日本人ドライバーが世界3位に!MX-5世界大会の模様をレポートします
9月10日・11日に開催された「グローバルMX-5カップ・エキシビションレース」において、日本人ドライバーの堤 優威(つつみ ゆうい)さんが第2レースにおいて世界3位を獲得しました!
先日、公式ブログでご紹介しました、堤さんと北平絵奈美(きたひら えなみ)さん。
今回は、お二人が挑戦したレースの模様をレポートするとともに、アメリカのカリフォルニア州にある、マツダレースウェイ・ラグナセカについてご紹介します。
「グローバルMX-5カップ・エキシビションレース」が行われたのは、マツダレースウェイ・ラグナセカ。マツダが命名権を有しています。
ゲームで走ったことがあるという方も多いのでは!?
コースは、サーキットの施設から全景が見渡すことができ、写真からもスケールの大きさを感じます。
サーキット内には、様々な立て看板が立てられ、グローバルMX-5カップやWCOTY受賞などMX-5に関するニュースが紹介されています。
全11のコーナーで構成されるマツダレースウェイ・ラグナセカで、有名なのは「コークスクリュー」。
写真を見てください。まるで壁のようです。
ドライバーたちは、他のクルマとバトルをしながら一気に駆け下ります。テクニックはもちろん、度胸が試されるコーナー。初めて走る堤さんと北平さんは、入念に下見を行いました。
「グローバルMX-5カップ・エキシビションレース」が開催された週末、他にも様々なレースがマツダレースウェイ・ラグナセカで行われました。
同じ週末に行われた全てのレースの車両に搭載されたエンジンは全てマツダ製。ロードスターアンバサダー(元開発主査)の山本 修弘(やまもと のぶひろ)がスタートのフラッグを振るなど、「オールマツダ」な週末となりました。
さて、このたび大会に参加したのは19名。ひと足早くアメリカでスタートしたMX-5カップレースで活躍しているレーサーに交じり、堤さんと北平さんも世界一を目指しました。
堤さんが世界3位を獲得したのは第2レース。スタートの5番手から2台を抜かしてチェッカーを受けました。
「タイヤの磨耗をセーブして、後半一気に前に出るつもりでした。でも1台抜いたらチェッカーフラッグが振られていました。」レース後、そう語る姿には、表彰台を獲得したにもかかわらず、悔しさが感じられました。
実は、現地で21回目の誕生日を迎えた堤さん。グローバルMX-5カップ参加者・関係者全員で誕生日のお祝いをしました。
北平さんは、予選で起きたクラッシュの影響で、残念ながら決勝は出場できませんでした。負傷した北平さんのことを想い、ドライバー全員から「ゲットウェルカード」が送られました。
レースでは熱い戦いが行われるグローバルMX-5カップですが、こうしたレース後のドライバー同士の交流も魅力のひとつですね。
最後に、レースの模様を動画でご紹介します。
グローバルMX-5カップについては、専用サイトにて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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