新型デミオSKYACTIV-Dが初参戦!日本最大級の参加型レース「スーパー耐久レース」にデビューしました!
3月29日(日)に栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」でスーパー耐久シリーズの2015年開幕戦が開催されました!
マツダ車からは5時間耐久レースに、ソウルレッドのデミオ1.5XDが1台エントリーしました^^
このデミオを運転するのは、長くマツダ車でレース活動を続けている、神奈川県逗子市のチームNOPRO。
「2014年スーパー耐久」ではデミオでシリーズランキング3位を獲得した実力チームです。
代表の野上さんは「前モデルのデミオで3位を獲得しましたが、ニューモデルのスポーティモデルである1.5XDの性能を引き出したいと考えたのです」と参戦の意義を語っています。
しかし、開発期間はわずか1ヶ月。なんとかレース仕様に仕立てて挑みます。
「まだライバルと競うレベルではありません。開発は、今後時間をかけてじっくりやります。今回はまず、このパワーユニットの素性をしっかりと掴み、今後のためのデータ収集がメインの目的」とのこと。
デビューレースは、プロドライバーの谷川さん、モータージャーナリストの山田さん、野上さん、そして野上さんの長男の達也さん、4名がドライバーを務めます。
そしてスタート!
スタート後は自分たちのペースを守り、順調に周回を重ねていきます。
第一ドライバーの谷川さんはなかなか交代する気配がありません。なんとひとりで約2時間40分も走ってしまったのです。
このことについて野上さんは、
「タイヤの磨耗や燃費の試験という意味もありました。その結果、300kmを無給油で走れることがわかりました!また、タイヤは均等に摩耗していましたが、まだまだ距離は走れそうです」と答えてくれました。
今回は開発期間が短かったこともあり、6位でゴール。
前大会のような結果とはいきませんでしたが野上さんの表情は決して暗くありませんでした。
「今回レースを完走できたので、データ収集や戦略のヒントを得るなどのその目的は果たすことができました」
と、野上さんにはこの特性を活かすアイディアが既に浮かんでいるのかもしれません^^
一方、ST4クラス(2リットル以下のNA(自然吸気エンジン)車両)にエントリーしたのは、昨年に引き続きシリーズにはTC CORSEと村上モータースのロードスター。
2台のロードスターは昨年シーズンで学んだことをしっかりマシンに反映させて今年の開幕戦に臨みました!
(写真左:TC CORSE、 写真右:村上モータース)
昨シーズンとは見違えるほどの安定した速さを発揮した村上モータースですが、レース終盤にブレーキトラブルが発生してポジションダウン。そして12位でゴール。
そして、村上モータースのトラブル中に逆転して先行したTC CORSEは、10位に入賞してシリーズポイント1を獲得しました!
スーパー耐久シリーズは、この開幕戦の後、スポーツランドSUGO(5月 宮城県)、富士スピードウェイ(7月 静岡県)、オートポリス(8月 大分県)、岡山国際サーキット(9月 岡山県)を経て、最終戦の鈴鹿サーキット(10月 三重県)までに至る全6戦で構成されています。
今シーズン始まったばかりですが、さっそく熱気あふれるレースとなりました^^
2015年の3台の活躍に期待が高まりますね!
2014年スーパー耐久レース最終戦や、メディア対抗で行われる4時間耐久レースはこちらのブログでご紹介しています。
▼「スーパー耐久」。デミオとロードスターが今シーズン最終戦に挑みました!
https://blog.mazda.com/archive/20141211_01.html
▼第25回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース レポート
https://blog.mazda.com/archive/20140922_01.html
▼ニュルブルクリンク24時間レース レポート
https://blog.mazda.com/archive/20140703_01.html