ロードスターと歴史を共にした「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」。25周年を迎える今年「新型ロードスター」がサーキットを駆け抜けました!
みなさん、突然ですが、「4時間」あったら何をしますか?
ウトウトしていたら、はたまた、のんびりテレビを見ていたら、なんとなく過ぎてしまう「4時間」。
その「4時間」に、大人たちが夢中で熱く戦った「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」について、ご紹介したいと思います!
初代ロードスターが発売された1989年にスタートした「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」(主催:B-Sports)。
25回目を迎えた今年は、9月6日(土)に筑波サーキットにて開催されました。昨年の1.5倍をとなる2,639名もの皆さまにご来場いただき、23チームが参戦しました!マツダは参加車両のロードスターを全チームに提供し、マツダからも1チーム参加しました。
「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」は、自動車専門誌やラジオ、ウェブメディアなどのメディアの編集部員やジャーナリストの方々が、自らハンドルを握り、ロードスターを駆って競うレースです。90リットルのガソリン使用量制限や各ドライバーの運転時間制限、前年の成績によるハンディキャップなど、様々なレース規則により、各チームの力量が拮抗し、毎年ドラマティックな展開が生まれます。
この90リットルというガソリン量は、全開で走り続けると4時間を待たずにガス欠になってしまうもの。そのため、このレースを制するには燃料を最後までキープしながら、いかに速く走るかが「カギ」となります。各チームとも綿密な燃費計算のもと、エンジンの回転数や勝負を仕掛けるタイミングなど、作戦に工夫を凝らして効率的な走りを追求します。
決勝レース前のセレモニーでは、マツダチームのアンカーを務める新型ロードスターの開発主査 山本が、このレースがロードスターとファンの皆さまと共に25周年を迎えることができたよろこびと感謝の気持ちをお伝えしました。
16時にスタートした4時間耐久レース決勝は、陽が落ちた後半には、コースアウトによりセーフティーカーが2回コースに入る展開に。セーフティーカー走行中は、一時走行速度が制限されるため、各チーム燃料に余裕がでました。
そのため、各チームともラストスパートはペースを上げ、白熱した戦いが繰り広げられました!4時間の長丁場を制したのは、初出場の「J-WAVE RACINGチーム」!マツダチームも9位で無事完走しました。
また、会場では、9月4日に世界公開されたばかりの「4代目 新型ロードスター・プロトタイプ」も展示。さらに日本で初めて、皆さまの前で「新型ロードスター」がサーキット上を駆け抜けるというサプライズも。
テントからエンジンをかけずに、押されながら登場した新型ロードスター。会場には自然と花道ができ、新型ロードスターはゆっくりとサーキットに向かいます。ここで初めてエンジンを始動!そして、ついに聞こえたエンジン音!!一斉に響く大歓声と、たくさんのシャッター音に包まれました。
サーキット走行を終えた後も、大勢のロードスターファンのみなさんにお集まりいただき、賑わいました。
この他、ロードスター・パーティレースⅡ、マツダファン・サーキットトライアル、アクセラ サーキット体験試乗会やクリーンディーゼル車体験試乗会など、併催レースやイベントが開催されました。
また、同じく25周年を迎える月刊自動車専門誌の「Tipo」とコラボしたパレード「Tipo & Roadster 25th Anniversary Japan Tour」では、およそ100台のロードスターがサーキットでパレードラン!100台のロードスターが走る姿はすごい迫力でした。
また、オールマツダ・ファミリー走行会、サーキット・バスツアーなどなど、25周年にふさわしいアニバーサリー感あふれる素晴らしいイベントとなりました^^
1日を通して「走る歓び」が溢れる、ロードスター25周年という記念すべき年にふさわしいイベントとなりました。ご来場いただいた皆さま、レースにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
これまでの「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」も公式ブログで紹介しています。
▲第24回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース レポート
https://blog.mazda.com/archive/20130924_01.html
▲第23回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース レポート
https://blog.mazda.com/archive/20120912_01.html