80名で、15分前から受付を開始します。明日明後日と、どのような内容の話が展開されるかも楽しみですね。
また、ロードスター元主査で現アンバサダーの山本 修弘(やまもと のぶひろ)がブース内を案内する「マツダスタンドツアー」も開催しています。
こちらは、展示の各モデルを説明するだけでなく、古い写真も用意するなど開発当時の振り返りの話も。また、展示車両そのものにまつわるエピソードもご紹介しています。
こちらは、明日4月6日(土)明後日4月7日(日)ともに10:00~と14:00~の2回、開催する予定。各回、先着10名で、1時間前から整理券を配布します。
ほかにもレストアサービスや歴史を一覧にしたパネルも展示。
ロードスター30年の歴史に、一気に触れることができる今年のオートモビルカウンシル。
ぜひ、ロードスターの歴史を紡ぐ面々に、会いにお越し下さい。
スタッフ一同、お待ちしております。
■ご参考:マツダ オートモビルカウンシル関連(マツダ公式ブログ)
第4回(2019年、今回):https://blog.mazda.com/archive/20190228_01.html
第3回(2018年):https://blog.mazda.com/archive/20180803_02.html
第2回(2017年):https://blog.mazda.com/archive/20170804_02.html
第1回(2016年):https://blog.mazda.com/archive/20160721_01.html