MAZDA BLOG
2014.7.29

【マツダの歴史】1982年9月 数々の代表車種を生み出してきたマザー工場誕生!

約7年ぶりにフルモデルチェンジし、今月から生産開始した新型デミオ!その舞台となったのは、山口県防府(ほうふ)市にあるマツダの防府工場 西浦地区です。

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実はここ、マツダの代表車種を次々と生み出してきたビッグマザー工場なんです。
1982年に誕生したマツダの乗用車工場。1931年の自動車生産開始から貫いてきた広島県での「1社1工場体制」から「2大生産拠点体制」にシフトするマツダにとって、節目となる出来事でした。

マツダ独自の「多品種混流生産」を軸に、ロボットやコンピューターなどを活用した最新鋭の設備を導入し、高品質なクルマをリーズナブルに生産することを目指しました。その品質の高さから、5年後に操業開始をした米国生産工場のモデルにもなったんですよ。
こちらは当時の写真。
敷地内がまだ空地なのが見えますね。(現在は、第2工場が建てられています)
2枚目は、1981年に操業開始したトランスミッション工場です。

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今日は、ここで生まれたクルマたちを中心に、工場の歴史をひも解いてみましょう^^

そのトップバッターは4代目カペラ(FF初代カペラ)。このクルマ、ご存じの方も多いでしょうか?「‘82~‘83日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、海外でも米国や欧州で受賞するなど、グローバルに高く評価されたクルマでした。

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国内外での順調な販売によって、3年7ヵ月でカペラは生産累計100万台を突破したのです。

1992年に第2工場が稼働をはじめ、年間生産能力は40万台レベルに増加しました。
クロノス、ユーノス800、ランティス、トリビュートなど幅広いモデルを世の中に送り出してきた防府工場。

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一時期、初代ロードスターも生産していたんですよ!

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2002年、マツダのブランドメッセージ『Zoom-Zoom』を体現した商品群第1弾となる初代アテンザ、2003年には初代アクセラを生産開始しました。今も両車種は「Mazda6」「Mazda3」という海外名と共に、国内外で広くお客さまに愛される車種に成長しています。

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そして、防府工場は、2013年に車両生産累計1000万台を達成しました(写真1枚目)。新型デミオは、今年の秋より日本から順次グローバルに導入。これからもマツダ車がグローバルに愛されることを願い、心をこめて一台一台、生産していきます!

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-マツダの歴史関連のブログ記事をまとめています。こちらもぜひご覧くださいね♪
https://blog.mazda.com/archive/tag/index_tag45

カテゴリー:クルマ
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